M-1はサンドウィッチマンが史上初の敗者復活から優勝
若手漫才師日本一決定戦『M-1グランプリ2007』が昨日行われ、
敗者復活から勝ち上がったサンドウィッチマンが優勝を飾った。
大会史上初となる敗者復活戦からの優勝とあり、大波乱の大会となった。
史上最多の4239組が参加した今大会。トータルテンボス、キングコングが本命視されていたが、
超ダークホースとも言えるサンドウィッチマンが予選1位通過。
そのまま優勝をかっさらったことで、番組中、審査員のオール阪神巨人の巨人も「彼らが普通に決勝に来ていないのがおかしい」など、
M-1の予選について賛否両論が起こっている。
「出来レースではないですが、やはり大阪の局制作で吉本寄りの審査員が多いため、
どうしても東京の吉本以外の芸人には審査が厳しくなる傾向があります。
ある程度のレベル以上であれば、あとは審査する側の好みになってしまいますから。
東京勢ではサンドウィッチマンのほか、ナイツというコンビも評価が高かったにも関わらず、無名ということで本選から漏れている。
来年はナイツに注目です」(構成作家)
また今回、敗者復活から初優勝を飾れた裏側も関係者は暴露。
「03年に敗者復活からアンタッチャブルが最後の3組まで勝ち残り、優勝するのでは…、という勢いがあったにも関わらず、
1票も入らなかったことがあったのですが、噂では敗者復活からファイナルまで残ることを想定していなくて、
アンタッチャブルの審査ボタンがなかったという話があるんです。
それで翌年から、慌てて敗者復活組のボタンも用意されたとか」(お笑い事務所関係者)
今回、彼らが優勝したことで“M-1は決勝だけはガチンコ説”が証明される形になったが、
逆に言えば予選の審査の不透明さも明確になったとも言えるだろう。来年から審査方法などが改善され、
本当に面白い芸人が評価されることを願いたい。
http://news.ameba.jp/domestic/2007/12/9705.html