師走の買い物客でにぎわう東京・有楽町。都内有数の大型量販店で
あるビックカメラ有楽町店の携帯電話売り場に、とりわけ大きな
人だかりができていた。NTTドコモが年末商戦に投入した
905iシリーズの売り場だ。縦横2通りに開ける
パナソニックモバイルコミュニケーションズ製の2つ折り端末「VIERAケータイ」が
特に人気で、二重三重の人垣ができている。
一方、店の目立たない場所にあるKDDIの売り場では、端末に
目を向ける人は少なく、立ち止まる人はほとんどいない。2006年10月の
ナンバーポータビリティー(番号継続)制度の導入以降、
「KDDIの独り勝ち、ドコモの独り負け」と言われた情勢が様変わりしている。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20071220/143612/