高利貸しの現職検事に減給2カ月の懲戒処分
現職の検事が高利私債業者に資金を預け、年間30%の利率で数千万ウォン(1000万ウォン=
約120万円)の利子を受け取っていたことから、懲戒処分を受けていたことが最近になって
明らかになった。
法務部と最高検察庁が30日に明らかにした内容によると、ある地方検察庁に所属するある
検事が、2004年4月に高利私債業者のAに1億ウォン(約1200万円)を預け、昨年11月までに
毎月250万ウォン(約30万円)、総額でおよそ8000万ウォン(約962万円)を配当として
受け取っていた。しかしこの検事は昨年1月の公職者財産変動申告の際にはAに1億
ウォンを貸し、その利子として毎月100万ウォン(約12万円)を受け取っていたと
過少申告していた。
法務部は先月28日に懲戒委員会を開き、「検事としての品位を汚し、財産の変動を誠実に
申告する義務に違反した」としてこの検事に減給2カ月の懲戒処分を下した。
http://www.chosunonline.com/article/20071231000030