三星特検、捜査期限延長へ 李健煕会長取り調べも準備
三星(サムスン)グループの裏資金疑惑を捜査している趙俊雄(チョ・ジュンウン)特別検察官(特検)チームは2日、
先日取り調べた李鶴洙(イ・ハクス)三星電子副会長と金仁宙(キム・インジュ)戦略企画室社長を再び呼んで
調べる予定であることを明らかにした。
特検チームの関係者は同日、「確認しなければならない事項があって二人をまた呼んで調べる予定だが、具体的な日程は通報していない」と述べた。
特検チームは先月29日、李副会長と金社長を被疑者として呼んで、
三星の経営権不法承継と裏資金造成疑惑などについて調べた。
また特検チームは、李健煕(イ・ゴンヒ)会長と夫人の洪羅喜(ホン・ラヒ)三星リウム美術館長に対する取調べも準備しているが、
いつ呼ぶかはまだ決めてないという。
1次捜査期間(60日)が9日で終了することから、特検チームは捜査期間を一回延ばすことにした。
特検法によれば、決まった捜査期間内に捜査を終わらせることができないか、捜査対象者の起訴を決めにくい場合、
大統領の承認なしに1次的に30日間、2次的に15日間ずつ捜査期間を延長することができる。
一方、カトリック正義具現全国司祭団は2日、いわゆる「李明博(イ・ミョンバク)政府の閣僚を含めた
三星の金品ロビー対象者リスト」に関連して、「公開するかどうかを慎重に論議する。今週中に発表する計画はない」と発表した。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2008030307678