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460 僧侶(滋賀県)
「璃子の璃はルリの璃」 成海璃子 2役演じ分けて新人賞


「賞はやっぱりうれしい。力を抜かずにやってよかったです」
成海は大きな瞳をクリクリさせながら、15歳とは思えない大人びた口調で語った。

初主演作「神童」では、天才ピアノ少女を大胆に演じた。「教えられるのがいやで」と5歳から始めたピアノは、小学生でやめてしまった。
そのため、撮影前には1日数時間も猛特訓。「実は本番に強いんです。人前で弾くのも好きで、発表会では間違えても間違えた顔しないんです」と笑う。

この強心臓は、演技にそのまま反映されている。「“本番!”の声が掛かると不思議に集中できる」。
個性派の松山ケンイチ(22)を相手にも動じず、いきなり「おい、おまえ」など、ぶっきらぼうな口調と演技で、鮮烈な印象を残した。
一方、もう1本の対象作「あしたの私のつくり方」では、仲間外れにならないように周囲に同化しようとする女子中・高生を、触ると壊れるガラスのような繊細な演技で表現。
この見事な演じ分けが新人賞へと導いた。

「あしたの私の作り方」は携帯電話が手放せない女子学生。
自身も高校受験を控えており“等身大の役”のはずだが「ケータイは好きじゃない。どうしても必要なものじゃないです」とクールに話す。

最近ちょっとした挫折を味わった。次から次へと仕事が舞い込んだ06年は大忙し。07年になり少し余裕が出て、自身を振り返る時間ができた。
「1人で何でもできる気になっていたのに、自信がなくなってしまって」と不安になりだした。

その矢先の新人賞。今は考える時間は欲しくないという。「どんな役でもドンドン突き進んでいきたい。ひとつの色に染まるのはいや」。
璃子の「璃」は瑠璃(るり)の璃。次はどんな輝きを見せてくれるのだろうか。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080118-00000046-spn-ent