<NY原油>輸出停止発言で94ドル台に上昇
11日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、ベネズエラの
チャべス大統領が石油の対米輸出停止を警告したことなどを受けて3営業日続伸した。
指標である米国産標準油種(WTI)の3月渡しは一時、前週末終値比2.73ドル高の
1バレル=94.50ドルまで上昇した。終値でも同1.82ドル高の93.59ドルと
1月14日以来約1カ月ぶりの高値で通常の取引を終えた。
チャべス大統領の発言に加えて、米北東部の冷え込みが強まったことで暖房用油への
需要増の観測も広がり、需給逼迫(ひっぱく)の懸念が強まった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080212-00000009-mai-brf