性犯罪が減少したのは性犯罪者の個人情報を公開するようにしたから 次はネット上での偽名は禁止に
米国で性犯罪の逮捕者数が減少している。
米連邦捜査局(FBI)によると、昨年の性犯罪の逮捕者は、
6万3243人と1997年の7万237人から10%減少しているという。
逮捕者数の減少は1990年代初頭から始まっている。
しかし、性犯罪者に対する当局の強硬な姿勢が打ち出されたのはその後だ。
1994年、7歳の少女だったミーガン・カンカちゃんがニュージャージー州で
誘拐され、暴行されたうえ殺害された。
これを機に、性犯罪者の住所を住民に通告することが全国的に義務づけられた。
アリゾナ州では、性犯罪者が学校やデイケア施設の300メートル以内に立ち入ることを禁止。
ジョージア州最高裁は最近、「性犯罪者が一定地域に住むのを禁じることは憲法違反に当たらない」との判決を下した。
ボブ・ロブソン・アリゾナ州下院議員(共和)は昨年、性犯罪者のメール・アドレス、インスタント・メッセージ名、
ソーシャルネットーワーク上でのプロフィルを公開することを求める法案を提出、可決された。
ロブソン議員は「来年はオンライン上で偽名を使用することを禁じる法案を出す」と話している。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/071127/crm0711270221002-n1.htm