【格闘技】UFC終了のお知らせ 数々の犯罪行為が発覚

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1 ブロガー(千葉県)

倒産したザイエンス社の裁判資料によると、ザイエンスの株主構成について、筆頭株主のBevanda Magica (Magic Drink) 社をはじめ、
「2960 W. Sahara Avenue Suite 200 Las Vegas」というZuffa本社と同じ住所を使った企業名が株主としてずらりと並んでいるそうです。
Zuffaの財務担当役員、代理人も個人の大口株主となっています。Bevanda Magica社は昨年5月に設立、ファーティッタ兄弟が責任者だそうです。

また、ザイエンスの借金の状況を見ると、最大の貸し手はZyen社で、融資額は1250万ドルですが、Zyenの住所もZuffa本社となっています。
Zyen社にとってはこの1250万ドルが唯一の資産だということですから、まさにザイエンスに金を貸すだけのための会社と見ることが出来ます。

ザイエンスは現在、8件の訴訟を抱えています。ある匿名の株主は、追い出された創業者のラッセル・パイクから、
ファーティッタに共同で訴訟を起こさないかと誘われているそうです。他方でパイクは、現経営陣を脅迫した罪に問われています。

裁判資料によるとザイエンスは、チャック・リデル、フォレスト・グリフィン、マット・ヒューズ、リッチ・フランクリン、
アンデウソン・シウバ、マット・セラ、トラビス・ルター、ヒース・ヒーリングに対するスポンサー料の支払いが済んでいません。

会社再建の実質的な決定権は、ファーティッタ兄弟の手に握られていると言えそうですが、同じ資本下のグループ企業同士で、
赤字会社が黒字会社のスポンサーをするというのは、利益移転による脱税行為と見なされることになろうかと思います。
財務的には再建する意味はないはずです。普通に見れば、資金洗浄の匂いもします。この話、マジでヤバイです。

http://www.sherdog.com/news/articles.asp?n_id=11061