【個展】「アンパンマン」の作者やなせたかしさんの元アシスタント・米倉さんのイラスト展開催★2
宇都宮で米倉万美さんのイラスト展
【宇都宮】二〇〇五年八月に亡くなった"山医者"こと見川鯛山さんの二女で、那須町在住のイラストレーター米倉万美さんの作品展が二十三日、今泉町の福田屋ショッピングプラザ宇都宮店三階催事場で始まった。二十七日まで。
米倉さんは玉川大外国語学科卒業後、「アンパンマン」の作者、やなせたかしさんのアシスタントを経てフリーに。独立後は故郷の那須に戻り、自然から受ける感動を込めた数々の著作物の表紙画や看板、ポスターの原画などを手掛けている。
同店での個展は約三年ぶり。米倉さんの原風景を基にした「軽トラとポチ」シリーズや、宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」をヒントに今年生まれたという「バーロイヤルのママ」シリーズのイラストなど約三十点を展示するほか、カレンダーなどのグッズも販売している。
会場には作品世界を模した「バー」のブースも設けられ、米倉さんのタッチそのままの温かで家庭的な雰囲気が来場者の心を癒やしている。
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