1 :
留学生(東京都) :
2007/11/10(土) 19:50:16 ID:ANZs8a240 BE:629841683-PLT(35072) ポイント特典 “不読”の名作が完売御礼!? 不朽の名作といわれながら、難解すぎて“読まれない作品”の代表格とされるフランス人作家、マルセル・プルーストの長編小説『失われた時を求めて』。
そのコミック版(白夜書房)が11月20日に発売されるが、初版はすでに予約分だけで完売状態。大胆に要約された文章としゃれたイラスト…。
古典新訳ブームに続き、翻訳コミックも古典の新しい読まれ方となるか?(舛田奈津子)
「この作品は“言葉の怪物”。原典を読むのは地図なしで深い森に迷いこむようなもの」。コミック版の日本語訳を手がけた学習院大学フランス語圏文化学科の中条省平教授はこう解説する。
1913年に刊行された同作の特徴は、7編にも及ぶ物語の壮大さと文章の異様な長さ。「眠りにつく男がいかに寝返りをするのか」について30ページも描写されている。
物語は主人公の「私」が、マドレーヌをお茶に浸して食べるシーンを基点に展開する。「フランス社交界といった舞台背景や、過去と現在が交錯する時間感覚などが理解しにくい。
日本では研究者や文学愛好者しか読まない。フランスでも読破した人は少ないはず」と中条教授。
こうした状況を一変させたのが、98年にフランスで発売されたコミック版だ。アート・ディレクター、ステファヌ・ウエさんが絵と翻案を手がけ、フランスの漫画出版社・デルクール社から刊行された。
「古典の冒涜(ぼうとく)」と批判される一方、徹底した時代考証によるイラストと原典の世界観を壊さない編集が「新解釈」と評価された。
中条教授は「物語を視覚化させたことで、骨格が浮かび上がった。プルーストに近づく最適なガイドブック」と話す。
日本語版は、第1編第1部をオールカラー80ページで出版。初版5000部は予約完売状態で重版を検討中。『カラマーゾフの兄弟』に代表される古典新訳ブームのなか、新たな潮流になる予感も。
白夜書房の担当者、榎本統太さんは「コミックという古典への入り口は今の時代に合っているのでは」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071110-00000932-san-ent >>683
2 :
スレスト(コネチカット州) :2007/11/10(土) 19:50:52 ID:8026w2XdO
恋空
3 :
中学生(埼玉県) :2007/11/10(土) 19:50:53 ID:M3lljgkZ0
( ゚∀゚)_ r'⌒と、l ヽ / ,ィ ヽ. / .(......,,,____,..// `--------'
4 :
短大生(大阪府) :2007/11/10(土) 19:50:59 ID:UTfYvWo10
リアル鬼ごっこ
ドグラマグラ
豊饒の海
7 :
アマチュア無線技士(東京都) :2007/11/10(土) 19:52:05 ID:dOlR/+He0
失われた時を求めて
8 :
プロガー(兵庫県) :2007/11/10(土) 19:52:13 ID:yf/BlBbD0
まあ好きにやってw
10 :
愛のVIP戦士(奈良県) :2007/11/10(土) 19:52:27 ID:b3Hx2+nx0
昨日ラノベスレがあったばっかりだろ
11 :
貧乏人(アラバマ州) :2007/11/10(土) 19:52:27 ID:0UHbN0nQ0
三国志
12 :
社民党工作員(コネチカット州) :2007/11/10(土) 19:52:33 ID:7QsarQjgO
ガダラの豚
ドグラ・マグラが鉄板だろ あぁ〜〜〜チャカポコチャカポコ
14 :
モーオタ(栃木県) :2007/11/10(土) 19:52:42 ID:WW8rKHXr0
この前日本以外全部沈没を読んだら 余りの馬鹿らしさに笑いを通り越してしまった
スイミー
16 :
刺客(樺太) :2007/11/10(土) 19:52:50 ID:u8c/oJ+SO
ノストラダムスの預言
17 :
客室乗務員(樺太) :2007/11/10(土) 19:52:56 ID:H/mFBuvHO
18 :
留学生(福島県) :2007/11/10(土) 19:53:29 ID:iOdvMTmI0
竜の卵
Fateは文学
20 :
ほっちゃん(三重県) :2007/11/10(土) 19:53:35 ID:O54MHtL10
ニューロマンサー は俺まだ理解できてないよ。
21 :
天使見習い(アラバマ州) :2007/11/10(土) 19:53:43 ID:Y53UVrRF0
AIR
22 :
造反組(東京都) :2007/11/10(土) 19:53:47 ID:Vig6ZMHT0
黒死館殺人事件 書いてあることの9割が本編と関係がない伝説の作品
23 :
ネットカフェ難民(千葉県) :2007/11/10(土) 19:53:53 ID:DQTKSNUM0
24 :
留学生(長屋) :2007/11/10(土) 19:53:53 ID:dkw0SIHM0
グレートギャッツビーの表現の回りくどさはガチ 繰り返し読んでやっと言いたい描写が理解できたり
25 :
歯科技工士(愛知県) :2007/11/10(土) 19:54:05 ID:uKaf5AhF0
ドグラ・マグラは難しくないだろ 戦争と平和のほうが難しい というかぜったいダレる
26 :
女性音楽教諭(コネチカット州) :2007/11/10(土) 19:54:13 ID:jVi3uYc8O
ロリータ
>>20 あれは序盤が難しいけど途中からは少しマシになるよ
28 :
神主(東日本) :2007/11/10(土) 19:54:26 ID:g1aJU/G+0 BE:656190555-2BP(7425)
ゼロの使い魔
29 :
留学生(山口県) :2007/11/10(土) 19:54:53 ID:POiYpQEX0 BE:1079115089-PLT(14277)
姉が毎日書いてる小説 告白されたとかセックスとかよくわからん単語ばっかだけど その小説に出てくる主人公の冴えない弟が惨めすぎてワラタw
30 :
絢香(アラバマ州) :2007/11/10(土) 19:54:58 ID:Vf92dtHE0
>古典新訳ブームに続き ___ ━┓ ___ ━┓ / ― \ ┏┛/ ―\ ┏┛ / (●) \ヽ ・. /ノ (●)\ ・ / (⌒ (●) /. | (●) ⌒)\ /  ̄ヽ__) / | (__ノ ̄ | /´ ___/ \ / | \ \ _ノ | | /´ `\
神聖喜劇
32 :
巫女(福井県) :2007/11/10(土) 19:55:24 ID:Utofiiqc0
星を継ぐもの
33 :
司会(アラバマ州) :2007/11/10(土) 19:55:51 ID:yPI4aUYO0 BE:1530182197-2BP(2000)
ゼロの使い魔
34 :
乳母(埼玉県) :2007/11/10(土) 19:56:00 ID:orwfXevO0
>>1 ちょっとおもろそうだな。寝返りに30ページてwww天才だなw
35 :
社民党工作員(コネチカット州) :2007/11/10(土) 19:56:37 ID:7QsarQjgO
>>「眠りにつく男がいかに寝返りをするのか」について30ページも描写されている。 ラノベでもこんな描写しねーよw
36 :
船長(神奈川県) :2007/11/10(土) 19:57:02 ID:OUkXjaYk0
月並みだけどレディー・ジョーカー。それとパトリシア・コーンウェル物全般
37 :
通訳(神奈川県) :2007/11/10(土) 19:57:23 ID:Tw3M3L6w0
失われたはいくら読んでも話しがまったく進まなくてあまりのつまらなさに投げたな
38 :
女性音楽教諭(コネチカット州) :2007/11/10(土) 19:57:27 ID:1jFL4/SlO
内容が難しいのではなく、理解力が足りないだけじゃねーの
あー・・・・ディック全般(^_^;)
学生時代ラカンの本の日本語訳読んだことあるけど まるで意味が解らなかった フランス人は抽象的な概念をポンポン使うイメージがある
41 :
すずめ(京都府) :2007/11/10(土) 19:57:52 ID:fbm+55ge0
ジョジョで、結局どうやって敵を倒したのか理解できないことがある。
42 :
ゲーデル(樺太) :2007/11/10(土) 19:57:57 ID:KBijjNoBO
海辺のカフカ
43 :
留学生(長屋) :2007/11/10(土) 19:58:21 ID:dkw0SIHM0
44 :
ほうとう屋(東京都) :2007/11/10(土) 19:58:31 ID:381W01mA0
>>20 当時まったく絵が浮かばなかったけど途中で攻殻機動隊の漫画が出てきて
あれでようやく想像できるようになったな
45 :
マジシャン(愛知県) :2007/11/10(土) 19:58:37 ID:DJpfmk/S0
46 :
山伏(東京都) :2007/11/10(土) 19:59:10 ID:QeriVnre0
いわゆる私小説ってやつ
きのこは難しく書いてあるよう見せかけて全くクソ文章 876はカタカナ大杉の典型的な中二病 ノボルは読みやすいが日本語でおk
虚航船団
しょこたん消されるぞ・・・・
50 :
シェフ(東日本) :2007/11/10(土) 20:00:05 ID:xy8b4ASZ0
アルジャーノンに花束を 読みにくいってレベルじゃねえぞ
51 :
レースクイーン(長屋) :2007/11/10(土) 20:00:14 ID:NPVvOs440
坂口安吾みたいに自分の考えをベラベーラ書いちゃってて それでまた、面白い本ってあるの?ないの?
>50 あー・・・・・(^_^;)なんであれがベストセラーなんだろうねー
ファウンデーションとか読んでみたいけど難しそう
54 :
ディトレーダー(鹿児島県) :2007/11/10(土) 20:01:05 ID:SfkzVxaz0
55 :
ぬこ(京都府) :2007/11/10(土) 20:01:07 ID:YOtMSU2j0
コズミック
56 :
牛(dion軍) :2007/11/10(土) 20:01:12 ID:8eMsauio0
「死霊」 俺の頭じゃ全く理解できなかったが第5章か6章のの、 食物から恨み辛みを言われてる場面は面白かった
57 :
請負労働者(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:01:13 ID:QPtqJYmD0 BE:814416948-2BP(50)
【レス抽出】 対象スレ: 内容が難しいけどおもしろい小説 キーワード: 黒死館 22 名前: 造反組(東京都)[] 投稿日:2007/11/10(土) 19:53:47 ID:Vig6ZMHT0 黒死館殺人事件 書いてあることの9割が本編と関係がない伝説の作品 抽出レス数:1
58 :
予備校講師(東日本) :2007/11/10(土) 20:01:15 ID:lhgW5C7x0
海外SFの翻訳の読みづらさは異常
カラマーゾフの兄弟は大審問官まで頑張って読めば後はらくちん
60 :
AV監督(佐賀県) :2007/11/10(土) 20:01:39 ID:grHU2O/t0
マジレスするとベケットの「名づけえぬもの」 読んでいるうちに涙が止まらなくなる。 生まれるやかたっぱしからゴミになっていく言葉の群れ。 人間の知恵、歴史、感情、すべてをあざ笑うように、ただの 奇妙な文字列がゲシュタルト崩壊を起こし、世界がただの灰色になって消えていく。
61 :
歌手(東京都) :2007/11/10(土) 20:02:31 ID:HUUH72LE0
62 :
魔法少女(東日本) :2007/11/10(土) 20:02:34 ID:wzDoHTT10
失われた時を求めてを読もうと思ってamazonで検索したら文庫10巻で吹いた去年の夏 何でもジブリがやりたがってるそうだから、そうなる前に読んでおきたいなぁ
63 :
女性音楽教諭(コネチカット州) :2007/11/10(土) 20:02:34 ID:w8S2rJHsO
ソフィーの世界
>54 ブレードランナーは普通に面白い(^_^;) 羊は読んでない・・・・なぜならディックだから
65 :
ダンサー(コネチカット州) :2007/11/10(土) 20:03:28 ID:1f+LUeBMO
太宰の二十世紀旗手
66 :
22歳OL(鹿児島県) :2007/11/10(土) 20:03:29 ID:0GuRBY6n0
昔、原田宗典のエッセイ集やら小説やらを読み漁ってた事があったが 未だに何がおもしろくて読んでたのかさっぱりわからない 内容までなんとなく覚えてるのは十九、二十歳くらいだ
空の境界なんて未だに理解できないとこ多い
ゲーテのファウストって書こうと思ったけど戯曲だった
69 :
留学生(埼玉県) :2007/11/10(土) 20:03:56 ID:PdncGTwK0
まさしくこの「失われた時を求めて」だ 一巻のママにおやすみのキッスをするか否かで100P弱 ニ巻の好きな彼女に手を出すかで全体の半分以上 ここまでだらだらと心情を描いてしかもだらだらしないのはものすごい 手にとりやすいんだと「家畜人ヤプー」なんかが難解だがおもろいな
70 :
ボーカル(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:04:05 ID:hDLg2SJP0
Fateとか文章が知的過ぎて難解だと思うけど、選ばれた者なら読み解けると思う 面白いかどうかといえば、面白いとか面白くないとかいうレベルじゃないから
71 :
美容部員(東京都) :2007/11/10(土) 20:04:30 ID:a8ZKk8Yr0
メビウスの輪
72 :
牧師(東京都) :2007/11/10(土) 20:04:34 ID:wwEHkOuJ0
ジルベルトのレズシーンが見れるのか
73 :
ディトレーダー(鹿児島県) :2007/11/10(土) 20:04:46 ID:SfkzVxaz0
74 :
公明党工作員(京都府) :2007/11/10(土) 20:04:49 ID:J4SccnWV0 BE:376092746-PLT(25865)
ゼロの使い魔
75 :
魔法少女(東日本) :2007/11/10(土) 20:05:04 ID:wzDoHTT10
>>52 何でこのスレに来るのw
来たついでにオススメの小説挙げろや
76 :
女(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:05:51 ID:zTr5l2lq0
スタニスワフ・レム お勧め。
77 :
ブリーター(北海道) :2007/11/10(土) 20:06:08 ID:9AjWOfxM0 BE:222271643-2BP(6000)
ドグラマグラは何度読んでもチャカポコチャカポコのあたりで心が折れる
スチャラカチャカポコチャカポコチャカポコ
79 :
事情通(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:06:13 ID:+3xBpkTP0
80 :
訪問販売(神奈川県) :2007/11/10(土) 20:06:22 ID:J3JW8EEC0
ツァラツストラは小説?
81 :
ネットカフェ難民(千葉県) :2007/11/10(土) 20:06:35 ID:DQTKSNUM0
なんでマァヴが来てるんだよ。壺で収集しろよ
82 :
請負労働者(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:06:52 ID:QPtqJYmD0 BE:1374327869-2BP(50)
>>70 全面的に同意する
脳髄を揺さぶり「内包されし虚無」の振動により
発生する精神的実存感覚に殴られたような衝撃を
古き古き心性より喚起する文学
壷禁止
レムで思い出した、虚数だ あれも難しい でもソラリスは読みやすいし面白い
85 :
民主党工作員(神奈川県) :2007/11/10(土) 20:06:57 ID:PwkATQxfP BE:849715788-2BP(6272)
歴代最強の売り上げを誇った伝説の同人ゲーム「月姫」でデビューした「那須きのこ」は その作品を魅せる文章を書けるからね。ライトノベル作家としても一流の実力を持ちながら あえてゲームのシナリオライターを本職にしてるのが凄いのさ。 俺もまあラノベは結構買う方だが、きのこの作品はやっぱおもすれーよ。そりゃ売れるわ。 設定は中二なんだけど物語の盛り上げ方や言い回しが上手いのね。 純文学とかと違って口語的な表現だけで工夫して表現してるから 登場人物の心情にダイレクトに感情移入しやすいというか。 吸血鬼とか召喚とか伝説の武器とか魔法使いとかありふれた素材で ここまでやれるんだってのは本当に感心する。
>75 ニーヴン&パーネル「悪魔のハンマー」 フレデリック・ブラウン「天の光はすべて星」 ロイス・マクスター・ビジョルド「戦士志願(というかマイルズシリーズ)」 SFばっかだな(^_^;)
87 :
アマチュア無線技士(東京都) :2007/11/10(土) 20:07:20 ID:dOlR/+He0
ツァラはキチガイ小説という認識で問題ない。
88 :
数学者(石川県) :2007/11/10(土) 20:07:23 ID:JRmmEgDh0
太宰全般
なんでユリシーズが出てねえんだ
90 :
女(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:07:46 ID:zTr5l2lq0
>>80 高校生の頃読んだよ。
基本だよな。
っつうか、その手の哲学系の本、何故か実家に大量にあるんだが・・・
一応全部読んだぜ・・・
91 :
牧師(東京都) :2007/11/10(土) 20:08:37 ID:wwEHkOuJ0
大菩薩峠は内容が難しくないかw
93 :
22歳OL(dion軍) :2007/11/10(土) 20:08:43 ID:czWKhf3H0
プルーストの食卓っていう本なら食べ物の写真ばかりで面白かった
94 :
合コン大王(コネチカット州) :2007/11/10(土) 20:08:46 ID:8Af1Iq+mO
三島由紀夫が絶賛していたので、国枝史郎の一大伝奇小説「神州コウケツ(←漢字が出ない)城」に ずっと興味があったが、文庫も出てないし半分忘れかけていた。 ところが先週の新聞広告によると、河出文庫から再発されるらしい! ということで読みにかかります。
95 :
自販機荒らし(広島県) :2007/11/10(土) 20:08:47 ID:+5zN6boq0
あーあとポール・アンダースンの「タウゼロ」がセンスオブワンダー満載で好きだなぁ(^_^;)
97 :
訪問販売(神奈川県) :2007/11/10(土) 20:09:38 ID:J3JW8EEC0
>>90 俺も高校の頃図書館から借りて読んだけど、
超人が街に下りてきてサーカスの人が死ぬところまでしか読んでない
大学の冬期休暇にでも読むかなあ
98 :
(京都府) :2007/11/10(土) 20:09:49 ID:AmH+TZKk0
Fateはなんたらかんたら
ハサミ男→実は女 すべてがFになる→実は娘の死体 時計館の殺人→実は館の時計だけ1,2倍のスピードで進んでる 殺戮にいたる病→実は父親が犯人 リアル鬼ごっこ→王様は悪者とみせかけて実はいい人とみせかけてやっぱし悪者
100 :
(●・_・)うが ◆bubieKXPF2 :2007/11/10(土) 20:11:12 ID:zTr5l2lq0
>>86 フレデリック・ブラウンは大好きナノ♪
沢山買ってきて、読んだナノ♪
犯人はヤス
102 :
生き物係り(樺太) :2007/11/10(土) 20:11:33 ID:DtU5TMT1O
嘔吐
103 :
留学生(長屋) :2007/11/10(土) 20:11:44 ID:dkw0SIHM0
104 :
社会保険事務所勤務(栃木県) :2007/11/10(土) 20:12:36 ID:k42/KGZ00
チェーホフ 恋について 外国の小説は翻訳家によって読みやすさが違ってくるな なんだかんだいって母国語の作品が一番読みやすい
105 :
空気(長屋) :2007/11/10(土) 20:12:56 ID:bAAqhXtg0
グレート・ギャツビーつまんねえww なんであんなに気障な文章なの?ねえ?
