全盲の患者置き去りにした病院、他の患者も置き去りに
■全盲男性置き去り問題 病院がほかの患者も連れ出しか
大阪府堺市の病院が9月下旬に全盲の男性患者を公園に置き去りにした問題で、8月下旬にも別の患者が駅前に置き去りにされていたことがわかりました。
堺市の新金岡豊川総合病院によりますと、今年8月、糖尿病で入院していた住所不定の54歳の男性患者を転院させようとしましたが、当日になって断られたため、職員3人で車に乗せ、南海岸和田駅前でおろしました。
男性は1時間後に自分で119番通報して、救急車で別の病院に運ばれました。
病院側は「男性が大阪・千日前の姉のところに行くというため駅でおろしたが、転院先が決まっていなかったのはよくなかった」と話しています。
この病院では、9月下旬にも職員4人が全盲の63歳の男性患者を大阪市内の公園に置き去りにしています。
(11/18 11:49)
http://www.mbs.jp/news/kansai_GE071118113800064729.shtml