厚生労働省と農林水産省は12日、2007年11月14日以降に日本向けに処理された米国産牛肉のうち、
約1・3トンが「生後20か月以下の牛の肉」と決めている日本の輸入条件に違反する生後21か月の牛の肉
だったと発表した。
米農務省から連絡があったもので、厚労省は、輸入業者2社に販売中止と回収を指示した。
厚労、農水両省は工場からの牛肉輸入を再発防止策がとられるまで当面の間、停止することを決めた。
条件違反のあった肉は、カナダから米国に輸入され、米スミスフィールド社モイヤーパッキング工場(ペンシ
ルベニア州)で、昨年11月14日以降に処理された21トンの肉の一部だ。
このうち、17トンは丸大食品(大阪府高槻市)とシンワオックス(大阪市)が輸入済みで、箱数で半分超を
すでに販売しており、残りは保管している。厚労、農水両省によると条件違反の肉がどこに含まれているか
は分かっておらず、出荷済みの肉は消費された可能性がある。
ただ、条件違反であっても生後21か月と若いためBSE(牛海綿状脳症)にかかっていた可能性は低く、
厚労省は「健康上の問題が発生するとは考えがたい」と判断している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080112i313.htm ▲▽▲▽▲スレ立て依頼所▲▽▲▽▲
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