106 :
会社役員(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:13:08 ID:EAwwWOyz0
読みにくいのは基本的に訳者が悪い
107 :
美人秘書(千葉県) :2007/11/10(土) 20:13:20 ID:ZSzJant/0
京極堂シリーズの女の登場人物は2次元
109 :
請負労働者(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:13:28 ID:QPtqJYmD0 BE:1145273459-2BP(50)
・十角館の殺人 →犯人は守須 ・イニシエーション・ラブ →マユは浮気している ・葉桜の季節に君を想うということ →主人公は老人 ・マルドゥック・スクランブル(全三巻) →ボイルドは実はいいもの ・マルドゥック・ヴェロシティ(全三巻) →ボイルド以外みんな死ぬ ・夏と冬の奏鳴曲 →とうりは二人いる ・鴉 →弟は幻想 ・99%の誘拐 →成功する ・七回死んだ男 →死因は心臓麻痺かなにか ・月の扉 →犯人はアイドル ・翼ある闇 →ワトスンが一番頭いい ・ドクラ・マグラ(上下) ・世界は密室でできている。 →ルンババがオヤジ殴っておわり ・煙か土か食い物 →犯人は野なんたら ・1000の小説とバックベアード ・名探偵木更津悠也 ・メルカトルと美袋のための殺人 ・匣の中の失楽 ・熾天使の夏 ・バイバイ、エンジェル ・サマー・アポカリプス ・薔薇の女 ・哲学者の密室 ・オイディプス症候群
110 :
経営学科卒(関東地方) :2007/11/10(土) 20:13:28 ID:SqvHJnRo0
111 :
カメラマン(長屋) :2007/11/10(土) 20:13:40 ID:MCgjuG8Z0
壁
112 :
アマチュア無線技士(東京都) :2007/11/10(土) 20:13:49 ID:dOlR/+He0
ドストエフスキーは旧訳の方が面白いですよね。へ、へ、へ、
113 :
神主(東日本) :2007/11/10(土) 20:14:01 ID:g1aJU/G+0 BE:1259885568-2BP(7425)
>>99 全てがFになるは積んであったのに・・・
ぶっ飛ばすぞてめー
114 :
訪問販売(神奈川県) :2007/11/10(土) 20:14:16 ID:J3JW8EEC0
115 :
ほうとう屋(東京都) :2007/11/10(土) 20:14:17 ID:381W01mA0
高校でツァラトゥストラ読むとかすげーな 俺は大学の哲学の先生に教わって呼んで挫折して30越えてようやく全部読んだよ
116 :
社会保険庁職員(栃木県) :2007/11/10(土) 20:14:34 ID:CGQLhAth0
まほろに関わる文はさっぱり分からん ■天帝のつかわせる御矢 ここで試みられているのは、例えば<本格/変格>の相対化などといったものではない。 あらゆるものが偏愛という名のもとに並列し、博物学的なコレクションのように犇いている。 そんな構えからすれば、無闇に巨大な背景と箱庭めいた事件の異形な共存も、ごくごく当然のことなのだろう。 そして、だからこそ、それ故に、この愛すべき異形さは触発的なのだ。 <竹本健治> 村は五月の恵みにみち、ひとつしかないカフェからは、はるか彼方の旧市街と大聖堂がおぼろに霞んでいるのが見えます。 シトロン・プレセの美味しい季節になりました。 さて、探偵小説は何よりも遊技です。ひと固有の淫靡な探偵心をそそる、遊技です。 そして、それは世界のまことを構成するただひとつの要素、すなわち夜の夢だとか。 およそ遊技であるならば、いわゆる人間からも、社会からも、意味からも自由です。 およそ夢であるならば、それは意識からも、日常からも、連続性からも自由です。 ただし、形破れであっても形無しは許せない。匣(はこ)あってこその遊技であり、夢だから。 と、いうわけで、寝台列車です。豪華絢爛な夢を。そのための空想的ベル・エポック。 きちんとした、遊技を。そのための理想的クローズド・サークル。連続殺人事件であるのは、淫靡な探偵心に奉仕するため。 こころの欠損したおとこのこが救われたり見失ったりするのは、夜に帰属するため。 とすると、一人称で、異国をさまよう、ありえない平成浪漫が綴られているのは、たぶんこの世界にきちんといられる場所を持たないからでしょう。 そして唐突ですが、このようなところで、手紙と本とラジオと電話しかない暮らしをしていると、 日本語の美しさと、これに秘められた未知のちからがとても愛おしく思えます。漢字の持つイマージュの豊穣さ。ひらがなのたをやかさ。カタカナの凛々しさ。 その無限のコンビネゾンは、抵抗できないほど艶なるものを訴えてやまないのです。だから、こうなりました。 つまりこれは漱石的粘着質の左違(さい)のダダイスト的何か、です。どうぞ御一読ください。 <古野まほろ>
117 :
社会保険事務所勤務(栃木県) :2007/11/10(土) 20:14:46 ID:k42/KGZ00
>>105 有名な作品だからワクワクして読んだらがっかりした作品のひとつだわ・・・
最近春樹訳が本屋にヒラ積みされてる<ギャツビー
>106 それは結構正鵠を射てる(^_^;)ありがちありがち ジェイムズ・P・ホーガン「星を継ぐ物」 シリーズの1冊目だけは読んだほうがええね(^_^;)これは
120 :
空気(長屋) :2007/11/10(土) 20:15:59 ID:bAAqhXtg0
121 :
ネットカフェ難民(千葉県) :2007/11/10(土) 20:16:01 ID:DQTKSNUM0
>>105 俺もノルウェイの森読んだ後に気になって買ってしまったわけだが、見事に騙されたわw
122 :
住職(香川県) :2007/11/10(土) 20:16:40 ID:xEo3TvzS0
ディックのヴァリス読んだけど序盤で詰んだ
123 :
(●・_・)うが ◆bubieKXPF2 :2007/11/10(土) 20:18:21 ID:zTr5l2lq0
>>104 ローダンシリーズも翻訳する人変わってから
随分印象が変わったしねぇ・・・
翻訳する人が変わる前は、全部欠かさず発売日に買って読んでたのに。
今は少しまとめてから5冊くらいずつ読んでて、334巻までは読んだんだけど・・・
340巻がもうすぐ出るみたいね・・・
124 :
訪問販売(神奈川県) :2007/11/10(土) 20:18:32 ID:J3JW8EEC0
>>120 ワロタ 俺は野崎さんの訳で読んだけど、
それでも退屈に感じたなあ
日本人受けしないのかしら
125 :
竹やり珍走団(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:19:07 ID:2T8puBhg0
産女の夏 難しいというか出だしがメンドイ
126 :
歯科技工士(愛知県) :2007/11/10(土) 20:19:14 ID:uKaf5AhF0
月は無慈悲な夜の女王
127 :
絢香(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:19:34 ID:Vf92dtHE0
確かに内容が難解でもそれを日本語に直す時にわかりやすい文章に変換できる人間が 翻訳をしていたら、いやでもわかりやすくなるのにな。 要するに翻訳するやつの能力がだめすぎたというだけだろう。直訳すぎるというか。 漫画家するってことは、むずかしい文章を絵に起こしてわかりやすくしてるわけだろ。 翻訳が悪い本は、絵がへたくそな漫画家が、小説を漫画化するのに等しい。 絵にするか文章にするかのちがいだけで。 もともと変な文章なんであれば、それをなんとか読破したものが良いという風潮をなくして わかりやすいもの至上主義でいいと思うけどな。難解なものほどそれに挑んで読破したことだけが 喜びになってしまうようじゃ本末転倒だろうと思うんだけど。
128 :
みどりのおばさん(樺太) :2007/11/10(土) 20:20:59 ID:TXqfmmWuO
銀河鉄道の夜
129 :
請負労働者(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:21:01 ID:QPtqJYmD0 BE:916218566-2BP(50)
>>127 やめろ、やめろ
きさまのイデオロギーを押し付けるな
殺すぞ、殺すぞ
130 :
国会議員(愛知県) :2007/11/10(土) 20:21:25 ID:XnPMPTH10
モームの人間の絆読んでるけど 400pにしてダレてきた
131 :
スパイ(コネチカット州) :2007/11/10(土) 20:21:33 ID:5BsrabtPO
>>45 しょこたんは軽そうに見えるけど本やマンガはかなり読んでるからな
133 :
訪問販売(神奈川県) :2007/11/10(土) 20:21:49 ID:J3JW8EEC0
人間は生まれて苦しんでやがて死ぬって要約するやつか
134 :
マジシャン(愛知県) :2007/11/10(土) 20:22:04 ID:DJpfmk/S0
>>124 野崎さんって結構評判悪いよね。
昔はすごかったらしいけど、時代にあった訳をするから、逆にすぐ時代から取り残される訳をする。
ライ麦とかも酷い
135 :
女(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:22:27 ID:zTr5l2lq0
>>127 結局オリジナルの英語版読んで、初めて面白さがわかったw
なんてのも結構ある。
綺麗な英文が美しい たぐいの小説は、原文で読まないとおもしろさ半減だし。
翻訳したやつは、所詮、翻訳したものでしかない。
それじゃ、読んだことにはならないんだよな・・・
136 :
遣唐使(岩手県) :2007/11/10(土) 20:23:16 ID:8uQUtU9a0
薔薇の名前とかかなあ
137 :
アマチュア無線技士(東京都) :2007/11/10(土) 20:23:49 ID:dOlR/+He0
そうだなやはり原書に限るよ 翻訳は二次創作だな
138 :
女性音楽教諭(コネチカット州) :2007/11/10(土) 20:23:56 ID:qitkIdrqO
広辞苑だろ 難解すぎる
139 :
コピペ職人(樺太) :2007/11/10(土) 20:24:16 ID:KZWziwX5O
>>54 ディックは…個人的に電気羊より高い城の男のほうが好き
140 :
通訳(神奈川県) :2007/11/10(土) 20:24:26 ID:Tw3M3L6w0
エーコの前日島も分かったような分からないようなで難しかったな
141 :
国会議員(愛知県) :2007/11/10(土) 20:24:45 ID:XnPMPTH10
誰か村上春樹の「海辺のカフカ」について解説してくれ
143 :
アリス(三重県) :2007/11/10(土) 20:25:24 ID:of3d7Fv50
洋書と日本語訳を読むと一対一対応しないってのがよくわかる ロシア語学びたい ドストエフスキーの本の受け止め方がどう違うか気になる
144 :
旅人(樺太) :2007/11/10(土) 20:25:24 ID:iXst07qhO
J・ジョイスの
145 :
竹やり珍走団(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:25:29 ID:2T8puBhg0
オデュッセイアとかをさすがに原書で読むのは・・・
失われた時を求めてはそれほど面白くないと思うがなあ ディケンズとかゾラとかのほうが普通に面白い レベルは違うけど虚構船団より家族八景のほうが面白いようなもん
147 :
留学生(東京都) :2007/11/10(土) 20:26:06 ID:7nXXl/oP0
>>13 チャカポコは飛ばして読む
そして飛ばしても何の影響もない
最近実家の本棚に眠っていた罪と罰を読んだんだが、次に手を出すべきものは何でしょうか? とりあえず、カラマーゾフの兄弟は評判が良いようなので、手を付けてみようとは思っているんですが。
149 :
人民解放軍(埼玉県) :2007/11/10(土) 20:26:18 ID:reIjVEkm0
>>138 ページの半分くらいは使ったことのない単語だよな
150 :
請負労働者(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:26:30 ID:QPtqJYmD0 BE:687164639-2BP(50)
チャカポコメインなのに
ゆとりばっかだな
152 :
牛(埼玉県) :2007/11/10(土) 20:27:41 ID:qq8jPE4t0
Fateは文字
153 :
今日から社会人(コネチカット州) :2007/11/10(土) 20:27:56 ID:b9TZBPIQO
「リアル鬼ごっこ」に決まってんだろ
154 :
マジシャン(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:28:20 ID:zA3zzPlU0
人生…かな。
安部公房の初期の小説なんてやたらめったら難解だ。単なる神経症だと思うけど。 内容はもちろん面白くもなんともない。
白夜書房化だと読む気がしない なんか要約が間違ってそうw
157 :
歌手(茨城県) :2007/11/10(土) 20:29:25 ID:fH7GNLUF0
マァヴがハードSFヲタだとわかって2chもまだまだ捨てたもんじゃ無いと思えたので?
159 :
女(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:29:34 ID:zTr5l2lq0
>>143 俺も仕事で英文を日本語訳したりするんだけど
そのまんま訳したのでは当然ダメなわけで・・・
原文のまんま読むのは簡単なのに、日本語に変換する時の
言い回しや例えやらの変換が本当に難しいのよね・・・
っつうか社内で使う文章くらい、英語のまんまにしてくれよ・・・w
Fateしかないな
161 :
ひちょり(埼玉県) :2007/11/10(土) 20:29:52 ID:dmK5lA/30
>>143 ドストエフスキーの面白さを教えてください。
何冊か手をつけてみても、いつも最初のほうの
「俺は屑だけどほかの屑とはちょっと違うぜ。反論できるならしてみろよ、論破してやっから。」
みたいなとこで飽きちゃいます。
162 :
ネットカフェ難民(千葉県) :2007/11/10(土) 20:30:45 ID:DQTKSNUM0
>>142 それよりスプートニクの恋人のラストの解説してくれよ
163 :
女子高生(埼玉県) :2007/11/10(土) 20:30:52 ID:MWvwnqTd0
>>155 箱男、砂の女あたりはわかりやすいよね
個人的に好きなのは「鏡と鳴子」
164 :
酒類販売業(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:31:01 ID:953GK0bD0
165 :
留学生(東京都) :2007/11/10(土) 20:31:25 ID:7nXXl/oP0
166 :
大道芸人(熊本県) :2007/11/10(土) 20:31:27 ID:vfKv50o60
村上龍の限りなく透明に近いブルーは面白かった。 でもあまりにもエロ過ぎて、知り合いに進められないw
167 :
絢香(鹿児島県) :2007/11/10(土) 20:31:38 ID:h3O50FZa0 BE:321228465-2BP(112)
哲学者が書く小説全般 まぁ翻訳が悪い(翻訳時に該当する日本語がない)ってのもあるんだろうけど
168 :
国会議員(愛知県) :2007/11/10(土) 20:31:49 ID:XnPMPTH10
>>163 箱男意味わからなかったよ
結局どーゆう話だったか解説してくれ
>>164 あれ犯人はわかんなかったけどトリックはすぐにわかった
170 :
県議(東日本) :2007/11/10(土) 20:32:03 ID:9pvpsdCp0
「海辺のカフカ」未読の俺に三行で頼む
外国語ものって全般的に読みにくい。 翻訳者が糞なんじゃねーの?俺の読解力じゃなくて
172 :
新聞社勤務(東京都) :2007/11/10(土) 20:32:30 ID:wIYFpADv0
虚航船団
173 :
学生(コネチカット州) :2007/11/10(土) 20:32:36 ID:W8O6dj7wO
>>85 お前らも、たまにはこれくらい熱く語れよ。この位、思い入れの強い作品一つくらいあるだろ。
変な所でFateに悪影響受けてんじないの?
174 :
女(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:32:37 ID:zTr5l2lq0
推理小説は一回何も知らずに、読む。 次にフラグを探しながら、いろいろと構築しながら読む。 最後に、自分の頭で組み立てたロジックを確認する為に読む。 最低三回は読んで欲しいものだ。
>>119 ゾラックが出てからが面白いんじゃねーか
ゾラックかわいいよゾラック
176 :
空軍(神奈川県) :2007/11/10(土) 20:34:03 ID:VewWL20S0
>>162 ノルウェーの森のラストですら俺にはわからない
>>145 古文書とかは読む翻訳とかじゃなくて解読って作業だな
>>163 あー、俺はもっと前のことを言ってるかもしれない。
「終わりし道の標に」だけ途中で挫折したような記憶があるので。
「壁」なんかもめちゃ難解だしなぁ…。
「鏡と鳴子」かぁ。あの閉塞感は異常。
179 :
塗装工(dion軍) :2007/11/10(土) 20:35:42 ID:A8mlyZeQ0
難しいと読み難いがごちゃごちゃになってるな
180 :
ドラッグ売人(長屋) :2007/11/10(土) 20:36:09 ID:NzCN0po50
中島敦の小説は文体が格調高いのでおすすめ 山月記は特に夢見るフリーター・ニートが読むといい
ラブクラフトかな。 高校生ん時全集買ってかじりつくように読んでたなぁ……
182 :
ご意見番(東京都) :2007/11/10(土) 20:37:00 ID:2XJM1xC/0
誰も言わないけど堀口大学って文章ヘタクソだよね
183 :
女(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:37:59 ID:zTr5l2lq0
>>181 H.P.ラブクラフト 俺も大好き。
クトゥルーは当然全部読んだぜぃ。
翻訳は翻訳でしかない、というのはその通りだが、 だからと言って「原書に限る」なんていってるのは、アホ。 そういうヤツの「原書」などと言ったって、所詮、英語が関の山のくせに。 そういうセリフを言いたいなら、サンスクリット語、パーリ語、ヘブライ語、 ギリシア語、ラテン語、アラビア語等を修めてから言え。
ドストエフスキーが面白いという奴の神経がわからん 単に俺には難解すぎたってだけなんだがな・・・
溶ける魚だろ……常考
188 :
きしめん職人(北海道) :2007/11/10(土) 20:39:28 ID:1rBwXHql0
【レス抽出】 対象スレ: 内容が難しいけどおもしろい小説 キーワード: ドグラ・マグラ 抽出レス数:2 電波過ぎて無理だった
>>181 20代半ばにもなって恥ずかしながら今めちゃくちゃ嵌ってるわ。
「インスマウスの影」を夢中で読んでて、あやうく電車の中で気が遠くなりかけたw
興奮しすぎて。
190 :
高校教師(東京都) :2007/11/10(土) 20:40:39 ID:uuxgus8R0
鴎外の『諸国物語』所収の「正体」という翻訳小説が難解だけど面白い。 オーストリアの作家の作品。最後まで「正体」が判らない。というか、 オレは読み終わっても判らなかったw 若き日の石川淳が衝撃を受けたという不思議な小説。おすすめ。
191 :
女(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:40:42 ID:zTr5l2lq0
>>184 フランス語とドイツ語は何とか読めるよ。
ヘブライ語は、勉強はしたんだけど・・・
今でもちゃんと読める自信が無いw
聖書とか外典書とか、研究したかったのにぃ・・・
ヘブライ語はまじ、読みにくいぜ・・・
192 :
トリマー(愛知県) :2007/11/10(土) 20:41:18 ID:+tylTo/F0
みんなで蝿の王読もうぜ
193 :
クリエイター(東京都) :2007/11/10(土) 20:41:36 ID:eH48mq0s0
>>186 地下の手記はおもしろいよ^^
主人公がなんかお前らっぽいし
194 :
空気(長屋) :2007/11/10(土) 20:41:58 ID:bAAqhXtg0
砂の女でさえ確かに面白かったけどギリギリだった 安倍公房の他の作品が読めるとは思えない 逆にハルキはわかりやすいと思う。意味分かんないって云うより中身なんてないから、あれ
195 :
憲法改正反対派(USA) :2007/11/10(土) 20:42:25 ID:W0FUKYjR0
キチガイ地獄外道祭文 胎児の夢 脳髄論 読んどけ
197 :
レースクイーン(長屋) :2007/11/10(土) 20:43:18 ID:NPVvOs440
>>170 うなぎが大好きです
ねこが大好きです
そうだ四国にいこう
198 :
マジシャン(愛知県) :2007/11/10(土) 20:43:19 ID:DJpfmk/S0
>>168 最後はもう誰が誰だかわけわからんって話なんじゃないの?
匿名性みたいなのが主題だと思う。
2chの祭りでも、釣りや自演や騙りで誰が誰だか分からなくなることあるじゃん。
日本にも大菩薩峠があるジャマイカ
200 :
すずめ(東京都) :2007/11/10(土) 20:43:41 ID:OQrm1kOW0
ぶっちゃけ、Fateって難解すぎて日本人の99%が内容を理解できないだろうね それなりのインテリジェンスを持つ人間からしたらこれほど興味を惹かれる作品も無いんだが
201 :
合コン大王(コネチカット州) :2007/11/10(土) 20:43:45 ID:pOzpVeNdO
202 :
くじら(新潟県) :2007/11/10(土) 20:43:47 ID:eyYKZ0yz0
ラブクラフト 訳が悪い感も否めないけどな
【レス抽出】 対象スレ: 内容が難しいけどおもしろい小説 キーワード: 豊饒の海 6 名前: 果樹園経営(東京都)[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 19:51:30 ID:e3ByhCpi0 豊饒の海 抽出レス数:1 さすがν即だなw
>>193 俺も読んでるときこいつただのねらーじゃんとは思ったなw
ただやっぱり俺には難解でついていけなかった・・・
普段はバカやってるのに こういうスレになると急にお前らが頭よさそうに見えてくるから困る
206 :
タイムトラベラー(ネブラスカ州) :2007/11/10(土) 20:45:03 ID:L/0gviyoO
207 :
民主党工作員(神奈川県) :2007/11/10(土) 20:45:16 ID:PwkATQxfP BE:597456959-2BP(6272)
ツァラトゥストラ50ページくらいで頭が破裂した
208 :
ブリーター(樺太) :2007/11/10(土) 20:45:33 ID:eGQDqtBOO
>>194 安部公房なら『人間そっくり』がわかりやすいし怖いよ。
じわじわくる気持ち悪さ。
モスピーダキタ
ハゲタカ・バイアウト
学術書じゃあるまいし小説に深いならともかく難しいって良い評価に値するのだろうかと思ってしまう。 ていうか小説ってどんなにこねくりまわした展開になろうと理解してしまうものじゃね? 小説は読んでいる人に問題を出しているんじゃなくて答えを伝えようとするものだから難しさっていう価値観はどうかと思う。
>>208 「他人の顔」もわかりやすいな。
ヅラばれてました!!みたいな。
213 :
留学生(滋賀県) :2007/11/10(土) 20:47:20 ID:o2fMqMNE0
ハイペリオン。別にそんな難しくもないけど、そこそこ厚い タイトルこそ違えど、内容的には上下巻のようなものだから2冊読まないといけないし SFとして面白いのはたしか。ハルヒと設定が酷似してたけど
214 :
アマチュア無線技士(東京都) :2007/11/10(土) 20:47:24 ID:dOlR/+He0
娯楽ですからなあ
「箱男」は一言で言うならラブストーリーなんだと思うなぁ。 「僕と君との間に官能的な風が吹いている」たらなんたら言うくだりからラストまでは 最高の恋愛小説だと思う。個人的に三島の「春の雪」をはるか超えてる。
216 :
女(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:47:48 ID:zTr5l2lq0
>>211 スタニスワフ・レムは、読んだ後
いろいろと考えて理解するのが面白いんだけど・・・
何回も読んで、いろいろ考えるのが楽しいんだけどね。
普段、考える作業をしない人には、無理だろうね。
217 :
ドラッグ売人(長屋) :2007/11/10(土) 20:48:04 ID:NzCN0po50
豊饒の海 は別に難しくないす 暁の寺と天人五衰(ラスト除く)はライトノベル並みの内容
218 :
光圀(長崎県) :2007/11/10(土) 20:48:40 ID:ooq1l4jq0
小説とは違うがヘッセの幸福論だな
ああ、ヘッセといえば全集の「ガラス玉演戯」(だっけ?)も高校生の時に途中で投げた 覚えがあるなぁ。ありゃなんだったんだ?
