日本人のネットショッピング利用、他国に比べて慎重な傾向
年末年始におけるオンラインショッピングについては、日本では47%と約半数が「利用する予定」と回答。
その一方、他5カ国では、イギリスが94%、アメリカが89%など、各国が8割を超えた。購入する商品については、
本またはCD(58.3%)、洋服(35.8%)、ソフトウェア(28.1%)の順に高い数値を示したという。
オンラインショッピングに関する日本人ユーザーの懸念事項では、
「商品の実物を見て買い物をしたい」(48.9%)や「セキュリティ面の不安がある」(66.2%)などが挙げられた。
日本特有の傾向としては、「送料が高い」という回答が66.8%を占め、他国と比較してこの点が突出していたという。
また、同じ設問で、気になる点は「特に無い」と答えた割合では、フランスが57.8%で最も高く、ドイツとイギリスでも約半数だった。
これに対して日本は約4.5%と低く、オンラインショッピングについて、他国に比べて不安に感じているユーザーが多い姿が伺えた。
セキュリティに関する不安要素では、「個人情報の漏洩」について「感じる」または「非常に強く感じる」と答えた日本のユーザーの合計は89.5%。
以下は、「クレジットカード番号や銀行の口座番号の盗難」(82.8%)、「ネットオークションやオンラインショッピングサイトのIDの盗難」(78.3%)と続いた。
なお、個人情報漏洩を懸念するユーザーの割合は、日本が6カ国中で最も高かった。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/11/27/17654.html