北海道電力の役員十数人が、2004年―06年の3年間にわたって、自民党の政治資金団体
である「国民政治協会」と高橋はるみ北海道知事の資金管理団体「萌春会」に対し、同じ日に、
しかも役職によって献金額に一定のランクづけをして献金していたことが
12日、日本共産党道議団と本紙の調べでわかりました。
(中略)
政治資金にくわしい上脇博之・神戸学院大教授は、「個人献金の形をとっているが、ランク付けや
寄付の日付が同じということは、実質的には、経営陣の意思統一のもとに組織的に行われた可能性が
きわめて高い。企業そのものが献金を行っていると受け取れる。また、役職に就く前に献金を
していないとすれば、役職中の献金は規正法に抵触する疑いもある」と話しています。
日本共産党の真下紀子道議の話
公益企業は社会性、法的責任だけでなく倫理的責任が求められています。そのため企業献金を
自粛してきた北海道電力が個人献金として、わかっただけで3年間、日付を同じくし、
組織内の格付けに符合した金額の献金は企業献金の衣替えにすぎない。
北電泊原発で事故が連続するなか、高橋知事は献金を受けるべきではない。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-11-13/2007111315_01_0.html