220 :
住職(三重県) :2007/11/10(土) 20:49:45 ID:dXEj5XAz0
221 :
浪人生(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:49:53 ID:UX5fEgBD0 BE:638021366-2BP(7501)
村上春樹のねじまき鳥クロニクルだな スパさんなみの頭脳がないとこの文学の本質は理解できない
222 :
モーオタ(東京都) :2007/11/10(土) 20:50:34 ID:Bs80O9AR0
ダミアンかデミアンか時々わからんくなる。
223 :
会社員(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:50:35 ID:DFICGPn60
小説読むのもめんどくさい でも2chは読んでる ふしぎ
224 :
空気(長屋) :2007/11/10(土) 20:50:47 ID:bAAqhXtg0
あ、そうだ 森?外の「ヰタ・セクスアリス」って少し気になるんだけど、面白い? 題名がすごく逸脱だと思うんだけど
225 :
鉱夫(栃木県) :2007/11/10(土) 20:51:01 ID:LBxN8y550
ゼロの使い魔
翻訳ものでわかりにくいやつは 翻訳のせいなのか原文が「同じように」わかりにくいのか 判断つかないのよね。 小説の描写でもそういうのが結構ある。 まあ現地人には常識的、慣習的にわかることがこっちはわからないと いうのもあるのだろうけどね
>>216 それは深いってことだと思う。難しいとはまた別だろう。
読む人は作者が伝えかったことをそれぞれの形で捉えて、さらに奥、または別の答えを得ようと思えるのはそれは良い小説ってことじゃないのか?
なんでそんな喧嘩腰なのかは知らないけど難しいとは別のものだと思う。
228 :
軍事評論家(埼玉県) :2007/11/10(土) 20:52:33 ID:vRh8Z8F20
>>224 森鴎外は総じてつまらないよ。
小難しいことを言いたいだけの馬鹿が書いたような小説しかない。
東野・伊坂・奥田英朗・恩田陸あたりが好きなんだけど 次なにがいいかな?
231 :
女(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:54:06 ID:zTr5l2lq0
>>227 別にけんか腰のつもりは無いのになぁ・・・
このスレだけ、板の客層が違うのかしらん?
ところで平野啓一郎って文学愛好家にとって、ゴミクズって認識で合ってるの? 一月物語読み終えた後、駅のゴミ箱に投入した俺の判断は間違ってない?
V.
234 :
浪人生(福岡県) :2007/11/10(土) 20:54:27 ID:ydADa3/F0
ASF
235 :
空軍(神奈川県) :2007/11/10(土) 20:54:48 ID:VewWL20S0
>>225 以前ν速で、ラノベも縦読み探したりして読むのにかなり集中力を使うって言われた時は
本気で卒倒しそうになった。
>>228 森鴎外ってそこまで小難しいこといってたか?
237 :
海賊(神奈川県) :2007/11/10(土) 20:55:09 ID:EuOkRXs/0
魔の山をなんとか読んだが全然内容覚えてない
238 :
プロ固定(樺太) :2007/11/10(土) 20:55:35 ID:TRu5314oO
>>211 まさに馬鹿。
勝手に小説の定義決めるなよ。
葉桜は老人と知って一気に萎えた 荻原浩の「噂」並みに
240 :
建設会社経営(山形県) :2007/11/10(土) 20:55:50 ID:XyQCmDlu0
>>224 俺は好きだった!
金井少年の卑屈さが自分に似ている
俺のおすすめは山尾悠子、ボルヘス、澁澤龍彦
241 :
タレント(チリ) :2007/11/10(土) 20:56:53 ID:pXCbBNIo0
失われた時を求めて
>>236 舞姫はワロタ
やべえ子供ができた、逃げろ ←これだけのことを格調高い文章で饒舌に語る
243 :
もんた(茨城県) :2007/11/10(土) 20:57:33 ID:v/8xmnP20
現代戦を描いたような(スパイとか特殊部隊とか出てくるやつ)作品って今ないの? 有名なのはほとんど冷戦期前後なんだよね。CIAだってまだ活動してるだろうし
244 :
占い師(アラバマ州) :2007/11/10(土) 20:58:04 ID:GyZbJ6tD0
またブログ用スレか
245 :
通訳(コネチカット州) :2007/11/10(土) 20:58:27 ID:k1amgWJZO
ナンシー関以上の物書きは出現しないと思ってる 小説じゃないけどね
Fateは文学って言ってるヤツに限って空の境界も月姫もやったことねえんだよ 型月の俺から言わせてもらえば空の境界以外は文学じゃねえ 何が言いたいかって奈須作品は文学だってことだ
247 :
電話番(長崎県) :2007/11/10(土) 20:58:37 ID:LsT841ga0
どうせ難しい本を読むのなら専門書を読んだほうが時間の有効な使い道だとおもうけどね。
248 :
貸金業経営(東京都) :2007/11/10(土) 20:58:54 ID:f3M0ZlhY0
小説読んで面白いって思うことはあるが 作者の言いたいことがわかったってことはないな
249 :
石油王(長屋) :2007/11/10(土) 20:59:04 ID:kWYupZZ00
>>232 中村文則よりはマシ。
今まであの作風で誤魔化してたが決壊でメッキ剥がれた。
内容が難しいけどおもしろくない→ピンチョンの重力の虹
内容は難しくないけどおもしろい→アイン・ランドの肩をすくめるアトラス
>>238 定義なんてあんの?
そう思ってるだけだから。気に食わなかったら「思う」という言葉を脳内補完してくれ。
251 :
西洋人形(神奈川県) :2007/11/10(土) 20:59:27 ID:vcdHI1890
完全に、金閣寺じゃね? なんでここまで出ていないのか不思議。 できれば誰かに解説していただきたい箇所が山のようにある。
252 :
建設会社経営(山形県) :2007/11/10(土) 21:00:13 ID:XyQCmDlu0
連投スマンが山尾悠子はマジでイイ。読む麻薬。 俺これ読んだとき三日間くらい夢うつつ脳内麻薬出っ放しだった。 もう20年後くらいにそんな作家が発見できればいいなと思ってる。 ちなみにジャンルは幻想とか伝奇系かなあ
253 :
マジシャン(愛知県) :2007/11/10(土) 21:00:44 ID:DJpfmk/S0
>>224 森さんの性欲・性癖がどう作られていくか、幼年時代から延々と語られる話
オレは面白かったけど、人によっては「なんでオレがお前の性の歴史を聞かされなかんのだ」と思うだろうね。
254 :
アマチュア無線技士(東京都) :2007/11/10(土) 21:01:11 ID:dOlR/+He0
金閣寺なんて単純だろ 燃え上がるカタルシス。以上終了
一月物語は好きだけど他が面白くない。
256 :
留学生(東京都) :2007/11/10(土) 21:02:02 ID:7nXXl/oP0
257 :
カエルの歌が♪(東京都) :2007/11/10(土) 21:02:11 ID:8KzsroM90
日本沈没 内容が難しいっていうよりは、 専門的な用語とか知識がいっぱい出てきて読むの面倒くさい
>>225 あれは糞過ぎる
あれをあがめてる奴は頭がおかしいと思う
年齢層的に絶対に外れるだろうけど、ジャック・ケルアックの「路上」なんて ある意味難解だぜ。 書く速度に原稿用紙をめくる手がおいつかず、ロール紙に書いたというエピソード の示すとおり、こっちもそれなりの態度で読めばいい。「意味」以上のものを 言語化されないうちに体験してしまうという経験はこの小説が初めてだった。
261 :
すくつ(dion軍) :2007/11/10(土) 21:03:27 ID:8al+ghQC0
別に難しくないけど1984でいいよ
262 :
日本語習得中(大阪府) :2007/11/10(土) 21:03:40 ID:mYzIQIJH0
グレッグ・イーガンのディアスポラ
金閣寺言葉が難しくて挫折した それで外国文学をよく読むようになった
264 :
石油王(長屋) :2007/11/10(土) 21:03:58 ID:kWYupZZ00
>>251 三島スレで解説してくれる人がいるよ。
俺も筋だけ追ってて、飛ばし読みになってたとこが結構あった。
>>254 p.121,l.9「しかし〜一種の融和に似ている。ありのままの俺が愛されないという考えと、世界とは
共存しうるからだ。」という箇所で、「共存しうるから融和に似ている」という論理がよくつかめません。
教えてくださいますか?
トルストイの人生論は途中で断念しました
266 :
建設会社経営(山形県) :2007/11/10(土) 21:05:17 ID:XyQCmDlu0
>>259 うおおおおおν即で初めて出会った!
ぜひ執筆再開してほしいですよね
267 :
光圀(長崎県) :2007/11/10(土) 21:05:19 ID:ooq1l4jq0
罪と罰は長いだけでおもしろくなかったな
268 :
アマチュア無線技士(東京都) :2007/11/10(土) 21:05:37 ID:dOlR/+He0
>>243 亡国のイージスでも読んでろ。
でも今の現代の技術、特に防衛で使われる技術は常に進化しているからどれだけ最新を謳ってもすぐに時代遅れになる。
「金閣寺」は燃え上がるカタルシスもあるが、「奔馬」に描かれたテーマもやっぱり 「金閣寺」の焼き直しだった。 それ系なら「月と六ペンス」も握り締めたこぶしが解けないほど素晴らしい結末。
>>266 集成は買ったか?
高いけど持っておく価値はあるぞ
272 :
会社員(愛知県) :2007/11/10(土) 21:06:37 ID:Bw09vg080
うんこたれぞう
273 :
番組の途中ですが名無しです(静岡県) :2007/11/10(土) 21:06:40 ID:g3jREDcd0
>>213 ハルヒでハイペリオン知って途中まで読んでみたんだけど、
始めの基督教小人族の話以外全然面白くない...
上巻しか読んでないんだけど、読み進めていくと面白くなる?
274 :
スパイ(コネチカット州) :2007/11/10(土) 21:07:14 ID:US1ND1K5O
トーマスベルンハルト「消去」読んでみろ
275 :
建設会社経営(山形県) :2007/11/10(土) 21:08:04 ID:XyQCmDlu0
>>271 図書館で借りた事はあるけど残念ながら持ってない
おれまだ学生だから、初めてお給料もらったら買う最初の本にするって決めてる。
276 :
空軍(神奈川県) :2007/11/10(土) 21:08:06 ID:VewWL20S0
>>258 ラノベに糞すぎるって、肥溜めに向かってくそ!って言ってるようなもんだべさ
森博嗣の笑わない数学者って本面白いよ
/ニYニヽ /(。)(. ゚)ヽ /::::⌒`´⌒::::\ てめえぶちころすぞっていう | ,-)トェェェェイ(-、| | l .|-┬-| l | \ `ー-'´υ/ /、. ヽ / | | | / ヽ_| ┌──┐ |丿 | ├──┤ | | ├──┤ |
279 :
一反木綿(アラバマ州) :2007/11/10(土) 21:08:59 ID:be1jImK40
>>275 また絶版にならないといいな
口絵の山尾さん近影が妖艶
なにこの背表紙が青いスレ
284 :
鉱夫(栃木県) :2007/11/10(土) 21:10:37 ID:LBxN8y550
青空文庫で読めるお前らのオススメ教えてくれ
285 :
絢香(静岡県) :2007/11/10(土) 21:10:55 ID:10WYiKKx0
286 :
留学生(東京都) :2007/11/10(土) 21:10:59 ID:7nXXl/oP0
>>232 作品そのものより、盗作騒動の方が有名だからなあ・・・
287 :
訪問販売(神奈川県) :2007/11/10(土) 21:11:03 ID:J3JW8EEC0
>>277 肥溜めってのはたまにいいものが落ちてたりするものだ。ごくたまに。
今のラノベはそうなりがちなのかも。オーフェンやロードス島、ゴクドーくんの頃とは明らかに趣向が違うよね。
>>287 中島敦はわかりやすいし面白いしでいう事ないよな。
俺は弟子と文字禍を推す。
>>290 久作は縦書きの本で読むに限るな
ルビを()で書かれたらリズムが崩れる
295 :
アマチュア無線技士(東京都) :2007/11/10(土) 21:13:12 ID:dOlR/+He0
296 :
絢香(静岡県) :2007/11/10(土) 21:14:21 ID:10WYiKKx0
>>291 んなことはない。漫画としてなら十分読める。
氷川清話って青空文庫に入ってないじゃん。 どうせ暇だから打ち込みやろうかな
洋ピンで言えばガルシア・マルケスの「百年の孤独」も途中で投げたっきりだなぁ。 難解というより人物名を覚えるのに挫折した。 「予告された殺人の記録」はマジ傑作。
300 :
マジシャン(愛知県) :2007/11/10(土) 21:17:53 ID:DJpfmk/S0
サリンジャーの「シーモア序章」読んだ人いる? 今読んでるけど投げ出しそう… 文が理解できない
>>300 まあグラース家シリーズはめんどくさいからねえ
投げていいんじゃない
302 :
山伏(東京都) :2007/11/10(土) 21:20:04 ID:cgz02qgd0
グレッグ・イーガンの「宇宙消失」
303 :
民主党工作員(ネブラスカ州) :2007/11/10(土) 21:22:43 ID:StXInkTOP
小説→コミック化→アニメ化→ゲーム化→実写版映画化→ノベライゼーション
304 :
美容部員(東京都) :2007/11/10(土) 21:23:09 ID:a8ZKk8Yr0
終わらない夏休み
意外にカフカが挙がってないのね。 「断食芸人」か「飢餓芸人」か、それが問題だ。
306 :
軍事評論家(茨城県) :2007/11/10(土) 21:24:57 ID:XhhDM8zh0
随分前に読んだものだがYの悲劇 文章安定しなさすぎワロタ
307 :
空気(長屋) :2007/11/10(土) 21:25:37 ID:bAAqhXtg0
あ〜ネットだと横書きだから読みにくいよなぁ いや縦でもやっぱり紙の方がいいんだけどさ 瓶詰地獄とか太宰治の畜犬談みたいな短い話ですごく疲れたし
308 :
書記(東京都) :2007/11/10(土) 21:26:23 ID:ETDB8HwL0
だれかセリーヌ好きはいねえの?別に難しくはないけど
309 :
とき(東京都) :2007/11/10(土) 21:26:30 ID:CcEhGd0u0
世界の中心で愛を叫んだけもの
310 :
朝日新聞記者(千葉県) :2007/11/10(土) 21:28:18 ID:qPLmE15M0 BE:1478784588-2BP(7072)
ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔 ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔ゼロの使い魔
豊穣の海から入ったからか、どうしても存在と行動のどちらが優位かの葛藤の上に意識を持ってくる読み方だからかな 意味はつかめるけれども英訳してもらったりしてもその繋がりがわからんかった 存在を内反足という差異に見出していて、それが世界との和解によって埋もれるのを恐れていたが、 差異を生み出す前提にある集合としての観念上の世界となら共存可能てこと? これ以上は本スレでやるわ
312 :
書記(東京都) :2007/11/10(土) 21:29:42 ID:ETDB8HwL0
要するに意識の流れってことだよな ユリシーズなんかもコレだな
313 :
留学生(中部地方) :2007/11/10(土) 21:30:51 ID:L2Abomp50
恋空
314 :
ビデ倫(コネチカット州) :2007/11/10(土) 21:31:36 ID:HUCQniyrO
我が輩は猫である 腹抱えて笑える。
315 :
魔法少女(東日本) :2007/11/10(土) 21:32:40 ID:wzDoHTT10
>>243 村上龍の五分後の世界でいいんじゃないか
広島長崎の次に新潟だのなんだのにまでぽんぽん原爆投下され
本土決戦決行したという擬似現代モノ
316 :
迎撃ミサイル(アラバマ州) :2007/11/10(土) 21:34:43 ID:3KSjZNre0
今日のドグラマグラスレか チャカポコチャカポコのあたりでいやになってくる
317 :
外資系会社勤務(長屋) :2007/11/10(土) 21:36:13 ID:oyXksiGt0 BE:79942829-2BP(6003)
撲殺天使ドクロちゃん
難解だけど文学的な価値はある、というのがよくわからんのよね。 いろいろ理屈はあるんだろうけど、つまるところ新しい表現方法や世界観を創出したってことだろうか。 だったら携帯小説だってラノベだって十分文学と呼ばれる資格あると思う。いや、まじでw ああいうわかりやすさ面白さに技術が要るのとは逆に、文章は難解にしようと思えばいくらでもできるんだよな。 日本の哲学者ってだめだと思う。文字通り読む時間の無駄。 鴎外や漱石って今読んでも、普通に実感がわくし、日本語としてもわかりやすいのはすごいね。 この人たちが書き日本語作ったようなとこあるんだよね。
ドストエフスキー「二重人格」の登場人物の多さにはへこんだ記憶がある
>>299 百年の孤独は、登場人物の名前をわざとループさせてる
マコンドの村人の滅びの運命の象徴として
だから覚えられないくらいで丁度いいんだと思う
乙一の失踪ホリデー っていうか乙一ってラノベだったんだね・・・
323 :
女流棋士(滋賀県) :2007/11/10(土) 21:38:26 ID:F+CNiCIu0
ドフトエフスキーってどうなの??
324 :
調理師見習い(愛知県) :2007/11/10(土) 21:39:08 ID:utZQ5WIf0
シャナ 専門用語とキャラの倍増でもはや理解不能
>>318 ただ分かりにくいだけだったら文学なんていわれないだろうね
326 :
留学生(千葉県) :2007/11/10(土) 21:40:09 ID:8TvvjSvz0
また理系が多いニューソ区でなぜか伸びる小説スレか
327 :
渡来人(東京都) :2007/11/10(土) 21:40:41 ID:PGRtO1pE0
>「眠りにつく男がいかに寝返りをするのか」に >ついて30ページも描写されている。 東海林さだおのエッセイかと思った。
328 :
前社長(樺太) :2007/11/10(土) 21:40:46 ID:bn/o6nofO
麻生幾のZERO 警察に明るかったり興味ある奴には神作品 これでもかと公安警察や中国人民解放軍総参謀部の実態を描いてくる だから好き嫌いが別れるかな あと無駄にエロいシーンもちょこちょこ
>>318 ちなみに日本の哲学書って何読んだんだよ
330 :
コピペ職人(樺太) :2007/11/10(土) 21:41:35 ID:xu6ayTcFO
>>318 読みやすい文章と稚拙な文章は違う
おまえはもう一度東海道中膝栗毛からやり直せ
331 :
選挙カー運転手(北海道) :2007/11/10(土) 21:42:04 ID:wpo1bmK70
>>299 予告された殺人の記録て、どういう観点から見て「傑作」なわけ?
