ブーメラン政党民主党、「山田洋行」事件で前原前代表の名前出る。
山田洋行元専務が理事務めた協会捜索
防衛専門商社「山田洋行」の業務上横領事件で、元専務が理事を務めていた社団法人が東京地検特捜部の捜索を受けていたことが分かりました。
理事には与野党の防衛族議員も名を連ねていて、特捜部は政界との関連も調べるものとみられます。
特捜部の捜索を受けていたのは、東京・千代田区の「日米平和・文化交流協会」です。
この協会は山田洋行の元専務、宮崎元伸容疑者が昨年12月まで理事を務めていたほか、額賀財務大臣も今年8月まで理事を務め、久間元防衛大臣や民主党の前原前代表など、与野党の防衛族の大物議員が現在も理事に名を連ねています。
この協会の専務理事は日米の政界と防衛業界とのパイプ役とされていて、今月15日の防衛省の守屋前次官の証人喚問でも、「宮崎容疑者と久間氏の宴席をセッティングした人物」として名前があがっています。
特捜部は、この協会を通じて元専務側から政界に金が流れた可能性もあるとみて、解明を進めるものとみられます。(18日11:00)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3710648.html