【韓国】 日本が蒸し返す「偽装オーダー問題」…星野監督の正々堂々とは一体何なのか
当時台湾・台中を取材していた記者らによると、一概にそうとはいえないようだ。
金監督は、試合開始のかなり前に「李炳圭(イ・ビョンギュ)は先発から外れる。
代わりに李宅根(イ・テクグン)が入る。鄭根宇(チョン・グンウ)と高永民(コ・ヨンミン)が1・2番に入る」
と韓国の記者らだけに告げていた。加えて田炳浩(チョン・ビョンホ)が先発するという情報も流していた。
実際この情報に関して、緊急に打電したメディアも少なくなかった。
つまり金監督は、“偽装オーダー”を組む前から“実際のオーダー”を用意していたという推論が可能だ。
従って「日本のオーダーを見て、空白の50分間に先発メンバーを大幅に組み替えた」という星野監督の
主張は、根も葉もない誤解以外の何ものでもない。また “偽装オーダー”騒動後も金監督が堂々たる
態度を示していたのもこうした事情から理解できる。
しがしながら、こうした事情をまだ知らないのか、あるいはとぼけているのか、星野監督は「五輪本戦まで
ルールが変わらないのなら、われわれも試合直前までスタメン表を出さない」との意向を示した。
“偽装オーダー”を封じるための策といえるが、これこそ国際野球ルールに反する行為といえる。
星野監督の正々堂々とは一体何なのか、疑問を抱かざるを得ない。