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455 高校教師(長崎県)
【毒ギョーザ】 誤報確認せず転載? 「ヤクルトで死者」中国市場動揺



  オランダで、乳酸飲料のヤクルトを飲み24人が死亡したなどと報道された件で、中国でも28日ごろから
消費者が購入を控える動きが出るなど、騒ぎになっている。ヤクルト本社(本社・東京都港区) <2267>
広報部は「誤報によるもの。本社製品の安全には自信がある」などとコメントした。

  ヤクルト本社によると、オランダのユトレヒト大学が、微生物を人間の健康に役立てることを目的とする
プロバイオテクス製品の安全性調査を発表。発表に商品名やブランド名はなかったが、同国での知名度の
高さから、「ヤクルト」の名とともに報道されたとみられる。

  報道は、ユトレヒト大学医学センターが「ヤクルト菌」のすい炎に対する影響を調べるため2004年から
07年にかけて296人を対象に臨床実験したところ、投与患者のうち24人が死亡したと紹介。
中国メディアも転載したため、消費者に動揺が広がった。

  大手ポータルサイトの新浪網のアンケートによると、29日11時現在(日本時間)、回答者数9181人中、
「ヤクルトを信じる」とした人は30.11%で、「信じない」とした人27.02%をやや上回っているが、
「購入を控える」は62.57%、「分からない」は24.42%、「購入する」が13.02%で今後、消費行動に影響する可能性が出てきた。

  一方、ヤクルト本社は、同大学に「ラクトバチルス カゼイシロタ株(通称:ヤクルト菌)」を提供した事実はなく、
実験結果は同社製品と無関係と言明。同社によると、プロバイオテクス製品の場合、株(菌)の種類が決定的。
また投与方法、投与量も重要になる。同社製品には70年以上の研究の歴史があり、絶対の自信があるという。

  同社はこれまでと同様、中国市場では一般消費者、学術界向けに、プロバイオテクスの啓発活動と
同社製品の優秀さのアピールに力を入れる方針だ。(編集担当:如月隼人)

ttp://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0129&f=enterprise_0129_003.shtml