胃の中に麻薬を隠し国内に密輸入しようとした日本人が検挙された。麻薬を胃の中に
隠して持ち込むというのは国内では初めてのケースだ。
仁川地検麻薬組織犯罪捜査部は23日、大麻樹脂密輸入の疑い(麻薬類管理に関する法律違反)で、
27歳の日本人を拘束したと明らかにした。検察は、ソウル・弘大付近で大麻樹脂を投薬、
密売し拘束された米国人から、この日本人が大麻樹脂を密輸入するという情報を入手し、
18日にタイ・バンコクから入国しようとしたところを検挙した。所持品検査やエックス線撮影では
大麻樹脂を発見することはできなかったが、植物性成分である大麻樹脂をエックス線撮影で
摘発することはできないと判断し、下剤を飲ませるなどした結果、指の1節ほどの大きさのラップに
包まれた大麻樹脂300グラム、エクスタシー(MDMA)10グラムを発見した。
末端価格1500万ウォン(約167万円)に相当するという。
検察関係者は、日本人がタイで購入した大麻樹脂を国内に居住する米国人に販売しようと
密輸入したケースで、麻薬犯罪の国際化を如実に示すものだと話している。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2008/01/23/0200000000AJP20080123004600882.HTML