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249 造園業(千葉県)
ニッポン放送「パ中継」…巨人戦重視から転換

 ニッポン放送の定例会見が8日、東京・有楽町の同局で行われ、磯原裕社長(62)は、今季のプロ野球中継
について「在京3球団だけでなく、パ・リーグもやっていかなくてはならない」とパ・リーグ重視を明言。既存の巨
人戦重視の方針を軸に、パ・リーグ中継を強化していく考えを明かした。プロ野球のテレビ視聴率の低迷、中継
試合数の減少が問題となっている中、ラジオも改革の時期を迎えたようだ。

 若きジャパンのエース、ダルビッシュ(21)と黄金ルーキーの中田翔(18)が所属する日本ハム。新人王を
獲得した楽天の田中将大(19)、そして東洋大からソフトバンク入りした大場翔太(22)や渡辺新監督を迎え
た西武…。開幕に向け、今から熱い注目を集めているパ・リーグに、いよいよニッポン放送も手を伸ばす。

 会見の席上、磯原社長はプロ野球中継についての抱負を語った。「これまでは巨人、ヤクルト、横浜の在京
3球団を中心に放送して参りましたが、今後はパ・リーグの展開もやっていかなきゃいけないと思っております」。
33年の歴史を持つ看板番組「ショウアップナイター」は、巨人戦をほぼ全試合中継することを特色としてきたが、
今後はパ・リーグにも力を入れていく。

 現状では時期、球団、試合数などの詳細はまったく未定だが、聴取者の要望に応じてパ・リーグ中継を増や
していく意向だ。しかし、ただでさえ巨人戦はラジオ日本、TBSラジオなど他局と同時中継するケースが多い
「競合コンテンツ」。パ・リーグのゲームを積極的に中継すれば、文化放送「ライオンズナイター」のような独自
色を打ち出すことができる。

 放送する上での支障は全くない。同局は民放ラジオ局の中で唯一、全12球団の主催試合の中継権を保有。
どのカードでも中継する態勢は整っている。
 テレビでは巨人戦の視聴率が1ケタ台まで落ち込むなど深刻な人気低迷に陥っているが、ラジオは聴取率
2%前後を推移。リスナーは減少してはいない。逆に、テレビが放送しないパ・リーグを中継すれば、新たなラ
ジオファンを獲得するための大きなステップともなりそうだ。

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080109-OHT1T00100.htm