XP販売終了に“待った”、米国で署名運動
IDGグループ傘下の米大手メディアInfoWorldは現地時間の1月14日、Windows XPを延命させるための活動「Save Windows XP」を開始した。Windows XPは2008年6月30日でOEM向けを含め、ライセンス販売が終了することが決定しているが、
InfoWorldのブログ中で同誌への寄稿記者、ガレン・グルーマン(Galen Gruman)氏は
「われわれとしては、まだ先に長い道のりが残るOSがスクラップ置き場に向かうべきではないと考える」として、販売終了に関してマイクロソフトの翻意を促すための嘆願書への署名を求めている。
InfoWorldでは同時に、XPを救うべき理由についてのビデオもユーザーから公募。佳作は随時、同社のビデオライブラリ上で公表していくとしている。
こうした運動をリードする理由としてグルーマン氏は、「Vistaへのアップグレードを拒み、静観している組織の数は増えている。
すでに趨勢は決まっている、われわれはただユーザーの声が届かせるもう1つの方法を提供するだけだ」と説明している。
米マイクロソフトは2007年9月27日、OEMパートナーや顧客からのリクエストに応える形で1度、Windows XPの販売期間を5カ月延長して2008年6月30日まで販売する決定を下している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080115-00000000-zdn_ait-sci