NY原油 初の99.29ドル
20日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、指標となる
米国産標準油種(WTI)1月渡しが急伸。時間外取引で1バレル=99.29ドルまで
上昇し、初の99ドル台をつけ最高値を更新した。米メディアが伝えた。
主要通貨に対するドル安傾向で投機的な資金が流入しやすいことに加え、暖房油の
大消費地の米北東部で冷え込みが強まると伝えられ、供給懸念から買いが膨らんだ。
石油輸出国機構(OPEC)が原油増産に消極的との見方も引き続き買い材料視された。
米エコノミストは「為替など市場の環境が大きく動かない限り、今後も最高値を試す展開が続きそうだ」としている。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/071121/fnc0711211317009-n1.htm