現在の最新作で最後にしても…と思う洋画シリーズ作品ランキング
話題を集めた映画のシリーズ化はビジネスを考えれば当然の流れ――。
続きが見たいファンにとってもシリーズ化が歓迎すべきことであるのは間違いありません。
しかし、あまりに続けすぎて内容がマンネリ化したり、無理な設定が見受けられたり、
「これ以上続編を作るのはやめた方が……」と感じてしまう作品も少なくありません。
そんなシリーズ物映画への「本音」をランキングにしてみると…
「現在の最新作で最後にしても…と思う洋画シリーズ作品ランキング」で1位になった《ロッキー》と2位の《ランボー》は、共にシルヴェスター・スタローン主演の作品。
《ロッキー》は2007年に公開された16年ぶりのシリーズ第6作『ロッキー・ザ・ファイナル』をもって完結を迎えましたが、
思いのほか評価が高かったため今回のテーマに反して「もう1作だけ……」なんて話が出てくるかも。
2位も同じスタローン主演の《ランボー》。最新作『ランボー/最後の戦場』も今年5月に日本で公開予定ですが、
こちらも《ロッキー》同様に続編が作られる可能性は低そうです。同じ俳優が一貫して主役を演じている人気シリーズと言えば忘れてはならないのが、
4位につけたハリソン・フォードの《インディ・ジョーンズ》。19年ぶりに製作された第4作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』は、
今年6月に日本で公開が予定されています。《ロッキー》、《ランボー》、《インディ・ジョーンズ》に共通するのは、
激しいアクションがメインの作品であるにもかかわらず、主演俳優が高齢なこと(2008年2月現在でスタローンが61歳。フォードが65歳)。
無敵のヒーローも年齢には勝てず…今回のランキングで上位入りした最大の理由は「あんまり無理をしないで…」というファンの「思いやり」なのかもしれません。
このほか、《エイリアン VS プレデター》や《スパイダーマン》、《ターミネーター》など、誰もが知っている人気シリーズが上位に名を連ねました。
いずれも「新作が公開されるとつい見に行ってしまう」という人は多いはずですが
、映画を楽しむための重要なスパイスである「サプライズ」がシリーズを重ねるごとに薄味になってしまうのも問題かもしれません。
http://news.ameba.jp/gooranking/2008/03/11801.html