■■-スレ立て依頼-■■

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336 女性の全代表(長屋)
【ヒットで振り返る2007年】「やわらか戦車」は完全ブレイク。あと初音とか

素人とプロとの境目があいまいに
 自分の思い通りに歌わせることができるバーチャルアイドル「初音ミク」のブームは事件
だった(※関連記事)。初音ミクとは、8月に発売されたパソコンソフト。歌詞と音階を入力
することで、バーチャルアイドル“初音ミク”が、まるで人間のように歌ってくれる。
ネット上で初音ミクを使用したオリジナル曲やカバー曲が多数アップされるなど、発売直後から
大きな盛り上がりをみせた。通常の音楽ランキングではカウントされない分野だが、ネット上で
はかなりのアクションを記録。初音ミクブームは、一般ユーザーがプロの領域に入りこみ、
“素人”とプロとのボーダーを壊しつつあることを体現している。また、かつて何度かトライ
されたバーチャルアイドルが、遂に軌道に乗ったという見方もできるだろう。

 無名アーティストのメジャーシーンでのブレイクにも、ネットは大きな役割を果たした。
2006年から話題になりはじめたネットアニメ「やわらか戦車」は完全ブレイク。
今年は、リミックス&カバーアルバム『やわらか戦車 -REWORKS-』を9月に発売したほか、
鉄腕アトムとのコラボ作品「やわらかアトム」を発表するなど華々しく活動した。
さらに、つい2年前まで、ほとんど無名だった作者であるラレコ氏は、今年12月、NHKの
トーク番組「トップランナー」への出演も果たしている。ここでポイントなのは、音楽的には
素人であるラレコ氏自作自演による曲がキャッチーで、それが映像のヒットに寄与していること。
このように映像作家が、パソコン上で音楽を作り、それが無視できない水準になっている例は
増えており、プロの音楽家とのボーダーを壊す例として挙げられる。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20071227/1005785/