「SP」スペシャル版でゴールデン進出!主演の岡田「幸せ」
フジテレビ系土曜ドラマ「SP(エスピー)」(土曜後11・30)のスペシャル版が4月5日午後9時からの
ゴールデンタイムで放送されることが23日、分かった。全11話のうち、10回までで平均視聴率15.0
%(ビデオリサーチ関東地区調べ)と高い数字を獲得しており、堂々の“ゴールデン進出”。主演のV6、
岡田准一(27)は「素晴らしいチームとまた物語を作れるのは幸せです」と話している。
フジの土曜ドラマは、昨年4月にスタートした新しいドラマ枠。これまでに「ライアーゲーム」「ライフ」
が放送されたが、いずれも、土曜の同時間帯のドラマとしては、高視聴率をマークした。
その3作目として11月3日に始まった「SP」は、直木賞作家の金城一紀氏が初めてドラマのために
脚本を書き下ろし、これまでその実像が伝えられてこなかったSP(セキュリティーポリス)の世界に光
を当てた。新鮮な題材を、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が総監督として料理、岡田が両
親をテロで殺されたトラウマを持つ警視庁警備部の隊員、井上を熱演し、大胆なアクションと哀愁感
あふれる映像、音楽で描いた。
その結果、19日放送の10回までで、平均視聴率(15.0%)が前2作超え。特に初回視聴率14.
5%は過去10年、午後11時以降に放送された連続ドラマの初回として最高視聴率に。第2回は17
.6%で、平成16年8月21日放送のNHK総合「冬のソナタ」の最終回20.6%(平均は14.4%)に
次ぐ数字となり、26日に迎える最終回の放送が期待されている。
フジの高井一郎プロデューサーによると、スペシャルドラマは、全11話のエピソードを時系列に組
み替え、すべて編集し直したといい、「初めてごらんいただく方にも、レギュラーを見ていただいた方
にも楽しめる新構成になっています」と自信たっぷり。主人公の井上ら登場人物のその後、最終回
で描かれなかった“秘密”を明かす、新たなストーリー部分もすでに撮影を済ませた。(以下ソース)
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200801/gt2008012418.html