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【長崎のくせに】　公務員の給与水準は九州トップ、全国で６位

長崎県は九州でトップ　自治体の給与水準指数

長崎県は、県や市町の給与水準を示す「ラスパイレス指数」（昨年四月一日現在）を算出した。
国を指数一〇〇とすると、本県は一〇一・六と九州各県ではトップで、全国の都道府県では六位。
市では、長崎市が一〇二・九と全国の中核市三十五市の中で三位。
大村市、西彼時津、長与両町が一〇〇を上回った。
県市町振興課によると、県内の市平均は九六・二（前年比〇・三ポイント減）で、
全国の市平均を一・七ポイント下回った。
一方、町平均は九五（同〇・七ポイント増）で、全国の町平均を一・一ポイント上回る。
県内市町平均は九五・七（同〇・一ポイント増）で、全国の自治体平均よりも二・八ポイント低かった。
長崎市は全国の中核市で三位で、同課は若年層を中心に国の基準より高い格付けをしており、
給与に反映したためとみている。
給与カットを実施している新上五島町は八六・二で最も低い。
また、同様に給与カットをしている平戸や松浦、対馬各市では前年比四−六ポイントの減少がみられた。
県の指数は九州各県で最高。
全国都道府県でみると、トップの東京都（一〇四・四）や宮城、静岡両県などに次いで六位。
離島が多い本県は、離島特別昇給があり、制度改正前の昇給のプラス分が反映しているためという。
同課は「現在は給与制度を見直しており、指数は徐々に下がっていく」と説明している。
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20080123/04.shtml