日産フーガがマイチェンで高級感アップ
日産自動車は、上級セダン「フーガ」をマイナーチェンジし、
2007年12月20日にニューモデルの販売を開始した。
■内外装をリフレッシュ
2004年10月にデビューした日産の高級パーソナルセダン「フーガ」がマイナーチェンジを受けた。
今回のマイナーチェンジでは、内外装をデザイン変更するとともに、エンジンや機能装備にもメスが入れられた。
エクステリアは、フロントグリル、ヘッドランプ、前後バンパー、リアコンビランプ、
アルミホイールなど、ボディパネル以外のパーツが全面的に変更を受けている。
内装は、メーターを立体感のある新デザインに変更したほか、本木目フィニッシャー採用車は
その樹種をローズウッドからビュバンガに変更、ピアノ調フィニッシャーには純銀製アクセントを追加するなどして
質感向上が図られた。また助手席パワーオットマン機構(250GT、350GT FOURを除く)や
後席パワーリクライニングシートの採用(GT Type Pに標準)などで利便性も同時に高められた。
■先進装備の採用でドライバーの負荷を低減
エンジンは、これまでどおり3本立て。うちV6の2基がアップデートを受けている。
3.5リッターVQ35HRは従来より33psアップした313psに、2.5リッターのVQ25HRは13ps増の223psを発生する。4.5リッターV8(333ps)は従来どおり。
装備面では、先行車両との車間を一定に保つ「インテリジェントペダル」が新たに採用された。
同装備は車両前部に設置されたレーダーセンサーの情報をもとに車間を維持し、前走車に近づくとアクセルペダルアクチュエーターが作動、
ペダルを押し戻す力を発生させるというもの。
インテリジェントクルーズコントロールには、作動範囲を従来の「5〜100km/h」から「停止〜100km/h」に拡大し、
先行車が停止した時はそれにあわせて停止する「全車追従機能」が追加された。また、ナビゲーションシステムからの情報を
もとにカーブの大きさに合わせて車速を調整する「ナビ協調機能」など、ドライバーの負荷を軽減する装備が充実した。
価格は、2.5リッターモデルが396万9000円から420万円、3.5リッターモデルは449万4000円から533万4000円、
4.5リッターモデルは571万2000円から627万9000円。
http://www.webcg.net/WEBCG/news/n0000018083.html