64 :
もんた(東京都):
【朝日】私の夢は、「一日独裁者」なって苦しむ人を救うこと 【投稿】
苦しむ人救う「一日独裁者」
主婦 柴田十子(宮城県柴田町 52歳)
「独裁者になりたいよ〜」テレビでニュースを見ていると、つい叫んでしまう。そんな私が2008年、
ついに念願の「一日独裁者」になりました。仕事場をのぞいてみましょう。
「薬害肝炎は一律救済の芽はでてきましたが、原爆症の方々にも同様の措置をとりなさい」「中国
残留孤児の方々は誤った国策の犠牲者。裁判なしで、急いで救済しなさい」
「おにぎりが食べたいという遺書は哀れすぎる。生活苦から保護を求める人には給付しなさい」
「年金記録照合に何年もかかる?フリーターをたくさん雇い手伝ってもらいなさい」
「拉致被害者ご家族の辛い思いが長すぎる。独裁者会談をして、私が全員連れ帰る。日本の
強制連行の賠償が先だって言われる?じゃ、お金をたくさん用意して」
側近たちは「国庫にゆとりがありません」と抵抗します。でも独裁者はにこり、「友人のビル・ゲイツ
とイチロー、松坂、トヨタ自動車の渡辺社長に連絡してください。みなさん困っている人の役に立ち
たくてうずうずしています」
さて2008年、苦しむ人を見捨てない政治家が現れることを願っています
2008年1月1日(火) 朝日新聞 東京版 13面 「声」 テーマ「私の夢」 より
(ネット上のソースなし)