【死人商法】ZARD 年末年始は紅白、アルバム、ツアーで大忙し
今年のNHK紅白歌合戦、今年亡くなった坂井泉水さんがボーカルを務めていたバンド・ZARDがフィルムコンサート
の形で初出場する。ZARDは来年1月にはファン投票のリクエストアルバムが発売され、さらに同月19日から全国
追悼ツアー(全国13カ所15公演)が行われることが決まっているなど、まるで故人とは思えない精力的な活動ぶりである。
しかし、こうした故人を使って商売するレコード会社のやり方に違和感を覚える人は少なくない。
ZARDのファンクラブに所属する男性は、「需要があるから供給があるわけで、本当は出たらホイホイ買ってしまう
我々に問題があるんでしょうけど…。まんまと引っ掛かる私みたいなファンがいる限り、こうした死人商法は終わら
ないでしょうね。みんなで送り出したはずなのに、死んでも天国で安らかに眠れない。本当は泉水さんにはゆっくり
してほしいんですけど…」と肩を落とす。
ちなみにZARDがシングルチャートで2位を記録するのは、2005年4月発売の『星のかがやきよ/夏を待つセイル
(帆)のように』以来。その前となると1999年6月発売の『世界はきっと未来の中』まで遡らなくてはならない。ハイエ
ナ商法と言われようとそれだけの旨味があるということか。
しかしZARDのファンには、前出の男性のように心が純粋で一途な人が多いのもまた事実。「ビートルズや尾崎豊
さんのように、次から次へと『新音源発見!』といって“新曲”が発売される事態にだけはならないようお願いしたい」
と彼は語った。
http://news.ameba.jp/domestic/2007/12/9774.html