うちの子が学校でけんかして目に大怪我をした! 市は4000万払え!
鳥取県倉吉市内の市立小学校で、二年前に起きた児童同士のけんかで左目にけがを負い、視力が低下したのは
市が監督を怠ったためなどとして、同市内の児童と両親が、けがを負わせた児童の両親と市などに損害賠償を求める
民事訴訟を鳥取地裁に起こしていたことが十四日までに分かった。
同市教委に届いた訴状によると、けがを負った児童と両親は、学校の管理下における事故で市は監督義務を
怠っていたと主張、けがを負わせた児童の両親と市などに損害賠償と遺失利益として約四千四十万円を求めている。
事故は、二〇〇五年十月、当時二年生の男子児童二人がけんかし、児童の持っていた鉛筆が、相手の児童の左目に
当たり大けがを負った。けがをした児童は通院治療をしたが、視力が低下、コンタクトレンズなどの着用を余儀なくされていた。
今年三月から市と児童の両親らが示談交渉を続けていたが、けがを負った児童らが司法の判断にゆだねることを決めた。
同市教委では提訴を受けて「これまでも誠意をもって対応してきた。今後も誠心誠意対応していきたい」としており、けがを
負わせた児童の両親らとも連絡を取りながら対応を検討することにしている。
http://www.nnn.co.jp/news/071215/20071215004.html