興奮も感動も驚嘆もしなかったわ
>>324 あの程度でだめだったらSFとかミステリ読めないだろ
つか新刊まだ?
333 :
ネット廃人(アラバマ州) :2007/11/10(土) 21:44:29 ID:MaruMYRC0
筒井康隆の「驚愕の曠野」 想像の余地多すぎ
文庫で簡単に手に入るやつだと 「幸福な死」カミュ、「シッダールター」ヘッセが面白い。 俺は中学2年のときに読んだ。遅くとも20代のうちに読もう。
>>318 二行目までは同意できるのにww
後半も・・・まぁ長い目で見りゃそうだけどな。
昔の中国なんかだと韻文以外は文学じゃねぇみたいな扱いで、
フィクション性の強いものは「小説」つまり語るに足らないつまらない文章として
捉えられてたらしいし。
何百年もたたないとわからんって部分はある。
でも、三国志が文学っつったら違うし、やっぱりエンタメ系小説と文学系小説の壁は
どれだけ経っても埋まんないんじゃないかな。長文な割に中身がなくて本当に申し訳ないけど。
337 :
運動員(神奈川県) :2007/11/10(土) 21:46:01 ID:zBwiRsnc0
レートレアモンのマルドロールの歌だな。 内容が難しいというよりきちがい
最近、やっとフェイトは文学が皮肉だってわかった
確実に読ませないために書いたような文章も存在する ラカンのように。
340 :
ぁゃιぃ医者(空) :2007/11/10(土) 21:48:30 ID:YK0GdkSX0
トーマス・マンの「ファウスト博士」 ストーリーは面白いんだが、いかんせん一文が半ページくらいあったりするのでめんどくさい 岩波で文庫版出てたんだが、最近は見かけないな
ねーねー純文厨に質問なんだけどー 中原昌也とか朝比奈あすかとか内容も展開も酷かったんだけど これってもしかしてラノベのほうが上なんじゃないの?
342 :
樹海(樺太) :2007/11/10(土) 21:48:53 ID:BqNYrAPKO
村上春樹の海辺のカフカいいよ
なんかプチ集中砲火だな。ラノベ脳とかいわれたよw まあなんでもいいけどね。 文学とかいって他のジャンルを見下げるやつは村上隆に騙されるアホ外人と変わらん。 もしくはラッピングを商売の種にしたり買ったりしてるだけ。 芥川賞の小説なんて芥川賞獲って小説家としてブレイクしたいと思うやつが買う、という市場だろ。 小説家という文化スターに憧れるやつらでまわってる業界だよ。オタ世界と何が違うのかね。 ただのテキストにどっちが上とかない。 おまえらが読んで面白い、ガキが読んで面白い、じじいが読んで面白い、スイーツが読んで面白い とそれぞれあるだけだろ。 全部がラノベになったら死にたくなるが、全部がブンガクだなんて世界もやだね。
344 :
空気(長屋) :2007/11/10(土) 21:49:29 ID:bAAqhXtg0
>>334 なんで動物園のエピソードを挿入したの?
必要ないよね?
346 :
レースクイーン(長屋) :2007/11/10(土) 21:50:53 ID:NPVvOs440
>>343 君は文学を娯楽と考えている
文学は娯楽だけじゃないということを知るべきだ
聖書
348 :
わさび栽培(東京都) :2007/11/10(土) 21:51:00 ID:tXVPVKHl0
周作の深い河 文章は簡単だけどテーマが難しい
349 :
請負労働者(アラバマ州) :2007/11/10(土) 21:51:41 ID:QPtqJYmD0 BE:610812364-2BP(50)
ν速民のごとき社会経験の無い引きこもりが文学を語るとはおこがましい
350 :
空気(長屋) :2007/11/10(土) 21:52:07 ID:bAAqhXtg0
>>343 でもなにもかも文学にしちゃったら解釈の幅が広がりすぎちゃうと思うの
俺は一理あると思うよ
【レス抽出】 対象スレ: 内容が難しいけどおもしろい小説 キーワード: アマチャ・ズルチャ 抽出レス数:0
352 :
ジャーナリスト(アラバマ州) :2007/11/10(土) 21:52:17 ID:MNnEkix80
中条省平って相変わらず嘘つきだな 失われた時を求めてくらいなら、中高生でもちくま文庫で読んでるだろ
今東野圭吾のガリレオがドラマ化されて流行ってるけど、 正直科学系トリックがさっぱりわからん。 あるいみ「内容が難しい」
354 :
社会科教諭(樺太) :2007/11/10(土) 21:52:37 ID:55e+xZwqO
桃太郎
マァヴにロリ彼女がいるなんて…
356 :
留学生(東京都) :2007/11/10(土) 21:53:20 ID:ANZs8a240
>>343 ちょこちょこ正論ではあるんだが
純文学とラノベは一緒!だからどっちも文学!ってなると
純文学が衰退しかねない。そしたら純文学好きな人たちは悲しいだろ?
線引きだけでもあった方が双方の励みにならないかね。
358 :
石油王(長屋) :2007/11/10(土) 21:54:03 ID:kWYupZZ00
>>349 1000の小説とバックベアードってこのロリコンどもめ!と関係あんの?
>>353 トリックと呼ぶのもおこがましいような内容だろアレ
相棒は面白い
360 :
請負労働者(アラバマ州) :2007/11/10(土) 21:54:29 ID:QPtqJYmD0 BE:636263055-2BP(50)
ばかばかしい 結局自分の願望で無理に「文学」という単語を定義付けたいだけ それを「わかってない」だのなんだの・・・・・・
361 :
民主党工作員(神奈川県) :2007/11/10(土) 21:55:26 ID:PwkATQxfP BE:318643283-2BP(6272)
>>343 君の意見は正論ではあるが正しくはない。
>>348 日本人がクリスチャンになることの限界を見たなあれは。
遠藤的解釈が善意的かつ精一杯だ。
363 :
ビデ倫(コネチカット州) :2007/11/10(土) 21:55:35 ID:HUCQniyrO
小説に難解もくそもないからw メディアとして粗悪だから権威付けしないとやってけないんだ 重松清とか東野圭吾読んでたほうが面白いよ
リアル鬼ごっこはある意味考えさせられる 何故か同じ文を十五分くらい読み返していたオレガイル
>>353 トリックは犯人を追い詰めるための飾りつけだと思え。
367 :
貸金業経営(東京都) :2007/11/10(土) 21:58:17 ID:f3M0ZlhY0
小説じゃないけど誰かインランドエンパイアを解説してくれ
>>366 ドラマはみてないんだが
小説のほうはむしろその科学系トリックを出したいがために状況設定しましたよ的な
感じなんだが。
大江健三郎
371 :
合コン大王(コネチカット州) :2007/11/10(土) 22:00:39 ID:HUCQniyrO
ウンベルトエーコて面白いの?難解だってきいてるけど。
372 :
外資系会社勤務(長屋) :2007/11/10(土) 22:00:43 ID:oyXksiGt0 BE:79941492-2BP(6003)
373 :
請負労働者(アラバマ州) :2007/11/10(土) 22:01:19 ID:QPtqJYmD0 BE:763515656-2BP(50)
文学読みとやらには権威主義者が多くて困るよ ルサンチマンで身動きとれなくなっちゃってるのだろうね 無駄に話を複雑にして喜ぶんだから ラノベもケータイ小説も文学でしょ それをぬけぬけと認めてしまえばいいのに
まぁ、ジャンル厨は死ぬべきだとは思う
内容が難解かどうかは別にして、読みづらいけど面白い小説ならたくさんあるよね ル・クレジオなんか最初は戸惑うけど、イメージ展開の自由さについていけたら面白くなって来る ガスカールなんかも異質な感覚の分析に慣れてくれば面白い、っていうか感心する プルーストはまず関係代名詞の多用による息の長い文体が読みづらいわけだけど、そこでも イメージの分子が次々に分析展開されていくリズムに慣れてくれば面白く読める プルーストと同系の息の長い文体で面白いのはJ・グラックかな まあ内容はゴシックロマン風なんだけど、文章の流れが重層的でイメージの喚起力がスゴイ 翻訳で読んでも十分面白いよ 関係代名詞が多用された文章はキレイな日本語になりにくいんだけどね
376 :
花見客(関東地方) :2007/11/10(土) 22:03:01 ID:SxQ/VrzQ0
最近数学のほうが文学より面白いと思えてきた
377 :
建設作業員(埼玉県) :2007/11/10(土) 22:03:20 ID:qZkMde+B0
おれもソフィーの世界だな 当時ベストセラーだったんでカッコつけて買ったが5ページ読んでやめた 世間のヤツは本当にこんなの読んでんのかと疑問に思ったもんだ
378 :
請負労働者(アラバマ州) :2007/11/10(土) 22:04:32 ID:QPtqJYmD0 BE:814416948-2BP(50)
379 :
文学部(dion軍) :2007/11/10(土) 22:04:41 ID:2gY1NR640
なんで最近の小説はラノベしかでないの? 和洋どっちも昔のしか読むもん無いんだけど
380 :
元祖広告荒らし(東京都) :2007/11/10(土) 22:05:18 ID:zUL/TOiJ0
フィネガンズ・ウェイクがさっぱりだった
わかりやすいのばっかり出てきたらわかりにくいのが衰退しちゃうじゃん。 ジャンル厨はウザいだろうと思うけど、ジャンルを守るのも大切じゃないか? マンガって活字多いし難しいから全部ジャニ主演の実写ドラマにすればいいよねー とかなったらふざけんな!!ってなるだろ?極端で的外れくさい例えだけど、そんな感じじゃない?
>>368 俺もドラマ見ないんだけど推理物のトリックって理にかなってるのとそうでないのと作者によって差が激しいよね。
あまり推理物読まないけども。
383 :
お猿さん(佐賀県) :2007/11/10(土) 22:06:01 ID:3CqTXVjD0
フィネガンズ・ウェイク
384 :
牛(北海道) :2007/11/10(土) 22:06:17 ID:UvIHD/zQ0
>>56 俺は「まえがき」(?)しか理解できなかった。
般若さんが死んでもう何年だっけ?
385 :
女流棋士(滋賀県) :2007/11/10(土) 22:06:43 ID:F+CNiCIu0
ドフトエフスキーって面白いですか?
386 :
アマチュア無線技士(東京都) :2007/11/10(土) 22:07:36 ID:dOlR/+He0
100年の孤独は家系図を描きながら読むべき
387 :
ツチノコ(東京都) :2007/11/10(土) 22:08:20 ID:IRZujCxD0
死の島(福永武彦) 日本文学大賞とってるこの作品、 時系列ばらばらで進むが配置が絶妙で面白い ただし、ラストがなぜかマルチエンディング形式で それだけが未だにイミフ
388 :
コピペ職人(樺太) :2007/11/10(土) 22:08:28 ID:xu6ayTcFO
ラノベが批判される理由は、ビジュアル的なものを除いたら評価される可能性がないんじゃないか、ってのが大きい気がするんだがな。
外国のは翻訳者で理解しやすさがかわるよな ドストエフスキーなんて江川卓さんのは 凄く読みやすいのに
>>385 罪と罰
新潮文庫(工藤)の訳は平易であり、読みやすい訳文。
河出文庫(米川)の訳は高尚で読みにくいが、格調高い訳文。
岩波文庫(江川)の訳はくせのある訳だが、面白い。 個人的に一番オススメする。
カラマーゾフは
えーと忘れた最近流行ってる訳者の奴が読みやすいと聞いた。
面白いと思う。
>>385 オルタナとかゴスが好きならドフ読むべき
世界の終りとハードボイルドワンダーランド
マルホランド・ドライブって知ってるか?
395 :
請負労働者(アラバマ州) :2007/11/10(土) 22:11:56 ID:QPtqJYmD0 BE:712614274-2BP(50)
>>381 とんでもなく「的外れ」なのだから「そんな感じ」なわけないだろ
励みとか衰退とか・・・・・・意味わかんないよ
読者は作品が好きなのであって「ミステリ」「SF」「純文学」「ラノベ」という単語が好きなわけではないでしょ
くだらん
396 :
牛(北海道) :2007/11/10(土) 22:12:26 ID:UvIHD/zQ0
>>371 「薔薇の名前」はとてもわかりやすかったよ。
「ダビンチ・コード」と比較されたりするのかもしれないが、文字通り「ダビンチ」が高校教師の書いた作品なら、
「薔薇」は大学の先生のが書いた作品だね。
著者の博学の差が如実に表れてる。
当然、「薔薇」のほうが圧倒的に面白い。
397 :
アマチュア無線技士(東京都) :2007/11/10(土) 22:12:26 ID:dOlR/+He0
やっぱ江川っしょ。へ、へ、へ
398 :
パート(千葉県) :2007/11/10(土) 22:12:27 ID:oeRu3qUw0
やるなら虚航船団漫画化してみろ
399 :
カメラマン(兵庫県) :2007/11/10(土) 22:13:05 ID:kRHmaxs/0
SFでお勧めおしえてくれ 星を継ぐものみたいなやつ
安部公房が難解って上のほうに書いてあったけど、 この人の文は非常に論理的であるからコツさえ掴めば読みやすいし、おもしろい。 大江健三郎が安部公房のこと絶賛してるけど、この二人は文章のタイプ全然違うんだよなぁ。 安部が論理的なら大江は感覚的。あくまで私見だけどさぁ。
401 :
公務員(大阪府) :2007/11/10(土) 22:14:42 ID:42ireDbd0
フィネガンズウェイクとユリシーズ挑戦してみようと思うが難しい? 進学高卒、大学行ってません。
こんなスレに出す小説じゃないとは思うけど エスカレーターで1階から中二階に行くだけの小説はちょっと異様だったな 物から物へ連想が進むだけでストーリーとか思考とか全く無いの
403 :
日本語習得中(埼玉県) :2007/11/10(土) 22:15:15 ID:90v/swX+0
カフカの短編集はけっこうくる。クスリやってんじゃないかと 思うほどだが、カフカって作家になる前は真面目な勤め人だったらしいし。
404 :
女(アラバマ州) :2007/11/10(土) 22:15:18 ID:zTr5l2lq0
ロバート.A.ハインラインもいいな。 SFと言えば、やっぱ ローダンシリーズ。 恐らく死ぬまで読み続けても、まだまだ新刊が出続ける。 現在340巻・・・ 俺が読んだのは334巻まで・・・ よく、ここまで全部読んだものだ・・・
405 :
パート(千葉県) :2007/11/10(土) 22:15:58 ID:oeRu3qUw0
>>400 >安部
技法そのものは古典的描写なダリみたいなもの?
>>395 んー、でも何か一つの作品読んでみて、面白かったこういうのまた読みたいな!
って思ったときにジャンルって便利じゃないか?
407 :
事情通(アラバマ州) :2007/11/10(土) 22:16:52 ID:pTPXCwAD0
>>402 ニコルソン・ベイカーはあんなんばっかりだけど
あれはあれで面白いっす
>>404 すげー!
書いてる人より読んでるんじゃないか?w
と言いたいところだが、コアな人は全部読んでないよう結構覚えてんだよね
410 :
プロ棋士(樺太) :2007/11/10(土) 22:19:08 ID:wY2FF4GuO
ハサミ男読んだんだが この人の石動シリーズってのは面白いの?
411 :
社長(dion軍) :2007/11/10(土) 22:19:10 ID:BehmDKKx0
Fate
412 :
キャプテン(神奈川県) :2007/11/10(土) 22:19:53 ID:t+llVCBP0
413 :
年金未納者(静岡県) :2007/11/10(土) 22:20:18 ID:U3ksK6/e0
何年か前に読んだ坂口安吾の木枯らしの酒倉からがさっぱり意味がわからなかったな すごい短い話なのにずっと頭に?が浮かんでたわ
414 :
パート(アラバマ州) :2007/11/10(土) 22:20:45 ID:bG7NZZxY0
パソコンあると本が溜まっていく一方でまったく読めない マジで助けてくれ
>>1 話の進まなさかげんは、ロストとどっちがひどいんだろう。
416 :
スレスト(栃木県) :2007/11/10(土) 22:22:16 ID:b3Hx2+nx0
>>410 美濃牛だけは自分は面白かった。
俳句の句会の場面が最高にいい。
難しい小説ってのはつまるところ 作者の作文能力に問題があるだけ 難しいことを誰でもわかりやすく平易に書くのが真の文豪 よって、ゼロ魔は…いやあれはわかりやすいことをテンプレ通りに書いてるだけかw
419 :
プロ棋士(樺太) :2007/11/10(土) 22:26:39 ID:wY2FF4GuO
>>416 なるほど
立ち読みして良さげなら買ってくる
420 :
アイドル(USA) :2007/11/10(土) 22:27:01 ID:vCEwZSwz0
唯一途中で挫折したのがニーチェのツァラトゥストラだった。 原文で読めない奴が読むもんじゃねーな、と思ったね。 やたら注釈ついてて、勉強にはなるけど鬱陶しかったし
鬱なことの多い年末年始を、 このスレに出てきた本をかたっぱしから 読む事で消化しようと思う。
アンドレイ・プラトーノフの『土台穴』だな ロシア史の教養がないときついし ミラン・クンデラも小難しいこと言ってるが、まあ読みにくくはないか
423 :
合コン大王(コネチカット州) :2007/11/10(土) 22:29:16 ID:Y9wYbq7vO
綾辻の本でこれは読んどけって何か教えて?
424 :
浪人生(北海道) :2007/11/10(土) 22:29:26 ID:p+IO7hTu0
ドグラマグラは前巻までなんとかいきおいで読めたが後巻を手に取る気力がなく断念・・・ てことでだれかオチとあらすじ解説してくれ。
425 :
魔法少女(東日本) :2007/11/10(土) 22:29:36 ID:wzDoHTT10
>>412 日本人は欧州に嫌われるとゾクゾクしちゃうマゾだから別にいいんだよ
>>421 ローダンの名前が出てるんだぞ
無理だろ
427 :
宇宙飛行士(樺太) :2007/11/10(土) 22:29:49 ID:JiBa9QQpO
漫画ばっか読んでる俺になんかおすすめ教えてくれ。 滝本達彦と星新一、漫画家なら志村貴子や幸村誠が好き
428 :
アマチュア無線技士(東京都) :2007/11/10(土) 22:29:53 ID:dOlR/+He0
ワインズバーグ・オハイオをよろしく頼むよ
429 :
土木施工”管理”技師(愛知県) :2007/11/10(土) 22:30:42 ID:IZTsaeSO0
430 :
牛(京都府) :2007/11/10(土) 22:31:58 ID:OLL1Jlbg0
fateは文学 Airは芸術 CLANNADは人生 リトバスは友情 鳥の詩は国歌 SchoolDaysは神話 君が望む永遠は哲学 攻殻は政治 うたわれるものは日本史A ひぐらしは論理学 EVAは聖典
なぜアニオタとかの内輪ネタは批判されて 文学作品の内輪ネタは批判されないのか 昔の小説って引用ばっかりじゃん
第三の警官とか紙葉の家も読んでる途中で迷子になる
433 :
スレスト(栃木県) :2007/11/10(土) 22:33:10 ID:b3Hx2+nx0
434 :
空気(長屋) :2007/11/10(土) 22:34:01 ID:bAAqhXtg0
>>424 ドグラマグラ最初だけ立ち読みしたんだけど結構面白くない?
好みの文章なんだけど・・段々イカレてくるの?
435 :
文科相(愛知県) :2007/11/10(土) 22:34:05 ID:QA2L70lS0
「薔薇の名前」は、最初の数ページは難解かと思ったが 読み出すと一気に読めた。映画もよかった。
437 :
外資系会社勤務(長屋) :2007/11/10(土) 22:34:22 ID:oyXksiGt0 BE:199854959-2BP(6003)
>>427 グミチョコパイン
スレタイで思い浮かんだのは舞城王太郎なんだよな
438 :
探検家(北海道) :2007/11/10(土) 22:37:38 ID:3PdWqFfk0
ディックの高い城の男が何回読んでも意味がわからない
>>203 豊饒の海って面白いけど、難しくはないだろ
440 :
書記(東京都) :2007/11/10(土) 22:38:20 ID:ETDB8HwL0
ニーチェは哲学者の中じゃ判りやすいほうだと思う ダイナマイトのような思想と情熱的な語り口で、この上もない高揚感が得られる 俺が挫折したのは「意志と表象としての世界」と「存在と時間」 そろそろなんとか読破してえ。どうしたもんかね
441 :
牛(京都府) :2007/11/10(土) 22:39:00 ID:OLL1Jlbg0
>>170 婆専の少年がラリって一皮向ける
異能者の池沼ジジイがラリって死ぬ
駄作
442 :
解放軍(アラバマ州) :2007/11/10(土) 22:40:12 ID:PYtdP+NN0
正直今まで読んだ本をきちんと理解出来ているという自信がまるでない 自分の理解出来るようにしか理解出来ないというか、自分の理解したいように理解している気がする 本を読めば読むほどこの気持ちが強くなるぜママン
443 :
書記(東京都) :2007/11/10(土) 22:40:42 ID:ETDB8HwL0
ちょっとキメエな、俺
>>438 「高い城の男」をもういちど変換してみるんだ
「他界しろの男」、つまりは逝ってよしってことなんだよ!
