ハンドボールに続き、ショートトラックでも疑惑の判定が相次ぎ、騒動へと発展する様相を見せている。
2日(以下韓国時間)、カナダ・ケベック市で行われた国際スケート連盟(ISU)ショートトラックのワールドカップ(W杯)で、
韓国人選手7人と韓国女子リレーチームが失格となる出来事が起こった。
しかも失格処分となったレースのほとんどは、メダルがかかっていたレースだった。
ソン・ジェグン代表コーチは4日、本紙との電話インタビューで「今大会は審判のほとんどが主催国カナダや米国の人間で固められていた。
彼らは、自国の選手に対して有利となるよう取り計らった。ビデオ分析で見ても何ら問題がなかったにもかかわらず、
ルールにもない判定で失格処分にされた」と憤りをあらわにした。
実際、失格処分となった8レースのうち、実に7レースがカナダ、米国の選手らが出場していたこともあり、偏った判定だった可能性が高いとみられている。
ソン・コーチは「他国の監督らも偏った判定だったと口を揃えている。
今後連盟と協議し、この事実を世界に伝え、正式に抗議する考えだ」と語った。
こうした不利な条件にもかかわらず、大会最終日の4日、イ・ホソク(慶熙大)、ソン・シベク(延世大)、
クァク・ユンギ(新木高)が男子5000メートルリレーで優勝した。またクァク・ユンギは男子500メートル決勝でも優勝した。
一方女子1000メートルでは、チン・ソンユ(檀国大)が惜しくも2位に終わり、女子代表は3000メートルリレーで失格処分となった。
http://www.chosunonline.com/article/20080205000017