9日午前11時20分ごろ、広島県尾道市潮見町、国立弓削商船高等専門学校准教授、高木洋さん(48)方から出火、木造2階建て延べ約180平方メートルを焼き、
隣家の屋根の一部を焦がした。焼け跡から高木さんの長男で県立三原特別支援学校小学部6年、陸(りく)君(11)が焼死体で発見された。
県警尾道署の調べで、高木さん方は3人暮らし。出火当時、陸君だけが2階にいた。1階にいた高木さん夫妻が助け出そうとしたが、炎の勢いが強く陸君が逃げ遅れたらしい。
近所の人の話によると、2階の窓から黒煙と炎が噴き出しているのが見えたという。現場はJR尾道駅の北西約600メートルの住宅街。【前本麻有】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071210k0000m040011000c.html