ゲイの創造性の高さは異常

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1 カメコ(山口県)

【ミュージカル】「ワイルド・ビューティ」主演・浦井健治

 宝塚歌劇団の荻田浩一が脚本・作詞・演出を手がけるオリジナルミュージカル「ワイルド・ビューティ」が12日
から東京・銀座博品館劇場で上演される。英作家オスカー・ワイルドの数奇な生涯を描く物語。ミュージカル界で
活躍する浦井健治がワイルドを演じる。(柳谷昇子)

 「幸福な王子」「サロメ」などで知られるワイルドは、小説や戯曲など多様な作品で才能を発揮した一方、女装した
り、同性愛が原因で収監されるなどスキャンダルが多かった。釈放後は不遇な生活の末にパリで死去した。
 「ワイルド−」は、退廃的な19世紀末のロンドンを舞台に、ワイルドの作品や周囲の人々をからめながら波乱の
半生をつづっていく。
 「この作品を見れば単にオスカー・ワイルドのことが分かるということではなく、心をのぞき見ることで人間の葛藤
や思いなど普遍的部分が見えてくると思います。自分に興味をもってほしくてジョークや皮肉を言い続けていた人と
いう人物像もわかる」と浦井。

 平成12年、「仮面ライダークウガ」(朝日系)でデビュー。16年、ミュージカル「エリザべート」への抜擢
(ばってき)で注目を集め、歌、演技、ダンスと三拍子そろった若手俳優として舞台には欠かせない存在だ。
 研究熱心で、役に没頭するタイプ。休みがあれば海外に出かけては視野を広める。今回はワイルドの足跡をたどる
べく、パリにある墓を訪ねた。
 「出獄後にワイルドがパリで何を見て何を思ったかを感じたかった。演じる部分でのストックというか、気持ちの問題
なんですが(笑)。同性愛者で几帳面で美しいものが好きな完璧(かんぺき)主義者というイメージがありましたが、
人間味にあふれた人だったからこそ苦悩し、葛藤し続けたのではと思い始めたとき、親近感がわきました」
 また荻田は「浦井は二枚目の好青年という外見のイメージと、繊細ながら野性的な部分があり、ワイルドの二面性を
露悪的になりすぎずに表現できる人。運命にあらがいきれなかったワイルドの哀しさを含め、人間くさい一代記を描きたい」
と話している。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080309/tnr0803091146003-n1.htm