父親を包丁で刺す「ゲームの電源を落とされて腹が立った」
父親を包丁で刺し殺そうとしたとして、松阪署は十五日午後十一時ごろ、殺人未遂の現行犯で
松阪市星合町、無職高山友孝容疑者(31)を逮捕した。
父親の会社員明さん(55)は市内の病院に運ばれたが、意識不明の重体。高山容疑者は
「ゲームの電源を落とされて腹が立った」と動機を供述しているという。
調べでは、高山容疑者は、自宅でテレビゲームをしていたところ、明さんに電源を切られて口論になり、
自宅にあった刃渡り約十六センチの出刃包丁で明さんの背中、腹部、首の三カ所などを刺し、殺害しようと
した疑い。容疑を認めているという。明さんは傷が肺近くまで達しており、重体。
高山容疑者は、明さんと母親(53)の長男で、三人暮らし。犯行直後、「父親を包丁で刺した」と自分で
一一〇番通報した。当時、母親も自宅にいて、言い争う声を聞いていたという。
http://www.isenp.co.jp/news/20071117/news04.htm