◆◇◆スレ立て依頼所◆◇◆

このエントリーをはてなブックマークに追加
193 気象庁勤務(長屋)
【みんな大好き】 しょっぱい液体の利用法

梅干し廃液の処理・再利用を研究 「しょっぱい」悩み解消へ

「しょっぱい」悩み解消します−。
「南高梅」などの高級品で知られ、梅の収穫高日本一の和歌山県で、
梅干し工場から出る使用済み調味液を酵母菌で分解処理したり、
土壌改良剤として再利用したりする研究が進んでいる。
はちみつやシソを含む調味液は塩分や酸の濃度が高い“産業廃棄物”で、
浄化施設のない工場は業者に処理を委託するなどしてきた。
しかし、2007年4月の法律改正で海洋投棄が禁止され処理料金が高騰、
中小の工場では経営を圧迫する恐れも出てきた。
こうした状況の中、和歌山県工業技術センターは調味液を食べる酵母菌を発見。
工場廃水で液を薄めて菌に食べさせ、汚泥と水に分解する方式を開発した。
また、汚泥の有効利用として、田辺港輸入木材協同組合は
木材の皮などと混ぜて発酵させ、堆肥として販売。
一方、梅の加工業者でつくる紀州田辺梅干研究センターは東京農大に研究を委託し、
液が土壌改良剤として使えることが判明。
液をまいて葉物野菜を栽培すると、健康への影響が指摘されている
硝酸の量が減るといい、商品化を目指している。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/lifestyle/20080123/20080123_003.shtml