職場,自宅を問わず根付きつつある無線LAN。ただ,そのセキュリティに関しては,
ユーザーの意識は意外に高くない。今回では,最も広くユーザーに利用されている
無線LANの暗号化技術がどの程度弱いものかを確認しつつ,より安全な無線LANの
使い方を改めて解説しよう。
IEEE 802.11a/b/gの無線LANには3種類のセキュリティ規格がある。WEP(wired equivalent privacy),
WPA(Wi-Fi protected access),WPA2である。データを暗号化することで盗聴から保護し,
有線メディアと同等のセキュリティを確保することが目的である。
ただ,2007年末に都内某所で調べたところ,受信できる無線LANの電波のうち,
暗号化されていないものが16%,WEPでの暗号化が69%存在し,いまだにWEPが
広く使われていることを再認識することになった。WPA/WPA2という最新の仕組みを
利用しているケースはわずか15%。WEP のぜい弱性を考えると,多くのユーザーが
いつ第三者に不正利用されてもおかしくない状況にある。
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080126/292105/