温泉泊覧会 いわきで開幕
「フラガールが生まれた街で元気になれ!」をテーマに、「いわき」の魅力を再発見してもらう大型イベント
温泉泊覧会「いわきフラオンパク」が6日から3月2日まで、いわき市常磐湯本町のいわき湯本温泉を
中心に、市内各地で開かれる。同温泉旅館協同組合や同市、同市観光物産協会などで作る「いわき
フラオンパク実行委員会」(里見喜生委員長)が主催し、約60の多彩な行事が予定される。
オンパク(温泉泊覧会)は、温泉宿泊に加え、観光資源の見直しや観光客と地元住民らの交流などを
促進しようと、別府八湯温泉(大分県別府市)で2001年に誕生し、観光客誘致の成果を上げていると
いう。東北では初開催となる。
同組合では、04年から別府のオンパクを視察する一方、関係者と交流を深めるなどし、昨年2月に
同実行委を立ち上げ、準備を進めてきた。
いわきフラオンパクでは、国の登録有形文化財に指定されている旧映画館「三函座」などを散策する
「ゆもと街なか散策」(期間中毎日)や同組合のおかみでつくる同温泉湯の華会の案内で和菓子を試食
するツアー(期間中火曜日)などが同温泉街で開かれる。また、レジャー温泉施設「スパリゾートハワイ
アンズ」では、映画「フラガール」で俳優松雪泰子さんが演じた「まどか先生」のモデルとなったカレイ
ナニ早川さんが直接、フラダンスを指導する「ビューティフルフラ」や「映画『フラガール』ロケ地ツアー」、
同市小名浜では、ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」の裏側を見るなどの「バックヤードツアー
と小名浜港クルージング」、アンコウ鍋を食す「常磐沖のあんこうをたべつくす」といった行事が繰り広げ
られる。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20080103-OYT8T00475.htm