スレタイ
【言葉狩り?】限界集落が限界集落という言葉にキレる
本文
限界集落「好ましくない」 下伊那郡町村会で議論に
「住民は努力しているのに『限界』と言われるのは好ましくない」−。
下伊那郡町村会が18日に飯田市内で開いた町村長の会合で、65歳以上が住民の半数以上を占める
集落を指して使われる「限界集落」という表現をめぐり、議論になった。
口火を切ったのは、会長の伊藤喜平・下条村長。「そこに住む人たちに罪もないのに、
『おまえのところは限界だ』と言われるのは憤慨を禁じ得ない」とし、
「『再チャレンジ集落』といった前向きな表現を使うべきだ」と主張。
松島貞治・泰阜村長は「集落の人数や単位も、その地域によって異なる。
行政の場で使われるのは疑問を感じる」と述べた。
一方で、岡庭一雄・阿智村長は「名付け親の大野晃・長野大教授は、
限界化を防ぐために対策を急がなければいけない−と使った。
そこは理解しておくべきだ」と強調。議論が続いたが、
最終的に伊藤村長が「この地域では基本的に使わないことにしよう」と呼び掛け、その方向で一致した。
飯田下伊那地方では、県下伊那地方事務所(飯田市)が11月、市町村と協力して行った調査の結果として、
管内458地区のうち、65歳以上が人口の半数以上を占める集落が88地区ある−と発表。
その際、田山重晴・同所長は「生涯現役集落」という名称を提唱している。
ソース
http://www.shinmai.co.jp/news/20071219/KT071218ATI090009000022.htm