ケンタッキーを子会社に 三菱商事がTOB終了
三菱商事は8日、東京証券取引所第2部に上場している日本ケンタッキー・フライド・
チキン(東京)の株式公開買い付け(TOB)を終了したと発表した。持ち株比率
(議決権ベース)はこれまでの約31%から約64・5%に上昇した。
日本ケンタッキーは三菱商事の連結子会社になる。TOBは11月1日から12月7日
まで実施。三菱商事と並ぶ大株主だった米ケンタッキー・フライド・チキンの保有株を
買い取った。
買い取り額は約148億円だった。日本ケンタッキーの上場は維持する。三菱商事は
外食産業の競争が厳しくなっていることから、日本ケンタッキーの経営を一段と強化する
必要があると判断。国内市場の動向に合わせ、事業改革などを素早く決定できるように
するため、持ち株比率を高めて子会社化することにした。
http://www.shizushin.com/national_economy/2007120801000159.htm