昨年引退を表明したイタリアファッション界の大御所、ヴァレンティノ・ガラバーニ氏(75)が23日、
パリで最後のファッションショーを開き、約45年間のキャリアに終止符を打った。
この日発表したのは春夏オートクチュール(仕立服)のコレクション。フランス公共ラジオによると、
パリ中心部で開かれたショーには俳優や元モデル、ジャーナリストら800人近くが集まり、
総立ちでガラバーニ氏に拍手を送った。
ガラバーニ氏は1959年にローマに店舗を開いて独立。「ヴァレンティノ」を世界的ブランドとして確立した。
顧客には、モナコ公国の故グレース・ケリー公妃や女優の故オードリー・ヘプバーンさんら有名人が名を連ねた。
プレタポルテ(既製服)では昨年10月にパリで最後のコレクションを発表している。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080124/erp0801240835001-n1.htm