【沖縄】 命令があったかどうかではなく、日本軍が追い込んでいった過程が問題 実質的には命令だった
「審議会が著書歪曲」 「集団自決」軍強制削除
11月27日16時24分配信 琉球新報
自身の著書が検定意見の根拠にされたことについては「検定意見を作成した者が、
常識的な日本語の読解力もないか、きわめて悪意を持って歪曲したものか、どちらか以外には考えられない」と強調。
「審議会が、わたしの著書を歪曲して、このような検定意見をつけたとすれば、
審議会の重大な歪曲、悪用に対して厳重に抗議したい」としている。
文科省が検定意見を付けた理由として、渡嘉敷、座間味の戦隊長が「自決命令を出していない」と
主張している岩波・大江「集団自決」訴訟を挙げていることについては「訴訟を根拠にして、
学説上の変化や新資料の発見などと言うのは沖縄戦研究のこれまでの歩みを無視するものでしかない」と厳しく批判。
また「一つの命令があったかどうかではなく、日本軍が住民を集団自決に追い込んでいった過程が問題。実質的には日本軍の命令だった」とした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071127-00000018-ryu-oki