鍵っ子を抱えている母親へ・・・民間学童「サクラ・はうす」
元小学校教諭らが、経験を活かし、
家庭学習の指導も取り入れた、民間学童「サクラ・はうす」
を市内田村に立ち上げた。「退職したら働くお母さんたちの手助けをしたい」という10年以上前からの思いを実らせた。
学童を立ち上げたのは、代表の重田久美子さんら元小学校教諭の6人の女性。全員が教職の傍ら、自分の子育ても経験してきた。その中で、働きながら子育てをする母親の苦労や、親が働きに出ている鍵っ子の不安げな表情など、両者の生活を目の当たりにしてきた。
そんな経験から、サクラ・はうすの開設には、6人の思いが詰め込まれた。
経営は母親たちの負担を考え、協議制ではなく民間経営とした。部屋には、
教材やテーブル、ウッドデッキなどが設けられ、家庭の延長のような温かい
雰囲気を出しながらも、家庭学習の時間もスケジュールの中にしっかりと
確保している。
重田さんは「ここで宿題を済ませた分、家庭ではお風呂や料理などの
子どもの触れ合いの時間を大事にしてほしい」と仕事に頑張る母親に
メッセージを送る。
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/02_hira/2008_1/02_21/hira_top2.html