米国際貿易委員会(ITC)は20日、小型携帯端末や次世代DVD規格「ブルーレイディスク」の
プレーヤーなどに使う青色や白色の発光ダイオード(LED)製造に関する特許を侵害したとして、
ソニーや松下電器産業などの日本メーカーを含む約30社を対象に調査開始を決定した。
コロンビア大名誉教授のロスチャイルド氏が2月に提訴、ITCが調査開始の是非を検討していた。
米メディアによると、同氏はLED製造に関する研究で知られ、米国内での関連製品の輸入差し
止めを求めている。
調査対象は2社のほか、東芝、日立製作所、パイオニア、三洋電機などに加え、フィンランドの
ノキアや、台湾、シンガポールなどの企業が含まれる。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080321/biz0803210059001-n1.htm