・タイトル
ITドカタのメンヘラ率は異常【他業界の10倍】
・本文
日立ソフトが取り組むメンタル・ヘルス問題
「うつなどメンタルな病にかかる人は他産業の10倍にもなる」。日立ソフトウェアエンジニアリングで
健康管理統括センタ長を務める医師の辻正弘氏は、日本のソフト業界がメンタル・ヘルス問題に
真剣に取り組む必要性を説く。
辻氏が4年前に日立ソフトで産業医を務め始めて分かったのは、ソフト産業の特殊性から
メンタル問題を抱える人が増えていること。理由の1つは、技術者を増やしても生産性が上がらないこと。
プロジェクトの遅れが発生すると、投入する技術者を増やすが、それが逆に生産性を下げることもある。
なので、そのプロジェクトに当初から従事する技術者だけでやり遂げる。結果、過重労働に陥り、
長時間残業で解決せざるを得なくなり、常態化してしまう。
2つ目は、パソコンによるテクノストレス。光による、睡眠リズムの障害が出やすくなり、夜型を助長させる。
3つ目は、人間関係の苦手な人が多いこと。「プログラムを組んでいる間は元気なのだが、
顧客との交渉になると問題が出てくる」(辻氏)。仕様固めなどの折衝場面でつまずいてしまうわけだ。
続き
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20071220/289950/