ストーカー規制法違反:女性脅し復縁迫る 熊本市元職員に有罪判決 /熊本
11月17日17時1分配信 毎日新聞
◇「ネットで映像公開」女性脅し復縁迫る
元交際相手の女性に復縁を迫るため、自分と会わないと女性の写真やビデオを他人に
譲り渡すなどと脅迫し、強要未遂罪に問われた熊本市釜尾町、元市職員、田上哲治被告
(40)の判決公判が16日、熊本地裁であった。小田島靖人裁判官は「映像の一部を被害者
の実名入りでインターネット上で公開するなど極めて卑劣」などと述べ、懲役1年6月、
執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。
判決によると、田上被告は5月中旬〜8月中旬、元交際相手を呼び出すため、自分で以前
撮影した女性の映像を記録したDVDなどを郵送し「面会を拒否したら友人に同じものを渡す」
などと脅した。女性が警察に相談したため、未遂に終わった。
田上被告は9月、ストーカー規制法違反容疑で逮捕された。その後、強要未遂罪で熊本地裁
に起訴されたことを受け、熊本市が地方公務員法違反(信用失墜行為)で懲戒免職処分にしていた。
11月17日朝刊
最終更新:11月17日17時1分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071117-00000291-mailo-l43