>>405 技法って言うのかな、安部は非常に比喩と暗喩が多い
話自体は至極単純なことが多いんだけど、
言い回しが独特だからだめな人はそこで挫折するかなぁ?
数学とか物理好きにはたまらない文章書くと思うよ。
446 :
宇宙飛行士(樺太) :2007/11/10(土) 22:41:56 ID:JiBa9QQpO
>>376 結局能動的に頭を使うのが好きな人はそういう方向に行き着くよな
448 :
浪人生(群馬県) :2007/11/10(土) 22:43:47 ID:8WilzSf+0
DS文学全集買ってみようと思うんだけどどうでしょうか
>>438 「日独が勝つわけねえだろ、目え覚ませよ」
「がーん、そうだったのか」
まあSFだからな。
安倍ってカフカに影響されたっつっても実存主義的な部分はハルキに持ってかれたよね シュールな発想と描写と東大医学部を出ただけはあるヲタ理系っぽいところは好きだ
>>443 ハイデガーの奴は内容に対してながすぐる
452 :
下着ドロ(dion軍) :2007/11/10(土) 22:45:56 ID:FgJgCj2i0
>>401 ユリシーズはまだ何とか読めるが、フィネガンは違うんじゃねーかなあ
あれを読めない本の頂点としなくて何があるって思う
ユリシーズ第2巻の帯から
「ジョイスは芸のありったけを披露する。少女は花火の下でスカートの奥を紳士に見せ、
僕はそれを見ながら手淫する〜」
安部公房の「箱男」 この人の小説は傑作が多い
富野喜幸「薔薇戦争」
455 :
ハンター(アラバマ州) :2007/11/10(土) 22:47:17 ID:PI+2SY9l0
ここ20年の日本の文学で、いちばん構成が美しいのは涼宮ハルヒの憂鬱 これ以上は無いね
>>443 セリーヌはν速民の思考を描いたようなもんだからな
457 :
ペテン師(樺太) :2007/11/10(土) 22:48:11 ID:4Cz3Y3ZXO
ついさっきまで村上春樹読んでた。脳があつい
458 :
さくにゃん(東京都) :2007/11/10(土) 22:48:18 ID:wRl6bt150
中原昌也とかν速ではウケそうな感じだけど全く話題に上がらないのな
459 :
彼女居ない暦(dion軍) :2007/11/10(土) 22:50:16 ID:i2445e1Q0
>>445 >安部は非常に比喩と暗喩が多い
アスペルガーの人は比喩とか暗喩が理解しにくいそうだから難しく感じるかも。
(アスペルガーの人を馬鹿にしているのではありません)
「難しい」と一言でいっても色々だよね。
司馬遼太郎スレの方で書いている人がいたけど
歳をとって知識が豊富になってから読むとわかりやすいものもあるだろうし。
表現そのものが難解なものもあるだろうし。
460 :
社会科教諭(神奈川県) :2007/11/10(土) 22:50:51 ID:Gq3ZCcbX0
461 :
訪問販売(大阪府) :2007/11/10(土) 22:52:22 ID:OeD9cIf30
沈黙
462 :
モデル(dion軍) :2007/11/10(土) 22:53:28 ID:H7V/Oswv0
恐るべき子供たち Les Enfants Terribles
463 :
書記(東京都) :2007/11/10(土) 22:53:35 ID:ETDB8HwL0
>>456 罵詈雑言撒き散らすくせにやたらセンチメンタルなところとか、ν速民そのものだよな
464 :
下着ドロ(dion軍) :2007/11/10(土) 22:54:47 ID:FgJgCj2i0
>>458 初期の短編は2册くらい読んだ。嫌いじゃないけどな。
なんか珍妙な文体と独特の滑稽さがいいな。
それだけは他の人の小説では読めない。ちょっと悲しくなるしw
465 :
留学生(埼玉県) :2007/11/10(土) 22:57:23 ID:PdncGTwK0
>>448 青空文庫を扉かarisuビューワ通して読んだ方がよい
「存在と時間」は「ネギま!」の 第17巻の巻末の用語解説にある「アイオーン」についての説明を読んで 「存在と時間」第八十二節、時間性、現存在、および世界時間の実存論的・存在論的連関と、 時間と精神の関係についてのヘーゲルの見解との対照を読んでから最初へ戻って、読み始めると解りやすい と思うw
467 :
船員(アラバマ州) :2007/11/10(土) 23:02:24 ID:o/jgUsPP0
>>448 「DS文学全集」、嫁が買って来たのをバカにしてたけど、
触ってみたら凄いぞコレ。売れるのも分かるわ。
468 :
デスラー(奈良県) :2007/11/10(土) 23:04:11 ID:EPiO/2IB0
>>440 意志と表象としての世界はショーペンハウアーじゃないの
469 :
踊り子(dion軍) :2007/11/10(土) 23:05:26 ID:cdyxID8Y0
太宰治みたいな文を書く人教えてくれ
470 :
DCアドバイザー(千葉県) :2007/11/10(土) 23:05:55 ID:7XTvClub0
>>462 子ども達はバランスが良いよね。面白かったわ。
前の方に出てたけど死霊もオススメ。日本語作品だから訳とか気にせず楽しめるよ
473 :
バンドマン(ネブラスカ州) :2007/11/10(土) 23:07:16 ID:Z+uclDNwO
坂口安吾 堕落論
474 :
アナウンサー(東京都) :2007/11/10(土) 23:08:05 ID:7M3wPlkI0
坂口安吾は本人が難しくて面白いんだけどなw
475 :
女子高生(埼玉県) :2007/11/10(土) 23:09:01 ID:MWvwnqTd0
安倍公房レトリック事典だけで御飯三杯はいけるぞ 安倍公房の小説にでてくる比喩や表現をまとめてるんだが 判る人は判ると思うが、一文一文が小説並みに深い
477 :
巡査(広島県) :2007/11/10(土) 23:09:35 ID:+oJprNpe0
フィネガンズ・ウェイクの原著を読もうとしたが 半ページで挫折した
京極堂 銀河英雄伝説 六法全書
480 :
通訳(dion軍) :2007/11/10(土) 23:11:52 ID:aY69GITZ0
死霊 般若雄高
481 :
狩人(東京都) :2007/11/10(土) 23:13:20 ID:gmJClVYL0
482 :
あらし(東京都) :2007/11/10(土) 23:14:58 ID:vGxk52Vx0
高村薫の作品はどれも面白い。 黄金を抱いて飛べとか小説なのにスピード感があって好き。
483 :
社会保険庁職員(栃木県) :2007/11/10(土) 23:15:20 ID:CGQLhAth0
484 :
おたく(東京都) :2007/11/10(土) 23:15:30 ID:K862kzBY0
>>475 それ欲しいんだけど何処にも売ってない。
新潮文庫の小説も殆ど無くなっていってるんで困ってます。
485 :
留学生(東京都) :2007/11/10(土) 23:16:53 ID:ANZs8a240
小説スレなんて初めて立てたけどこんなに伸びるんかい
486 :
私立探偵(京都府) :2007/11/10(土) 23:17:07 ID:UJrpHvql0
>>315 五分後の世界おもしろいよな。描写が若干グロいから注意が必要だけど。
五分後の世界Uってやつはいまいちだった。
487 :
アナウンサー(東京都) :2007/11/10(土) 23:18:09 ID:7M3wPlkI0
488 :
魔法少女(東日本) :2007/11/10(土) 23:18:56 ID:wzDoHTT10
>>486 ついでにインザミソスープも読んどけ
グロさと時代性で読売文学賞をもぎ取った小説だから
専用スレだと飛ばしにくいねたも飛ばせる品
490 :
ジャーナリスト(東京都) :2007/11/10(土) 23:20:09 ID:4Yp0dLa10
安倍公房レトリック事典の存在思い出した そういえば買ってあった。 あれ面白いよな。勉強になる。
ミヒャエル・エンデの モモ 名前うろ覚えだけど
小説を読む精神的・時間的余裕がない
493 :
合コン大王(コネチカット州) :2007/11/10(土) 23:20:48 ID:Y9wYbq7vO
494 :
留学生(栃木県) :2007/11/10(土) 23:21:16 ID:cBzVvtV80
文学から権威をとると何も残らない。
495 :
私立探偵(京都府) :2007/11/10(土) 23:23:32 ID:UJrpHvql0
>>414 一緒だわ。紹介文とか見ておもしろそう!と思って買うんだけど、
2chのハナクソ食べながらでも目で読める文章ばかり見ていると小説の頭で考えながら読む文章には弱くなる気がする。
496 :
留学生(東京都) :2007/11/10(土) 23:23:48 ID:ANZs8a240
うちのおかんが浅田次郎が大好きで俺もたまに読むんだが ν速的にはどうなんだろう プリズンホテルとか結構好きなんだが
498 :
私立探偵(京都府) :2007/11/10(土) 23:26:14 ID:UJrpHvql0
>>434 俺は探偵推理小説って紹介されてたから初めのほうは乱歩っぽくておもしろいなー
って思ったけど前巻の後半、後巻でかなり難解になる。ただ俺がアホなだけかもしれんが。
大江のグロさはなんとなく説得力あるように思えるけど 村上龍のグロ描写なんかは誤魔化しにしか見えないんだよな
500 :
私立探偵(京都府) :2007/11/10(土) 23:29:58 ID:UJrpHvql0
>>488 村上龍は本人が政治、経済に興味があるから、小説の中の政治、経済の設定もおもしろいね。
メルマガはほとんど読まずに退会したけど・・・。
501 :
おたく(東京都) :2007/11/10(土) 23:32:21 ID:K862kzBY0
>>500 村上ドラゴンのはどう考えても只の厨設定だろ・・・
失笑しながら読むのが礼儀ってもんだ。
502 :
空軍(神奈川県) :2007/11/10(土) 23:32:45 ID:VewWL20S0
>>500 奴、一時期ヤバイ方向に向かってたけど、どうなったのかな?
なんか、変な霊媒師にCDに念を入れて送ってもらうと、集中力が続くとか何とか
それで1冊本も書いていた気がする。あれ読んだ瞬間、龍\(^o^)/オワタ、と思ったんだが
無事縁を切れたのかな?
503 :
私立探偵(京都府) :2007/11/10(土) 23:34:22 ID:UJrpHvql0
>>501 俺はあぁいう感じの設定はワクワクするから好きだけどな。
確かに失笑を禁じえない場合もあるが。
504 :
探検家(北海道) :2007/11/10(土) 23:35:08 ID:3PdWqFfk0
>>449 > まあSFだからな
そう思えばいいのか・・・最後のほう何度読んでも意味不明でイライラする
505 :
大学中退(埼玉県) :2007/11/10(土) 23:35:30 ID:beNoCEP20
五分後の世界に出でくる米軍まぬけすぎだろ
志茂田景樹の「戦国の長嶋巨人軍」 長嶋巨人が戦国時代にタイムスリップって発想自体がエキセントリック。 続編を予感させながらも沈黙すること十数年。 マジ不可解。
>>497 俺は仕事やめたら
本買えなくなったよw
508 :
山伏(大阪府) :2007/11/10(土) 23:37:42 ID:5ZKMuNnS0
ロリータ読んで爆笑してた 少女への思いの表現がいちいち長ったらしくてwww 「ここで分析してみようと思う」 なんでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
DS文学全集って青空文庫で全部読める奴だろ?
510 :
下着ドロ(dion軍) :2007/11/10(土) 23:39:14 ID:FgJgCj2i0
五分後の中にあった消防の書いたみたいな図を見た時に龍はもういいやと思った
511 :
書記(東京都) :2007/11/10(土) 23:39:48 ID:ETDB8HwL0
ナボコフの代表作が「ロリータ」になってるのがアレだよな
512 :
経営学科卒(関東地方) :2007/11/10(土) 23:40:27 ID:SqvHJnRo0
DS文学全集、しおりとか検索とか便利そうだとは思ったな。 あれで2,800円ならまぁアリなんじゃねぇの
514 :
さくにゃん(東京都) :2007/11/10(土) 23:41:02 ID:wRl6bt150
>>464 表現することとか意思を伝達することの難しさ、空しさ、が書かれててホント悲しくなるよ
大体タイトルからして秀逸
『とびだせ、母子家庭』 『黒ヒゲ独身寮』 『欲望ゴルフ ホール・イン・ワン』
『憎悪さん、こんにちわ!』 『血を吸う巨乳ロボット』
芥川賞ノミネートの『点滅……』とか三島賞の『あらゆる場所に花束が…』とか『名もなき孤児たちの墓』
とかもいいけど、上に挙げたようなタイトルつけられる作家なんてそう居ないだろ
内容もν速向きだしもっとおまえらに読んで欲しいわ
515 :
留学生(東日本) :2007/11/10(土) 23:42:10 ID:kyOg/sZH0 BE:206082645-2BP(6110)
2000年以前の村上龍作品 キクとアネモネ生きてればもう3、40歳ぐらいか
516 :
タリバン(愛知県) :2007/11/10(土) 23:43:12 ID:wG6y+hXB0
中原昌也と蓮實重彦が大学来て喋ってたけど 中原のほうは全く普通の人だった すごいいい人っぽかったよ 蓮實はデカかった
フィネガンズ・ウェイクでも読んでろ
518 :
おやじ(神奈川県) :2007/11/10(土) 23:43:57 ID:EPSVjDHV0
フィネガンズは一ページで挫折した
519 :
ジャーナリスト(アラバマ州) :2007/11/10(土) 23:44:25 ID:ydTG4veE0
イーガンのディアスポラ まじお勧め SFの極北
筒井康隆 「虚構船団」
>>515 ダチュラ
右豚右豚左豚
エクスタシー三部作とイビサも好きだわ。
522 :
小学生(アラバマ州) :2007/11/10(土) 23:45:06 ID:jmtXbQKa0
スレタイしか見てないけどハルキ厨死ねと言っておこう
523 :
さくにゃん(東京都) :2007/11/10(土) 23:45:50 ID:wRl6bt150
524 :
社民党工作員(コネチカット州) :2007/11/10(土) 23:46:04 ID:OTuQ6q9PO
「A/Bエクストリーム」 シャナの作者のデビュー作であり、本気モードな一品。 キャラ萌え等は一切ないが、深い。
ナボコフ読むなら日記だな ナボコフの文才が炸裂してるw 読んでると腹立がってくるほど文章が巧い
526 :
彼女居ない暦(dion軍) :2007/11/10(土) 23:47:55 ID:i2445e1Q0
そういえば昔の勤務先の近くに フィネガンズ・ウェイクってBARがあった。
>>514 ググってみたけど、面白そうだな。アマゾンのレビューで酷評されてた。
たぶん俺の好きなタイプの作家だ。
528 :
下着ドロ(dion軍) :2007/11/10(土) 23:50:58 ID:FgJgCj2i0
フィネガンは何ページ読めば良いもんなんだ? おれは1ページ目の半ばまでと最後のページしか読んでないが
529 :
タリバン(愛知県) :2007/11/10(土) 23:51:19 ID:wG6y+hXB0
保坂和志の小説は未だに何がなんだかわからない わりと面白いんだけどさ
坂口安吾は皮肉たっぷり とぼけた感じでドスの聞いたことを言っている。
531 :
留学生(東日本) :2007/11/10(土) 23:51:35 ID:kyOg/sZH0 BE:164865582-2BP(6110)
そういえば最近はまともな小説家出てきてるの? なんかぜんぜんそういう話聞かないんだけど
532 :
一反木綿(アラバマ州) :2007/11/10(土) 23:52:13 ID:be1jImK40
カミュ 「ペスト」
死霊かな 煙にまかれたような、夢を見てるような感覚になる 無限大に広げた風呂敷をたたまずに作者が逝ってしまったが
こんなキモい自己陶酔的な文章書く奴がまともと捕らえる作家か 難しいな >僕はまだ20代だけど自分は幸せな人生は歩めないだろうなとは思う
535 :
社会保険庁職員(栃木県) :2007/11/10(土) 23:54:33 ID:CGQLhAth0
何がどうで、どういう作品を書いてれば“まとも”となるのか・・・はて
536 :
機関投資家(京都府) :2007/11/10(土) 23:55:33 ID:I2zzLsmO0
梶井基次郎が凄いと思う長生きしてたらどうなってたんだろう
読書百偏すれば意自ずから通ず。って言葉がある。 難解な本でも百偏じゃなくても10回ぐらい繰り返して読んでみそ。 急激に理解が深まる場合が多いから。
538 :
留学生(東日本) :2007/11/10(土) 23:57:09 ID:kyOg/sZH0 BE:309123465-2BP(6110)
だってリアル鬼ごっことかそういう話しか聞かないんだもん
ピンチョン『V.』
540 :
通訳(ネブラスカ州) :2007/11/10(土) 23:59:56 ID:R7jPXk/3O
さっき恋空の小説版をちらっと読んでみたけど、これはひどすぎる
>>538 一度読んだほうがいい
多分痛いお前にはぴったりの小説
542 :
民主党工作員(愛知県) :2007/11/11(日) 00:00:23 ID:fOQxU4/80
SFにはこういう小説多かったけど デイヴィッド・リンゼイの「アルクトゥールスへの旅」のむちゃくちゃさは凄いと感じたな。
544 :
看護士(東京都) :2007/11/11(日) 00:03:15 ID:q1EVN5Tn0
ぼく東綺譚 なんか合わない
545 :
守備隊(東京都) :2007/11/11(日) 00:03:24 ID:lgFksftb0
>>527 酷評されてんのか…暴力とセックスについて書かれてるのが多いからかな
最近の小説って本当ストーリーとか表層にしか注目されないよな
バタイユとかをスイーツ(笑)たちに読ませてみたいわ
546 :
巫女(東日本) :2007/11/11(日) 00:05:01 ID:YcGccR6B0 BE:659462988-2BP(6110)
>>545 もしかして、阿部和重に雰囲気が似てたりする?
548 :
民主党工作員(愛知県) :2007/11/11(日) 00:07:58 ID:fOQxU4/80
阿部ちゃんはモーヲタだから違う
549 :
スレスト(コネチカット州) :2007/11/11(日) 00:08:13 ID:mnyAHlFIO
スレ立てたのむ タイトル:人間失格 本文:恥の多い生涯を送って来ました
550 :
看護士(東京都) :2007/11/11(日) 00:08:20 ID:q1EVN5Tn0
>>545 眼球譚真似して失明する馬鹿が出たりしてw
中原好きな人は椎名基樹「ぼろぼろのダチョウ」も読んで欲しい。不思議と似てなくも無いぞ。
552 :
タイムトラベラー(東京都) :2007/11/11(日) 00:10:25 ID:eJ2zJHEe0
>>525 そうっすよね
映画の影響もあって「ロリータ」が前面に出すぎて、ただの倒錯したオッサンみたいになってるのが気の毒
>>44 攻殻は偉大だったな
あんなのをビジョン化出来た士郎は天才だと思う
>>1 のリンクへ飛んで画像を見たら
アメコミみたいなんだな。これは駄目だ。
2007年ν速名スレ大賞 大賞 事実上のWiiスポーツ2「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大運動会」が凄すぎてGKスタミナハンディカム持参 敢闘賞 スマブラにデデデ大王参戦でGKはるかぜとともに 殊勲賞 早撃ちマック(18)遂に逮捕 19〜71歳女性にザーメンぶっかける 技能賞 女子がキレイで何がワルい!?男子に堂々宣戦布告!! 秋肌パールハーバーで冬に先制パンチだ!! 次点 宮里藍ちゃんの経血ゼリーをほかほかご飯にのせてズルッといただきたい スレ立て頼む
556 :
ロケットガール(アラバマ州) :2007/11/11(日) 00:15:20 ID:NWR+pyzf0
シモン=レイス 『ナポレオンの死』 プルースト 『失われた時を求めて』 ヘンリー=ダーガー 『非現実の王国で』
557 :
タイムトラベラー(東京都) :2007/11/11(日) 00:17:39 ID:eJ2zJHEe0
>>536 桜の樹の下には、とか天才的に変態過ぎるよな
558 :
マジシャン(東日本) :2007/11/11(日) 00:19:23 ID:E9pTzNym0
ラブ・クラフト全集かなぁ。 面白そうなことは書いてあるんだけど、翻訳する人の腕がアレだったのか いまいち入り込めなかった。 翻訳者が変わったらもう一回読み直したい。
559 :
社長(長屋) :2007/11/11(日) 00:19:28 ID:2qFEnT1o0
>>532 難しい内容か?
