イギリスで、PE(体育)の授業を休んだ子供達向けに、Wiiを使った補修を行う計画があることが明らかになりました。 既にWorcestershire (ウスターシャー)の5つの学校で、これを導入しており、Wiiスポーツなどをプレイしたとのこと。 この計画は歓迎されており、他の学校も採用する可能性があるようです。イギリスの社会保険省も「若者のアクティビティを奨励する手段」として同計画を支持しています。 イギリスでは若年層の肥満と運動不足が問題となっており、この原因としてコンピューターゲームが挙げられていますが、 今回の話は、この問題を解消する目的として(コンピューターゲームである)Wiiを採用しているという点でいろいろと論議を呼んでいるよう。 Wiiをプレイすることが本当のスポーツの代わりにはならない、というBritish Medical Journalの報道、Wiiプレイヤーは 一般的なコンピューターゲームのプレイヤーより、わずか+2%のエネルギーしか消費していない、とのある調査結果、 Campaign For Real Educationによるスポーツの代わりとしてゲームを使うことへの批判などなど、反対派の意見も多数。この計画を続けるべきではないという意見もあります。