海外映画ドラマタレントによる吹き替え、『賛成派』47%、『反対派』52%
マイボイスコム、「海外映画ドラマの吹き替え」に関する調査結果を発表
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、『海外映画ドラマの吹き替え』
に関する調査を実施し、2008年2月1日〜5日に15,471件の回答を集めました。本調査結果について発
表します。
【まとめ】
日本の作品とは異なるテイストが好評を博している海外の映画やドラマですが、鑑賞時には字幕や吹き替
えを利用する人が多いことでしょう。本調査では、海外の映画やドラマの吹き替えについて聞きました。
映画館、レンタルDVDやテレビなどを含めた海外の映画・ドラマの鑑賞状況は、「よく見る」が25%、「たま
に見る」が45%となりました。「ほとんど見ない」(19%)を含めると、見たことがある割合は9割に達しました。
海外の映画・ドラマが、「とても好き」は30%、「まあ好き」は57%となり、87%と大多数が好意を示している
ことがわかりました。
海外の映画やドラマを見て良いと思う点は、「脚本」が43%で最多でした。次いで、「作品のテーマ」、「演出
・構成」、「迫力がある」が同率42%で続き、上位となりました。以下は、「配役」(35%)、「心が温まる」、「出
演者の演技」(共に32%)、「音楽」(29%)となりました。
吹き替えの良い点は、「映像に集中できる」、「ストーリーが理解しやすい」が同率47%で上位となりました。
以下、「文字を読まなくてすむ」(43%)、「気軽に見られる」(33%)が続きました。良くない点では、「生の俳
優の声が聞けない」(48%)、「オリジナルの雰囲気が出ない」(46%)、「セリフの意味(ニュアンス)が変わ
ってしまう」(42%)が4割台となりました。
プロの声優ではないタレントや芸能人による吹き替えを、「非常に良いと思う」は3%、「まあ良いと思う」は4
4%となりました。一方、「あまり良いと思わない」は34%、「まったく良いと思わない」は18%で、『賛成派』
(47%)を、『反対派』(52%)が上回る結果となりました。
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=184512&lindID=5