翻訳が悪かっただけじゃない
560 :
都会っ子(dion軍) :2007/11/11(日) 00:21:19 ID:47wtcW7J0
星新一w あと10分くらいでNHKでやる。何か知らんが。実況行ってくるノシ
>>558 そうかあ?あれは雰囲気あっていいと思うぞ
単に自分が合わないだけじゃん
>>552 日記じゃなくて自伝だったな
自分の人生についてこれほど美しく語れる男がいるのかと驚いたし、うらやましいと思ったよ
言葉を使う天才なんだな>ナボコフ
563 :
練習生(長屋) :2007/11/11(日) 00:27:35 ID:FQmi33620
まぁ、古今東西数え切れぬほどの名作珍作があるけれども 最終的に人類が滅亡するまで残っている小説は 「ロビンソン・クルーソー」だよ。
564 :
モーオタ(アラバマ州) :2007/11/11(日) 00:32:03 ID:+gjFKgjl0
谷崎潤一郎「文章読本」 布団の中で読んでるといつの間にか眠れる よって未だに読了してない 小説じゃないけどな
565 :
修験者(愛知県) :2007/11/11(日) 00:34:23 ID:+ekiALhq0
「フーコーの振り子」 単純に書かれている細かいネタが自分の知識に無さすぎなだけだが。
566 :
守備隊(東京都) :2007/11/11(日) 00:38:51 ID:lgFksftb0
>>547 馬小屋の乙女とかいう阿部の短編には似てるかな
他の作品には似てない
>>550 スカトロブームとかも来るかもなw
567 :
接客業(東日本) :2007/11/11(日) 00:42:02 ID:YCj6LRJM0
>>556 >ヘンリー=ダーガー 『非現実の王国で』
これを小説という括りでは扱えないだろ。大体全編を読む機会がないんだし。
難しい小説と言えば「新・アフリカの印象」だろう。
読む機会が失われているのが問題だがw
Les lettres du blanc sur les bandes du vieux billard.
「古びた撞球台のクッションに書かれた白墨の文字」という一行で始まり、
Les lettres du blanc sur les bandes du vieux pillard.
「年老いた盗賊についての白人の手紙」という一行で終わる。
見てわかるように、ふたつの文は billard と pillard の b と p が異なるだけで後はまったく同じである。
ルーセルはまず最初と最後のこの二行を書き、そのあいだを言葉の多義性と連想関係のみを頼りとして埋めてゆくという方法で創作した。
569 :
養蜂業(東京都) :2007/11/11(日) 00:42:12 ID:S2bffm0T0
570 :
大道芸人(埼玉県) :2007/11/11(日) 00:50:27 ID:eRA+enso0
よしこのスレにある本を片っ端から読んでみるか とりあえずこの前スレもたってたような気もするリアル鬼ごっこから読んでみよう
ルーセルの小説は読んでてもイメージが結像しない不思議な文章で、理解するのは困難だけど 実際小説を書いてみたことがあるヒトならルーセルが処女作を書いた時に体験したという 「栄光の感覚」はなんとなく理解できると思うw みんな一度は勘違いするしw
572 :
接客業(東日本) :2007/11/11(日) 00:54:09 ID:YCj6LRJM0
John owned a cat that killed a rat that ate cheese that was rotten. 「ジョンは腐っていたチーズを食べたネズミを殺したネコを飼っていた」という文では 元になる John owned a cat という文に、that killed a rat、that ate cheese、that was rotten という三つの関係節が順番に埋め込まれている。 この三つの関係節は順番に右へ右へと伸びていて、英語の標準的構造である右枝分かれ構造を なしているので、意味を理解するのがそれほどむずかしくはない。 ところが、 「ジョンが飼っているネコが殺したネズミが食べたチーズは腐っていた」 という日本語の文を英語に直訳しようとすると、 The cheese that the rat that the cat that John owned killed ate was rotten. となり、ほとんど理解できなくなってしまう。 これは元になる The cheese was rotten. 「チーズは腐っていた」という文の真ん中を断ち切るようにして that the rat ate「ネズミが食べた」, that the cat killed 「ネコが殺した」、that John owned 「ジョンが飼っていた」 という関係節が次々と埋め込まれているためである。 ロシアの民芸品のマトリョーシュカのように、中が空洞の人形を開けるとその中に人形があり それを開けるとまた人形がありと続くようなものだ。このような構造を「自己埋め込み」と呼ぶ。
573 :
看護士(大阪府) :2007/11/11(日) 00:54:45 ID:E0njdjJI0
人間革命
574 :
ニート(福岡県) :2007/11/11(日) 00:55:32 ID:sTc9Ph1k0
安部工房は「壁」しか読んだことないけど、名刺の話とかわかりやすかったような
575 :
元娘。(関東地方) :2007/11/11(日) 00:56:13 ID:/5uDAgdf0
それって小説ってより文法書じゃね? 最近岩波で出たイェスペルゼンの文法の論理みたいな・・・
576 :
留学生(長屋) :2007/11/11(日) 00:56:59 ID:QMNNdsds0
ドグラマグラ人気あんのな
577 :
民主党工作員(愛知県) :2007/11/11(日) 00:57:36 ID:fOQxU4/80
僕は、岡本綺堂ちゃん!
578 :
中学生(樺太) :2007/11/11(日) 00:58:12 ID:6xSc47AvO
専門的知識って点では真保裕一を押さざるを得ない 震源とか資料調査能力が半端ないよ
579 :
金田一(東京都) :2007/11/11(日) 00:58:44 ID:lzzu+pYR0
ラヴクラフト
580 :
練習生(長屋) :2007/11/11(日) 01:01:00 ID:FQmi33620
かつての文学板の名コテixionさんは自殺したんだよな。
581 :
接客業(東日本) :2007/11/11(日) 01:02:06 ID:YCj6LRJM0
>>571 安易にイメージに置換できないように狙ってる気がするけど。
582 :
都会っ子(dion軍) :2007/11/11(日) 01:03:40 ID:VR/1woI80
僕は、横光利一ちゃん!
583 :
パート(東日本) :2007/11/11(日) 01:04:16 ID:f6ubL5qZ0
騙されたと思ってカフカの城読んでみて! 騙されたと思って
584 :
女性音楽教諭(樺太) :2007/11/11(日) 01:04:22 ID:M2/T1FBK0
内容っていうか、ただ単に日本語が上手く使えてないせいで難解になってるものも結構あるよね
このスレで頻繁に出てくるのでつまんなかったもの ドグラマグラ→発想はいいんだけど、それをうまく文章にのせられなかった ラブクラフト→回りくどい言い回し。パラ読みでおk 夢野もラブクラフトも文章力がない。
586 :
民主党工作員(愛知県) :2007/11/11(日) 01:06:14 ID:fOQxU4/80
587 :
竹やり珍走団(長屋) :2007/11/11(日) 01:06:24 ID:RmyABRBq0
青空文庫見てみたけど、横書きなのね 読んでてちょっとつらいな 2chが縦書きだったら気持ち悪い でも一日だけ体験してみたい
588 :
美人秘書(神奈川県) :2007/11/11(日) 01:07:03 ID:CShqjQub0
>>572 英語と日本語の違いを理解してないだけ。
どちらも入子構造になっている名詞の説明を中からか、外からか説明しているだけの違い。
外から説明している日本語を、中から説明する英語で、そのまま表そうとするのが間違い。
589 :
都会っ子(dion軍) :2007/11/11(日) 01:07:58 ID:VR/1woI80
>>584 以前一度勉強のつもりでファウスト(雑誌の方な)を最初から最後まで通読した
何が何だかわからなかったwwwww
590 :
プロ固定(樺太) :2007/11/11(日) 01:09:37 ID:azh0zyOcO
>>585 きwwwwめwwwぇwwwwwwwwwwwwwwwwwww
591 :
おくさま(愛知県) :2007/11/11(日) 01:09:46 ID:JlDeYS5G0
ニュー速民が好きそうな、清純美少女が出てくる小説はどれ? なるべく日本ので。
>>572 Rotten was the cheese which the rat, whom the cat killed John owned, ate.
他色々できるやん。なお、関係詞は、先行詞というか非修飾語の
直後に置かなければいけないわけではない。ま、コピペに言っても
しょうがないだろうけど。
593 :
学生(高知県) :2007/11/11(日) 01:12:07 ID:GBZr4A5n0
ラブクラフトは世界観を楽しむラノベだろ レイブラッドベリ最高
>>591 川端康成「浅草紅団」 未完の小説だけど、栗山千明で映画化して欲しい
595 :
予備校講師(東京都) :2007/11/11(日) 01:13:03 ID:keJgUntg0
596 :
接客業(東日本) :2007/11/11(日) 01:13:33 ID:YCj6LRJM0
以後、ばら色で、奇怪な姿となったコン=デク=レンは、鼻面に金属製の円錐形容器をかぶせられて、 大きなダイヤモンドの中に再び沈みこめられた。 カントレルは、ごく少量のエリトリットすら与えられないまま、円錐の先でダントンの脳に軽く触れる方法を 辛抱強く猫に仕込んだ。 猫は、なにが求められているかをすぐにさとり、肢をいくらか動かせて、難なく水中に浮かび、やがて 細い糸で吊るされた首に、少しも振子運動を起こさせないほどそっと接触することができるようになった。 「ロクス・ソルス」 III 岡谷公二訳
>>587 青空文庫に対応したテキストビューア使うといいよ
smoopy、扉あたりが定番
俺はArisuViewer使ってる
ネズミはwhomじゃなくて、thatか。
599 :
入院中(dion軍) :2007/11/11(日) 01:17:19 ID:B4DAbXtV0
点と線
600 :
接客業(東日本) :2007/11/11(日) 01:17:34 ID:YCj6LRJM0
>>588 セルフ・エンベディングという手法を説明しようとしてるだけなんだけど。
例えが悪かったかな。「間違い」と言われてもビックリするけど。
601 :
元娘。(関東地方) :2007/11/11(日) 01:18:03 ID:/5uDAgdf0
>>596 Sunn O)))のCDについてくるセルドン・ハントの文章もこんな路線だったな
602 :
竹やり珍走団(長屋) :2007/11/11(日) 01:18:23 ID:RmyABRBq0
603 :
看護士(東京都) :2007/11/11(日) 01:19:56 ID:q1EVN5Tn0
僕は久生十蘭ちゃんと山田風太郎ちゃん!
604 :
ほっちゃん(埼玉県) :2007/11/11(日) 01:28:47 ID:TIb1TLNq0
文学とは母国語を吃ることであるby赤川次郎
605 :
女性音楽教諭(樺太) :2007/11/11(日) 01:31:21 ID:M2/T1FBK0
606 :
修験者(愛知県) :2007/11/11(日) 01:35:31 ID:+ekiALhq0
>>600 個人的には詳しくないので皆のやりとり追うだけなんだけど、
二つ目の例文は「が」が二回続く時点で読みにくいと言うか変な感じはした。
607 :
民主党工作員(愛知県) :2007/11/11(日) 01:37:13 ID:fOQxU4/80
チンコ・エンベディング
608 :
配管工(静岡県) :2007/11/11(日) 01:37:35 ID:M6FcbhKb0
ラノベ板の人気作品 狼と香辛料 デビュー作ながら大ブレイク、1月からアニメ 人類は衰退しました 人気シナリオライターの自信作、12月に2巻 黄昏色の詠使い ニュー速でもお馴染みの期待作 とある魔術の禁書目録 電撃文庫の隠れエース “文学少女”シリーズ ファミ通文庫の新星 バカとテストと召喚獣 ファミ通文庫の新星その2
609 :
接客業(東日本) :2007/11/11(日) 01:45:32 ID:YCj6LRJM0
>>606 「私は2ちゃんを見ている。ニュース速報だ。小説に関するスレを見ているが、すぐにdat逝きだろう。」
↓
「わたしはすぐにdat逝きになるだろう小説に関するスレがたっているニュース速報のある2ちゃんを見ている。」
時系列も埋め込んでみたが、これは「自己埋め込み」という「手法」です。
この文章から不自然な感じを受けるのは全く持って正常な感覚と思います。
610 :
ゲーデル(東京都) :2007/11/11(日) 01:46:16 ID:O6VYpZoG0
佐藤亜紀「ミノタウロス」がおもしろかったぞ。
611 :
美人秘書(神奈川県) :2007/11/11(日) 01:48:06 ID:CShqjQub0
>>600 エンベディングのつもりだったのw?全然理解できてないじゃんw
お前がやってる事は、単に英語を語順のまま並べて
日本語として意味が通らないって言ってるだけで、自己埋め込みでもなんでもない。
612 :
元娘。(関東地方) :2007/11/11(日) 01:48:30 ID:yMHMumL60
リアル鬼ごっこ
613 :
接客業(東日本) :2007/11/11(日) 01:49:51 ID:YCj6LRJM0
614 :
女性音楽教諭(樺太) :2007/11/11(日) 01:50:07 ID:M2/T1FBK0
>>610 なんか日本人が海外を舞台にして海外の人を登場人物にして、って違和感があるんだよなぁ。
皆川博子も同じ理由で食わず嫌い。
615 :
ブロガー(アラバマ州) :2007/11/11(日) 01:50:38 ID:9agI7dxb0
>>609 おもしろい。
どうして内容が難しいけど面白い小説があるのはなぜだぜ みたい。
>>614 まあー騙されたと思って読んでみ、結構引き込まれるよ。
617 :
民主党工作員(愛知県) :2007/11/11(日) 01:58:19 ID:fOQxU4/80
皆川博子は死の泉読んだけどダメだったわ 期待してたのに
618 :
パート(東日本) :2007/11/11(日) 02:04:29 ID:f6ubL5qZ0
難しいことばで思考するほうが複雑で豊かな発想が出来るでしょ? ラノベなんか手に馴染んだカッター一本で彫刻つくろうとするようなもんで もう発想から限定されてる。
ノーマン・メイラー『裸者と死者』 昨日死んだ(-∧-;) ナムナム
なんか面白いSFねえかなあ
621 :
接客業(東日本) :2007/11/11(日) 02:12:02 ID:YCj6LRJM0
>>619 亡くなったのか・・・
裸者と死者はいつか復刊してほしいな
>>609 ルーセルについては「アフリカの印象」を斜め読みしたくらいで
後フーコーやカルージュの評論を通してしか知らないんだけど、
エンベディングっていうのはは面白いね
例えば「私はテーブルの上にあるコップの水を飲んだ」という文の中に
水がそのコップの中へたどり着くまでの来歴すべてを埋め込めるよね
極端に延長すれば宇宙の始まりから、その水を構成する分子、原子が辿ってきた
歴史をすべて埋め込めるw
けどそれだとルーセルの小説の技法とはちょっと違う感じになるな
よくわからんw
623 :
軍事評論家(宮城県) :2007/11/11(日) 02:13:35 ID:geuV058v0
ラノベは続きものにするのが前提だから話作りやすいように無難なもんになるんだろうな
624 :
民主党工作員(愛知県) :2007/11/11(日) 02:14:23 ID:fOQxU4/80
エンベディングっていうSFがあるよね そういう話してたと思ったけど忘れた
625 :
新人(京都府) :2007/11/11(日) 02:16:48 ID:c3RV5I7c0
レ・ミゼラブル、罪と罰、赤と黒、ジェーン・エア、グレートギャツビー、嵐が丘 これ、俺の中の6大小説な。
626 :
修験者(愛知県) :2007/11/11(日) 02:16:52 ID:+ekiALhq0
>>618 面白い例えだなぁ。
なんというか、軟らかい木材、初めから軽くてくだけた内容だと
案外カッター一本でもそれなりに仕上がる。
ところが堅い木材だと、ヤワなカッターごときでは刃の方が負けてしまう。
なんて考えてみた。
627 :
看護士(東京都) :2007/11/11(日) 02:20:38 ID:q1EVN5Tn0
巌窟王は長いけど特に難しいわけじゃないな 面白いから好きだが
628 :
fushianasan(ネブラスカ州) :2007/11/11(日) 02:22:25 ID:w07/VRMuO
ドグラマグラのタイトルが素晴らしい、って言う作家もいるけど 何の意味があるんでしょうか。読んだのにわからない
629 :
接客業(東日本) :2007/11/11(日) 02:23:58 ID:YCj6LRJM0
>>622 に加えて
来歴、歴史だけじゃなくて可能な未来も埋め込めるなw
原理的にはコップの中の水は全宇宙と連結されてるわけだから、全宇宙を埋め込める
つまり一息で全宇宙を語れることになる
なんかアレフから世界が創造されるって言うユダヤ神秘主義みたいになってくるなw
631 :
ゲーデル(東京都) :2007/11/11(日) 02:25:33 ID:O6VYpZoG0
小説じゃないけどアンナ・ポリトコフスカヤ「ロシアンダイアリー」 ロシア人の名前がとても読み辛く途中で訳判らなくなって来た
632 :
殲10(東京都) :2007/11/11(日) 02:26:32 ID:HrR70whh0
「虚無への供物」 「ドグラ・マグラ」 「黒死館殺人事件」
633 :
おたく(dion軍) :2007/11/11(日) 02:26:53 ID:idQe9yML0
古典小説ってのはその時代には革新的で衝撃的だったのかも知れんけど、今読んで俺って知識人気分にひたってる頭わるい人は勘弁
634 :
栄養士(アラバマ州) :2007/11/11(日) 02:27:03 ID:whURjXPn0
すまん。ラノベってのががいまひとつ分からないんだが。 ジュブナイルよりちょっと上の年代向けって事でいいのか? それとも、登場人物とかストーリーに出版社の注文がついたりすんのか?
>>632 内容が難しいっていうより小説のオチとして反則っぽいという感じだが
637 :
元娘。(関東地方) :2007/11/11(日) 02:30:45 ID:/5uDAgdf0
印欧語族人種から見たら 日本人の名前は発狂ものだろうな
638 :
竹やり珍走団(東京都) :2007/11/11(日) 02:31:09 ID:tZ7c3jWW0
>>636 名前と愛称だかでグチャグチャになるんだよな。
639 :
看護士(東京都) :2007/11/11(日) 02:31:31 ID:q1EVN5Tn0
>>632 落し物ですよ
つ 匣の中の失楽
つ コズミック
>>633 古典がありがたがられるのは、大昔に書かれたのに今でも残ってるからだよ。
その時代に数限りなく書かれたものの中で残ってるって事はそれだけ普遍的なテーマで
奥が深く質が高いってこと。
古けりゃいいって訳じゃなく、質の高さに魅かれて読むんだし、多くの現代の作家が
そういった古典を読んで育ってきたわけだから、現代の作品のバックボーンを理解する上でも
読んでいて損はない。
>>629 多重括弧が人工知能言語のLISPにそっくりだなw
ゲーデル・エッシャー・バッハのヒトなら面白い評論を書くかもね
ルーセルのモノとしての言語への執着ってホフスタッターにもあるような気がするし
643 :
殲10(東京都) :2007/11/11(日) 02:37:54 ID:HrR70whh0
644 :
お世話係(千葉県) :2007/11/11(日) 02:40:30 ID:evqTPnwZ0
笠井潔 内容の割にやたら難しく見える
645 :
元娘。(関東地方) :2007/11/11(日) 02:40:45 ID:/5uDAgdf0
646 :
看護士(東京都) :2007/11/11(日) 02:41:54 ID:q1EVN5Tn0
>>643 わかった
妥協しようじゃないか
つ 哲学者の密室
647 :
中二(京都府) :2007/11/11(日) 02:43:10 ID:0UWURTXW0
あんまり難しくはないが、「存在の耐えられない軽さ」はとても深かった
648 :
将軍(北海道) :2007/11/11(日) 02:43:19 ID:qEMNzAKk0
箱男。スネークのダンボール好きの元ネタと聞いて読んでみたが難解だった。 けど面白くて最後まで読んでしまった。
649 :
外資系会社勤務(東京都) :2007/11/11(日) 03:12:32 ID:l4ittxo30
箱男は一度読破した後、読み返す時の方が面白いな 最初読んだ時は、よく分からないまま読み進めなきゃいかんし 安部公房全般そんな傾向があるけど
650 :
宇宙飛行士(コネチカット州) :2007/11/11(日) 03:13:47 ID:nCCgra4wO
大菩薩峠
651 :
空気(東京都) :2007/11/11(日) 03:30:41 ID:Eav4uPKN0
ニューロマンサー
652 :
元原発勤務(大阪府) :2007/11/11(日) 03:32:57 ID:Qo0cR1xe0
虚無への供物は意外と読みやすい文章
653 :
女性音楽教諭(コネチカット州) :2007/11/11(日) 03:35:05 ID:pEIRx0DKO
村上春樹っておまえらの嫌いなスイーツ(笑)作家じゃないの? 以外と名前挙げられてるな
654 :
歌手(神奈川県) :2007/11/11(日) 03:39:15 ID:5Jb0DZzk0
ああ、15秒で要約するコンテストか
655 :
自民党工作員(アラバマ州) :2007/11/11(日) 04:30:13 ID:hpVUmCa60
恋空が浅いとか言ってるやつは真性のアホ 深く読み解けば人間心理の深層を表した傑作だといえよう
656 :
神主(長屋) :2007/11/11(日) 04:40:38 ID:h80bnHPU0
せっかくだから、俺はチャカポコチャカポコを推すぜ!
