畠山被告に今日判決
秋田県の連続児童殺害事件で、殺人などの罪に問われた畠山鈴香被告の判決が、きょう午前10時から
秋田地裁で言い渡されます。検察側は死刑を求刑していて、司法の判断が注目されます。
裁判の最大の争点は、畠山被告の長女、彩香さんへの殺意の有無です。
検察側は、被告が日頃から彩香さんに潜在的な殺意を抱いていたと指摘。橋の欄干から転落した後に
助けようとしなかったことなどから、確定的な殺意を持って突き落としたと主張しています。
これに対し弁護側は、捜査段階での殺害の自白は強要されたものとしていて、転落は過失で、ショックで
その記憶を失ったと反論しています。
また、近所に住む豪憲くん殺害について、弁護側は心神耗弱状態だったと主張していますが、精神鑑定
では責任能力に問題はなかったという結果が出ています。
検察側は、冷酷非道で矯正は不可能として死刑を求刑しており、司法の判断が注目されます。
判決はきょう午前10時から秋田地裁で言い渡されます。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3807289.html