657 :
運動員(東京都) :2007/11/11(日) 04:41:09 ID:7GAgN22v0
アンリ・ボスコの「骨董商」とかね。 すげー面白いんだけど読み進めるのに時間がかかる。
蝿の王読んだけどなにが面白いのかさっぱりだったぜ・・・ やっぱりFateは文学、クラナドは人生だな・・・
内容が難しいけど面白い小説って・・・・難しいなw
カラマーゾフの兄弟は思ってたより読みやすいけどなかなか進まんな
ネラーが選ぶマジで「やられた」と思ったミステリー小説 [2007/8/12暫定版] 【我孫子武丸】 「殺戮にいたる病」 【綾辻行人】 「十角館の殺人」 【泡坂妻夫】 「しあわせの書−迷探偵ヨギガンジーの心霊術」 【歌野晶午】 「葉桜の季節に君を想うということ」 【倉知淳】 「星降り山荘の殺人」 【小泉喜美子】 「弁護側の証人」 【島田荘司】 「占星術殺人事件」 【殊能将之】 「鏡の中は日曜日」 「ハサミ男」 【筒井康隆】 「ロートレック荘事件」 【中西智明】 「消失!」 【麻耶雄嵩】 「螢」 【三津田信三】 「首無の如き祟るもの」
ハサミ男はもうタイトルが卑怯
死霊
664 :
女(ネブラスカ州) :2007/11/11(日) 05:49:16 ID:s1e7z5iZO
エドガー・アラン・ポーは? 「アッシャー家の崩壊」とか好きなんだが。
665 :
文科相(アラバマ州) :2007/11/11(日) 06:03:18 ID:sRt3BDvJ0
Lévi-Strauss 悲しき熱帯 小説じゃないけど小説よりおもしろいぞ
これはホントですか? 466 名前: 海賊(dion軍)[sage] 投稿日:2007/11/10(土) 22:57:30 ID:XbDLgM580 「存在と時間」は「ネギま!」の 第17巻の巻末の用語解説にある「アイオーン」についての説明を読んで 「存在と時間」第八十二節、時間性、現存在、および世界時間の実存論的・存在論的連関と時間と精神の 関係についてのヘーゲルの見解との対照を読む、それら最初へ戻って読み始めると解りやすいと思うw
667 :
手話通訳士(愛知県) :2007/11/11(日) 06:14:44 ID:lvpiPB/e0
蟹工船
難解な小説はおもしろいと思って読むんじゃなくて、これを読破すれば俺は強くなれる!みたいな気持ちで読んでる
669 :
プロ固定(樺太) :2007/11/11(日) 06:18:08 ID:9+dIOnCdO
予告された殺人の記録は登場人物の名前が覚えられなくてさっぱり分からなかった
殺戮に至る病は確かにやられたって感じだったわ グロすぎるけど
そうそう。体験主義的に言って付け加えるなら、理解できるかできないかは問題じゃない。 脳が活性化して脈打つかのように感じるあの感覚を人は求めるんだと思う。
雪国は解説読んでびっくりした。 蝶々の描写が、男女の別れを暗示してるとか。そんなの自力で読解出来るやついるんだろうか
673 :
経営学科卒(アラバマ州) :2007/11/11(日) 06:23:00 ID:zzVCu9W20
夜の果てへの旅
674 :
無党派さん(東京都) :2007/11/11(日) 06:27:58 ID:9MORiVeh0
トーマス・マンのファウスト博士だな。
675 :
コピペ職人(樺太) :2007/11/11(日) 06:29:09 ID:OyV3eY/kO
>>672 一読じゃわからんよな。何回も読むと、あ〜成程ねとなる。
つーか彼の作品は喩え表現が多かったような記憶がある。
もう覚えちゃないが…
676 :
学生(東京都) :2007/11/11(日) 06:36:08 ID:VzHCzC5+0
そんなことより誰かウォッカ出走取り消しスレたてて
不思議の国のアリス
678 :
文科相(アラバマ州) :2007/11/11(日) 06:43:27 ID:sRt3BDvJ0
Bernard Malamud 修理屋 登場人物大杉 メモ必要
難しくないけど、面白かったのはS・シンのフェルマーの最終定理 さて、次はなに読むべか・・・
680 :
みどりのおばさん(樺太) :2007/11/11(日) 06:54:36 ID:BHpWhrs0O
つまらないとは思わないが、 村上春樹作品のどこに世評のような素晴らしさがあるのか分からない。 ある意味で難解。
681 :
請負労働者(京都府) :2007/11/11(日) 07:00:11 ID:Io481ADW0
七瀬三部作の最後のやつ「エディプスの恋人」 難しいというか超展開すぎて着いていけなかった 七瀬再びまでは面白かったのに
>>669 確かにややこしかったな
俺は最初の3文字を覚えて区別してたけど
683 :
魔法少女(北海道) :2007/11/11(日) 07:33:36 ID:j+/1rlKf0
安倍公房は難しいというより、理解できなくてもいいんだろ 何が起こっているかだけ文章読んで把握して、あのシュールな不思議世界をすげーすげーと楽しんでればOK 「難しい」て俺にとっては「何が楽しいのか分からない」てことだわ、楽しむために必要な着眼点が自分には備わっていないという 感情や事件に読み進む上でのひっかかりがないような文章は「難しい」 ガルシアマルケスやクンデラの小説はどこをどう楽しめばいいのかわからんので「難しい」
685 :
天涯孤独(東京都) :2007/11/11(日) 07:45:09 ID:MXYX0ex90
なんでマァヴだと叩かれないのはどうして?
686 :
山伏(コネチカット州) :2007/11/11(日) 07:47:05 ID:jz4rnu/aO
赤川次郎とか難解だよね
>>661 ミステリーあんま読まないオレには「十角館」は
お互いを有名ミステリー作家の名前で呼び合うって設定がキモくてのめり込めなかったなぁ。
現実にあんなサークルあったら普通にDQN扱いだろ。
688 :
事情通(北海道) :2007/11/11(日) 08:12:23 ID:pT8hxKub0
>>669 今はなき「海燕」に掲載されたんだよね。
良い雑誌だったのに。
>>390 ,391
ありがとうございます。
やはり読んでみます!
690 :
ブリーター(アラバマ州) :2007/11/11(日) 08:39:05 ID:XX+n7f9c0
暇だからなんか読みたい 難しくなくても構わないからお奨めたのむ 過去読んだ中でよかったのは ぶらんこ乗り、北方三国志、ヤバ市ヤバ町雀鬼伝
692 :
ブリーター(アラバマ州) :2007/11/11(日) 09:04:08 ID:XX+n7f9c0
693 :
野球選手(東京都) :2007/11/11(日) 09:06:59 ID:j1qlbFPA0
>>412 日本のお偉いさんは軽視されると靴の裏までなめに行くからな。しかたない。
>>679 おお あれはおもろかったな。数学科の俺でも知らんこといっぱいあったわ。
やまとなでしこの数学者の魚屋は楕円関数とモジュラーをやってるって設定だったね。
695 :
ジャーナリスト(青森県) :2007/11/11(日) 09:25:34 ID:SHIzZTlP0
安部公房「壁」
696 :
大道芸人(北海道) :2007/11/11(日) 09:54:12 ID:H14yy8+H0
安部かあ 難しいというか、よく分からないけど、勝手に読んで楽しんでるな 『壁』もおもしろかったし、『バベルの塔の狸』、『デンドロカカリヤ』、『水中都市』、 『R62号の発明』とか好きだな。
箱男とかマジでおもしろいぜ
>>690 アメリカン・デス・トリップなんかどう?
凉宮ハルヒの憂鬱は日本が世界に誇れる文学
ラノベってのは、ファストフードのようなもので、 「安さ」を自覚しながらもその手軽さを楽しむようなものなんだろ、よく知らんが よく漫画が引き合いに出されるしな 俺の中で、村上春樹がその位置づけだわ だから大真面目に村上はクソだとか最高だとか言われても困るんだな
701 :
ブリーター(アラバマ州) :2007/11/11(日) 10:13:39 ID:XX+n7f9c0
>>698 何故これを薦めてきたのかよく分からないけどいただきます
NHKにようこそって意外と深いよね
封神演義 難しくはないんだけど 登場人物が多すぎ
705 :
パート(石川県) :2007/11/11(日) 10:29:46 ID:iTm+/JSr0
谷崎潤一郎の春琴抄
706 :
動物愛護団体(栃木県) :2007/11/11(日) 10:33:24 ID:AoF8nQ6i0
クラッシュする
707 :
運動員(東日本) :2007/11/11(日) 10:34:47 ID:SI/imyAR0
百年の孤独 序盤は主語も時系列も前後に飛びまくってムチャクチャ大変だけど 中盤〜後半は文も簡単になって普通に読めるようになる。 そして内容は決定的におもしろいから、お前ら頑張れ。
プルーストいつか読もうと思ってるんだ・・・っ でも1冊目の途中でいつもくじける・・・
710 :
バンドメンバー募集中(アラバマ州) :2007/11/11(日) 10:43:35 ID:IGEmPrhu0
エレガントな宇宙 相対性理論やら量子論やらM理論やら超ひも理論やら
711 :
会社員(埼玉県) :2007/11/11(日) 10:51:35 ID:nHkJBmS40
アサッテの人 ポンパッカポンパ! へえ〜、だって。
712 :
共産党幹部(東京都) :2007/11/11(日) 11:02:45 ID:ISpe4g1E0
高橋和巳の「邪宗門」を読めと読書スレが立つたびにいってるだろうが。 推理小説なんかをすすめる奴は帰れ。 正直、推理小説はスイーツ脳が読むもん。 くだらないにもほどがある。 何がむかつくって、推理小説しか読んでない(読めない)くせに 「趣味は読書です」とか言って、語り始めるバカ。 「Fateは文学」と同レベル。
713 :
国際審判(ネブラスカ州) :2007/11/11(日) 11:11:49 ID:BuhY/z21O
今日読み終えたグールド魚類画帖は筋が追い難い小説だった。 最近は幻想小説を読んでる。 どれもまともなストーリー展開をしないので一気に読まないと道に迷う。
714 :
書記(東京都) :2007/11/11(日) 11:13:07 ID:6ow3X9VF0
中二が付けそうなスレタイ
白鯨
716 :
ダンサー(コネチカット州) :2007/11/11(日) 11:24:51 ID:DR/FhbucO
千夜一夜物語 難しいとは違うかもしれないけど、過去二回投げた。 面白いことは面白いんだけど戦争の話とか長すぎてだれる。
717 :
ひよこ(dion軍) :2007/11/11(日) 11:50:09 ID:Uwt498DT0
>>683 安倍公房については同意。
最近、忙しくて実用書しか読んでない。
難解な小説をゆっくり紐解く時間が欲しい。
718 :
無党派さん(長屋) :2007/11/11(日) 11:54:48 ID:j12gLoUt0
ミルトンの失楽園 これよんだ後にデビルマンやらエヴァやらバスタードなんかを読むと理解度が増すw
719 :
会社役員(愛知県) :2007/11/11(日) 11:56:17 ID:Qryc+xzh0
足立巻一の「やちまた」 もう絶版だが挫折率がとても高い本として昔ダヴィンチで紹介されてた でも、これを読むとものすごくすがすがしい気分になるという
720 :
経営学科卒(アラバマ州) :2007/11/11(日) 11:57:06 ID:zzVCu9W20
夜の果てへの旅はニュー速民にうってつけの文学だと 思うんだが
721 :
パート(樺太) :2007/11/11(日) 11:59:52 ID:FtFTlTT0O
やっぱ筒井だろ。「虚構船団」は難解の極地にあるが面白いかは人それぞれかな
722 :
アイドル(大阪府) :2007/11/11(日) 12:02:09 ID:iz9mGVmW0
福音書 浄土真宗門徒だけどおもしろかった
723 :
マジシャン(埼玉県) :2007/11/11(日) 12:07:03 ID:xfv4xdz50
こうしてν速小説スレを眺めていると ラノベ、エロゲが文学、ってのはネタなんだなー、と ν速民は明らかに教養主義者
724 :
プロスキーヤー(群馬県) :2007/11/11(日) 12:08:00 ID:TNHj3SMp0
カフカ読んで損した
725 :
タイムトラベラー(東京都) :2007/11/11(日) 12:28:05 ID:eJ2zJHEe0
>>720 人生のあらゆる問いに対して 〈ノン!〉を浴びせる、狂憤に満ちた物語だもんな
でも呪われた作家だの悪魔の書だのが謳い文句だけど、セリーヌって稀に見るヒューマニストだと思うんだよね
そんな意味でもν速民にピッタリ
726 :
事情通(北海道) :2007/11/11(日) 12:30:49 ID:pT8hxKub0
生田さんも亡くなってしまったね
>>724 「審判」「城」は読んだ?
面白いと思うけど。
ランボー『地獄の季節』 ロートレアモン伯爵『マルドロールの歌』 ボードレール『悪の華』 あたりはニュー速民のバイブルだよな
729 :
パート(樺太) :2007/11/11(日) 12:35:13 ID:FtFTlTT0O
フィリップ・K・ディックはSFだけど面白いのはあるね。 ブレードランナーはつまらないけど。
730 :
酪農研修生(樺太) :2007/11/11(日) 12:35:18 ID:SVNHjZgLO
ガルシアマルケスを安部公房がベタ褒めしてたんで族長の秋を読んでみたけど、難しくて挫折した。 段落の無い小説なんて初めて見たよ。
731 :
運動員(東日本) :2007/11/11(日) 12:41:03 ID:SI/imyAR0
阿部公房は過大評価されてる希ガス 結構誰でも思いつくような… 時代を考えれば妥当なのか?
732 :
留学生(樺太) :2007/11/11(日) 12:41:08 ID:9+dIOnCdO
■■■■■■■■ ■■■■■■■■ ■■ 老子■■■ ■■■■■■■■ ■■■■■■■■
青空文庫で読める面白い小説教えてください
734 :
西洋人形(群馬県) :2007/11/11(日) 12:46:11 ID:TL95srWu0
『失われた時を求めて』のどこが「難解」すぎる小説なんだ? 長いだけだろ。 真に難解な小説ってのは例えばブランショの「謎の男 トマ」とかソレルスの 「小説 ドラマ」、シモンの「歴史」などのことを指す。
735 :
オカマ(千葉県) :2007/11/11(日) 12:55:09 ID:T7hdqKwQ0
高村薫の マークスの山、リヴィエラを撃て、照柿、レディジョーカー このあたりを読んでみたら良い。 文章が無茶苦茶難しいよ。読解力をたかめるのにお勧め
ここに書いてあるの全部買えばいいんだな
737 :
殲10(東京都) :2007/11/11(日) 13:02:15 ID:HrR70whh0
「遠く離れると横浜の巨大な遊園地ができた」 「これに限られたことではない」 「三人は分かち合うように抱き合った」 「営々と逃げ続けた」 「二人は鬼たちに目をとらわれていた」 「いざ、着地してみるとそこは森の様な草むらに二人は降り立っていた」 「愛は一つも振り向かず」 「グラウンドをひた歩き」 「危機に感じた翼と愛は火事場の馬鹿力、ここで二人は足を早めた」 「もう一度首を右に左に素早く後ろへと回し、ぐるりと体を反転させた」 「一人の鬼が瞳の奥に飛び込んだ」 「九人の足跡がピタリと止まった」 「記憶を全く覚えていなかった」 「永遠と続く赤いじゅうたん」 「この話は人々の間とともに長く受け継がれていく」
738 :
相場師(神奈川県) :2007/11/11(日) 13:04:10 ID:Jw9C0FuG0
ディック、ギブスン、映画ならギリアム万歳
739 :
朝日新聞記者(コネチカット州) :2007/11/11(日) 13:17:55 ID:1fyRbH/+O
ダディフェイス
740 :
ひよこ(dion軍) :2007/11/11(日) 13:37:58 ID:Uwt498DT0
高村薫って難しい? 腐女子が男性作家の文体で書いてみましたーって感じでしょ。
741 :
僧侶(東京都) :2007/11/11(日) 13:51:28 ID:WUwIcr4d0
オクシタニアって冗長じゃないすかね
742 :
ネットカフェ難民(滋賀県) :2007/11/11(日) 14:26:55 ID:nzqacjqx0
あれ? 内容が簡単だけど面白い小説ってどんなのかな? それはあんまりないかな。 内容がやや難しいぐらいのが沢山あって、内容が簡単なのなんてないか。
743 :
受付(神奈川県) :2007/11/11(日) 14:30:16 ID:lNWpIOMo0
虚航船団
745 :
車内清掃員(宮城県) :2007/11/11(日) 15:34:41 ID:s2T+UaTz0
内容が簡単で面白い 咄嗟に浮かんだのは星新一のショートショートだった 何かちょっと恥ずかしい
747 :
賭けてゴルフやっちゃいました(福岡県) :2007/11/11(日) 15:53:57 ID:GEhGyLvM0
この間書店行ったら人間失格をすごい推してるみたいで、ちょっと立ち読みしてみたら 主人公がまんま俺でワロタ
>>747 主人公は女にもてたんだぞ、違ってるだろ
749 :
社民党工作員(大阪府) :2007/11/11(日) 16:10:26 ID:RKbOAn/G0
夏目漱石のこころを読んで、こいつは天才だと思った
750 :
社会保険事務所勤務(栃木県) :2007/11/11(日) 16:31:39 ID:qx1bSRun0
地下室の手記 自分から突っかかった友達に無視されてたり 売春婦とセックスした後に説教してるのが 2chコピペみたいでワロタ
751 :
林業(catv?) :2007/11/11(日) 16:32:56 ID:DVkajrDE0
ニューロマンサーだな。あまり理解できなかった
752 :
留学生(栃木県) :2007/11/11(日) 16:33:50 ID:1NIcqTQd0
オリエンタル急行→皆犯人
>>747 太宰主人公が自分にそっくりと思うのは中二のスタンダード。
ワロタとかいってんのアホ丸出し
754 :
fushianasan(ネブラスカ州) :2007/11/11(日) 16:42:26 ID:w07/VRMuO
それを含めてネタレスだろ常考
755 :
オカマ(千葉県) :2007/11/11(日) 16:45:29 ID:T7hdqKwQ0
内容が簡単なのはリアル鬼ごっこですね
とらドラ
757 :
通訳(コネチカット州) :2007/11/11(日) 16:50:43 ID:5GhYKI/bO
爆笑したのはライ麦くらいだな
758 :
アナウンサー(不明なsoftbank) :2007/11/11(日) 16:56:43 ID:ncgndc550
ライ麦は読んだあと、「で?」って感じだったんだけど、感性がダメなの?
759 :
天の声(兵庫県) :2007/11/11(日) 16:59:52 ID:bP6vIPk10
恋空 一行目から難しすぎて読むのあきらめた
>>735 リヴィエラは外せ。時間の無駄。
ってかそういう類の本だったら外国人作家の方が面白い。
安部公房が難しい人って何なの? 壁とか、どうせ意味なんかないんだからファンタジーとして読めば 最高に面白いのに。
762 :
外資系会社勤務(京都府) :2007/11/11(日) 17:07:32 ID:haxEcAzg0
ν即民なら貴志祐介は大好きだよな?
763 :
アイドル(宮城県) :2007/11/11(日) 17:08:32 ID:ZVGj7ImM0
764 :
こんぶ漁師(京都府) :2007/11/11(日) 17:16:44 ID:ObATCqc60
安部公房なら「萌えつきた地図」がよかった
765 :
代走(東京都) :2007/11/11(日) 17:44:42 ID:702BRyfT0
>>762 やっと新作が出ると思ったら
また延期になっててワラタ
766 :
魔法少女(北海道) :2007/11/11(日) 19:52:59 ID:j+/1rlKf0
おい誰か「予告された殺人の記録」のどこが面白いのか説明してくれよ 文章が上手いのは認めるが(世間的に「構成力が」「緻密な」といわれている部分な)、 それ以上の感慨のない、それこそ「だから何?」て小説じゃねえのコレ
767 :
週末都民(滋賀県) :2007/11/11(日) 19:54:30 ID:mDUlv27N0
筒井の家族八景みたいな小説ないですかね?
>>766 構成力と緻密なプロット、それこそが面白いんじゃないか
じゃあ「ボヴァリー婦人」なんかも楽しめないか?
「感慨」というのがどういった定義なのかを詳しく頼む
俺はあの幻想的な雰囲気こそ「感慨」だと思うんだがどうか
769 :
魔法少女(北海道) :2007/11/11(日) 20:59:39 ID:j+/1rlKf0
>>766 構成力と緻密なプロットと言うが、男が殺される舞台設定をしつこくかつドライに描いて何が残ったか
殺されたほうも殺したほうも人間的に興味が湧くような書き方をしていないし、ユーモアも教訓もない、悲しみもないし希望もない
幻想的というが、肉屋の兄弟がナイフ持って殺すか殺さないかチマチマ迷ってる情景が幻想的とは思えない
逆に聞くが、どこが幻想的に読めた?
俺には、殺人の瞬間を引き伸ばして最後に畳み掛けた執筆技術上の「効果」だけが残ったように感じたがどうかね
>>769 ルポルタージュとして外部に伝わることを意図して書かれたんだから、ドライに映るのは正解だと思う。
殺しの正当性は曖昧で、誰が被害者なのか、「悲しみ」の所在すら曖昧。
なのに構成ひとつでここまで読ませるストーリーを書くのはすごいじゃん。
ユーモアや教訓が「感慨」だとするなら、確かに琴線に触れないのかもね。
行間から匂ってくる「幻想」を口上で説明するのは難しいんだけど、その辺は各々の感性だし、
結局あなたが何も感じなかったというのならそれまでなのでは。
しかし多くの人(俺含む)がすげえ!と思ったからここまでの評価がなされているのも事実
ネットの書評なんかの方が多分遥かに参考になると思うわ、申し訳ない
参考までに好きな本を教えて。
>>770 ネットの書評もチェックしてるが、「幻想的」「構成力」「緻密」こればっかだぜ
街を挙げての結婚式や、川沿いにたくさんのお土産を用意して牧師だか神父だかを迎えるシーンやなんかの
異国の風俗を幻想的と読むか生活感と思うかは確かに人それぞれかも知れんね
書評で「構成力」が盛んに評価されているのを見ると、
多分、文章や執筆技巧そのものに興味があるヤツでないとこの手の小説は面白がれないのだろう
感情的な部分にひっかかりがない小説はわからん
好きな小説は太宰治の黄金風景とジッドの狭き門かな
>>771 専門板の方がアカデミズムに満ちた人が多いと思うからそっちで聞くのが早い
クンデラなんか割と感情についての描写ばっかなのに、あんま好きじゃないんだ?
俯瞰的な見方だとダメなんだろうか
まあ俺も感傷垂れ流しの小説が一番好みだけどね
逆に狭き門は感情的になりすぎて嵌らんかったわ
カトリックビッチうぜえみたいな
773 :
大道芸人(北海道) :2007/11/11(日) 22:08:24 ID:H14yy8+H0
内容のおもしろさじゃなくてつくりのおもしろさもあるんじゃね? ってか、小説読んで「感動」しないおれは表現のおもしろさしか見ないが。 まあ、人ぞれぞれか。
774 :
社会保険庁入力係[バイト](栃木県) :2007/11/11(日) 22:16:47 ID:fzmyp+t+0
単純な小説の作り方の面白さなら、泡坂妻夫の「しあわせの書−迷探偵ヨギガンジーの心霊術」だなw
775 :
予備校講師(東日本) :2007/11/11(日) 22:18:28 ID:AL2X1Ezz0
感動っていうとやっぱり映画とかの映像の方がピッタリくるねぇ
776 :
プロ棋士(樺太) :2007/11/11(日) 22:20:25 ID:uds50TjPO
ゼロの使い魔とか読んだ方がいいよ シエスタの汚いやり方とかわかりやすく書いてあるから
777 :
支援してください(dion軍) :2007/11/11(日) 22:24:11 ID:qnnRhptr0
ディアスポラ
778 :
付き人(アラバマ州) :2007/11/11(日) 22:25:17 ID:06Ryaq500
人間が努力して正しい方向へ歩み出す小説が好きなんだ 俺も頑張らなければという気持になる 心に残ってるのは罪と罰、復活、クォ・ヴァディスあたり 他にお薦めあったら教えてくれ(べつにキリスト教徒ではない)
フランク・ハーバートの「デューン」「ジャンプドア」とか、ヴァン・ヴォークトの「非A」とかかな。
780 :
犯人(アラバマ州) :2007/11/11(日) 22:56:51 ID:V4ozBG8o0
スレタイに沿ったタイトルはサルトルの『嘔吐』だろ
781 :
留学生(東京都) :2007/11/11(日) 23:02:57 ID:5B3sj4hj0
>>778 『死の家の記録』(ドストエフスキー)と
『さぶ』(山本周五郎)、お勧めします。
782 :
巡査(アラバマ州) :2007/11/11(日) 23:03:45 ID:hnjdzlGF0
普通に露伴とかその辺の話で盛り上がってるんだと思ったら・・・
783 :
タイムトラベラー(東京都) :2007/11/11(日) 23:08:57 ID:eJ2zJHEe0
ブルジョアによるブルジョア批判ってお前が言うなっていうぬるま湯だよな
784 :
酒類販売業(長屋) :2007/11/11(日) 23:14:27 ID:U868I9vI0
何度でもいうが 禅とオートバイ修理技術 これ。
785 :
留学生(東京都) :2007/11/11(日) 23:33:13 ID:5B3sj4hj0
このスレみてドグラ・マグラ読んでみた 脳みそとけた
787 :
土木施工”管理”技師(東京都) :2007/11/11(日) 23:37:03 ID:1bbcw6uJ0
いいねぇ。世界の文学を漫画がしていってほしい 是非カフカの「審判」を頼む
788 :
ソムリエ(東京都) :2007/11/11(日) 23:38:12 ID:/yS8AJ5o0
789 :
乳母(東京都) :2007/11/11(日) 23:40:10 ID:uTZFCaVZ0
低脳の俺にはレイモンド・チャンドラーと矢作俊彦もむつかしいよ
黒死館殺人事件は何度挑戦しても挫折してしまう。 ドグラマグラはまだマシだったな。
ドグラ・マグラはふたごの野ネズミドグラとマグラの話だな
ここまで白液書房なし
793 :
カラオケ店勤務(鹿児島県) :2007/11/12(月) 00:24:33 ID:1oufBzb80
ドグラマグラのためにあるようなスレだな
細雪
石川達三 青春の蹉跌 これは嫁
青い鳥文庫なら、夢のクレヨン王国だな。アニメと違って、めちゃくちゃおく深い
798 :
自宅警備員(埼玉県) :2007/11/12(月) 01:10:39 ID:fnC7u4ap0
裸のランチ ドグラマグラを読了できた変態におすすめするぜ
>>794 ちょっと長いだけで難しくもなんとも無いぞ
雪子を追ってればすんなり読める
800 :
名誉教授(東日本) :2007/11/12(月) 01:32:41 ID:sgfJtslK0
井上靖の晩年の作品は 洗練されつくし、磨き抜かれすぎて逆に読みづらいwwwwww
読んだけれど、字面を追っているだけだと自己嫌悪に駆られたのは数々あるなぁ。 『競売ナンバー49の叫び 』 トマス ピンチョン 『ブッデンブローグ家の人々』 トーマス・マン この辺はわからない。 あと、溶ける魚はまぁいいか…。 面白かったのは、佐藤亜紀、山尾悠子のもの。 あとショーペンハウエルも、「幸福について」とか小理屈こねてて面白かった。
802 :
また大阪か(東日本) :2007/11/12(月) 01:42:29 ID:F+sw9OVy0
岡井崇の「ノーフォールト」 今の日本の産科医療の現状と末路をリアルに書いた小説。 昭和大学の産婦人科の教授が書いただけあってクソ面白い
803 :
扇子(東京都) :2007/11/12(月) 01:46:46 ID:VRqwSve20
ドグラマグラが難しいってww 放浪の時のチャカポコが読みづらいだけで、あとは普通のミステリーだろ いや面白いとは思うが
804 :
名誉教授(東京都) :2007/11/12(月) 02:10:16 ID:1RigVRlW0
805 :
名無しさん@(神奈川県) :2007/11/12(月) 02:10:45 ID:DcCzC2lt0
806 :
fushianasan(東京都) :2007/11/12(月) 02:12:22 ID:gnOiWard0
マンのトニオ・クレーゲルって変態物語だよな ヴェニスに死すは言うまでもないが
807 :
留学生(樺太) :2007/11/12(月) 02:14:51 ID:mrKAQgcHO
文章の下手な翻訳家のは無理だな(´・ω・`)
808 :
留学生(東京都) :2007/11/12(月) 02:17:36 ID:67Gxtj/K0
fateは純文学
>>805 …ごめんなさい。
>>806 マンの私小説っぽいところがあるからかなぁ。
ヴェニスに死す、大好きだよ。
『ベニスに死す』は表紙だけ取っておいて捨てちゃったけど。
810 :
住所不定無職(群馬県) :2007/11/12(月) 02:39:53 ID:rv/+lFhI0
どういうことが書かれているのか? ということを追いかけているうちは 小説ってものを本当に楽しむことはできないと思うぞ。 実のところ小説は、どのように書かれているのか? ということこそが重要。 それでもやはり小説を「読む」ことなどはできないし、ましてや「理解」 などというものとは、はなから無縁のものといってもいいんじゃないかな。
811 :
学校教諭(北海道) :2007/11/12(月) 05:52:27 ID:Yu9etr1b0
>>810 本当に楽しむ、だなんて、小説を読む大正解の読み方がひとつしかないような口ぶりだな
書かれ方を楽しむのか、書かれている内容を自分に引き戻して理解した気になるのか
どちらを選ぶのかは読者の自由だろう
812 :
船長(アラバマ州) :2007/11/12(月) 05:54:38 ID:s//+8iDa0
ウィリアムギブスンのニューロマンサー。 発刊当時は時代の先を行き過ぎてて リア厨の俺にはかなり難しかった、けど燃えた。 今読んだらどうなんだろ。
『薔薇の名前』ウンベルト・エーコ 『路上の人』堀田善衛
「旅涯ての地」坂東 眞砂子
小野不由美「屍鬼」 面白いし、入りとしてはお勧め。
816 :
土木施工”管理”技師(奈良県) :2007/11/12(月) 06:30:42 ID:Mt5XuoI/0
少し前に読んだ幼年期の終わりは読んだ直後はこんなものかと がっかりしたけど思い返すとじわじわ良くなってきた 別に内容はさほど難しくないがな
817 :
画家のたまご(宮城県) :2007/11/12(月) 09:59:27 ID:HyVJnctW0
恋空(笑)
PLATONIC SEX
819 :
モデル(長屋) :2007/11/12(月) 16:38:41 ID:63lXXs8M0
トルーマン・カポーティ「冷血」 作者は「ティファニーで朝食を」の人だけど 全然雰囲気違う
820 :
黒板係り(東京都) :2007/11/12(月) 18:20:07 ID:Iw0UgJmu0
821 :
調理師見習い(東京都) :2007/11/12(月) 18:23:23 ID:CxqaX/CQ0
ヴァリスだっけなー? SFの。 何一つ理解できないと思った唯一の小説。
西瓜糖の世界はなかなか想像が出来なくて困った
824 :
留学生(チリ) :2007/11/12(月) 18:57:29 ID:JkSrjh/L0
恋空(笑) 恋空(笑) 恋空(笑) 恋空(笑) 恋空(笑)
825 :
タイムトラベラー(大阪府) :2007/11/12(月) 18:58:06 ID:M9H7Bf2v0
虚構船団
いつ見ても忍空って読んじゃう
827 :
住所不定無職(群馬県) :2007/11/12(月) 20:38:56 ID:rv/+lFhI0
>>811 >読者の自由
ふむ、これはある意味では正しい。
一冊の書物はうねり狂いながら常にその姿形を変えつづける言語の海のようなものだから
そこに「読んだ」と言えるような一つの到達点を設定することは不可能。
そこに言語がもちいられている以上、それを書いた作者さえも書物からは
すでに追放されているわけだからね。
828 :
社会保険庁職員(アラバマ州) :2007/11/12(月) 21:04:43 ID:hpX2wBnj0
はえーなおい。 イタロ・カルヴィーノはおもしろい。 「不在の騎士」が読みやすくてお薦め。
829 :
クリーニング店経営(樺太) :2007/11/12(月) 21:12:32 ID:ThYzud4B0
ピンチョン「重力の虹」 途中のスカトロ酷くて挫折した
アメリカの鱒釣りと悲しみよこんにちわ買ってきた
831 :
黒板係り(福岡県) :2007/11/12(月) 21:37:07 ID:1gACjNRI0
指輪物語は改行が窮屈で読みにくかったなぁ。 あれがあんなに面白い映画になるとは驚きだった。
コルタサルはν速住民には人気ないのか…
833 :
元祖広告荒らし(石川県) :2007/11/12(月) 22:17:24 ID:5CeV+8Tt0
スノウ・クラッシュっておもしろい?
834 :
修験者(東京都) :2007/11/12(月) 23:40:12 ID:mV5Nwyi60
あげるぜ
誰かdat落ちする前に上がった本のリスト作ってくれ
836 :
カメコ(アラバマ州) :2007/11/12(月) 23:50:36 ID:fsIQWRrf0
>>835 司悠司「超過激読書宣言」にほとんど載ってる。
837 :
経営学科卒(東京都) :2007/11/12(月) 23:52:49 ID:8RZHHHFT0
>>835 死ねよ携帯厨
池沼か?池沼なんだろカス。迷惑だから社会に出てくんな
839 :
サンダーソン(広島県) :2007/11/12(月) 23:59:23 ID:wPitcjnc0
悪徳の栄え面白い
840 :
天涯孤独(アラバマ州) :2007/11/13(火) 00:03:04 ID:fwsuO8NP0
>>838 そう。
91年の読書ガイドだけどいまだに重宝してる。
841 :
まなかな(アラバマ州) :2007/11/13(火) 00:46:01 ID:ZHP3uDcB0
>>1 を読んで、『攻殻機動隊』のおかげでようやく
『ニューロマンサー』が理解できたみたいなもんか
なんてこと書こうかと思ったら既出だった。
同じこと考えてた人がいて嬉しい。
842 :
グラドル(北海道) :2007/11/13(火) 03:07:31 ID:VhGUi9Za0
カルヴィーノなら『木登り男爵』も楽しく読めたな。
843 :
味噌らーめん屋(栃木県) :2007/11/13(火) 04:51:33 ID:NkEGyr0t0
エッセイ本を読んだ後にこの手の難しい文学を読むと、どうしようもない駄文の塊に見えて仕方が無い
844 :
刺客(樺太) :2007/11/13(火) 04:55:35 ID:sXUtOiiTO
ディーヴァの新刊もう出たのか
461 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/05(日) 18:17:44 ID:??? しかし本当に小学生中学生しかいないんだなこの板 高校入学してからでいいから騙されたと思ってやってみろよ ジャンプみたいな漫画とは少しレベルの違う面白さを見つけることが出来ると思うから 477 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/11/05(日) 18:42:57 ID:??? 俺も高校に入ってジャンプとかに失望してる時に出合って一気に嵌ったw 難しい単語が多いからある程度腰入れてやれよ 板違いなのはあれだ、やってもない奴に妄想でいちゃもんつけられてるにそれは違うと言ってるだけだ やっぱりFateは文学だな
846 :
元原発勤務(長屋) :2007/11/13(火) 05:05:15 ID:P5Ul0wHT0
本読むのは好きなんだが読んでる途中に色々なこと考えてしまって 内容が頭に入ってこなくなることがよくあって困る いい読み方でもないのか?
847 :
探検家(東京都) :2007/11/13(火) 05:07:03 ID:EeC5fzKN0
ドラゴンボールZの対峙シーンやにらみ合いを1ヶ月かけて表現するのを 文字だけでやったら難解な 文学になっちゃう?
指輪物語を1巻だけよんだことがあるが まさかあんな話だとは思わなかった。
阿部和重が日本文学の最高峰と称して神聖喜劇をあげてたから、 ちょっと読みたいと古本屋で探してるけど、全然ないな。
850 :
グラドル(北海道) :2007/11/13(火) 06:02:39 ID:VhGUi9Za0
神聖喜劇は文庫でもあったような気がする
851 :
fushianasan(大阪府) :2007/11/13(火) 07:55:44 ID:0dq/Ufu40
>>847 クリリン「あ・・・ああ・・・・・・・・・!」
悟飯「あ・・・ああ・・・・・・・・・!」
クリリン「あ・・・ああ・・・・・・・・・!」
悟飯「あ・・・ああ・・・・・・・・・!」
クリリン「あ・・・ああ・・・・・・・・・!」
悟飯「あ・・・ああ・・・・・・・・・!」
852 :
渡来人(長屋) :2007/11/13(火) 08:07:09 ID:uz1xgejM0
いやちゃんと読破しろよw
ちなみにトルストイの「戦争と平和」の登場人物は559人。 ただでさえ名前が長いのにロシア式の愛称や ひどいときにはフランス語風に呼び合ってるから 誰が何やってるのかわからんくなる。
856 :
モデル(愛知県) :2007/11/13(火) 14:37:33 ID:XXmZHSpw0
857 :
キャプテン(樺太) :2007/11/13(火) 14:42:55 ID:HKkAlzkUO
ちょっと小説書いてみようかな
858 :
刺客(樺太) :2007/11/13(火) 14:49:33 ID:Q9bk/SM7O
富野のガンダム小説
859 :
都会っ子(東京都) :2007/11/13(火) 14:49:50 ID:ZkWC5CK70
>>849 光文社文庫で出てるよ。これ装丁がいい。
あと漫画版もある。
860 :
花見客(鹿児島県) :2007/11/13(火) 14:51:06 ID:mvv1vCT70
死都日本・・・もうでた?
861 :
サンダーソン(アラバマ州) :2007/11/13(火) 14:56:59 ID:RQJlQKsh0
>>857 このスレ的には
メタフィクションやマジックリアリズムは当たり前だぞ。
862 :
食品会社勤務(神奈川県) :2007/11/13(火) 14:58:04 ID:LtoK+iSX0
5巻以内に収まるおすすめの小説(ラノベでも可)を教えてくれ
863 :
公明党工作員(樺太) :2007/11/13(火) 15:01:26 ID:E6kukP9BO
864 :
組立工(関東地方) :2007/11/13(火) 15:02:50 ID:RuePP76a0
紙葉の家は面白かったな
865 :
酒蔵(樺太) :2007/11/13(火) 15:06:07 ID:agakuorKO
>>860 アレは面白いかった
けど文庫化してないんだよね
>>742 芥川や菊池寛
は簡素な文章で短く面白い
>>742 むしゃのこうじ実篤の友情とか簡単でおもしろいよ。
短いしね