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21st Century Schizoid Man


男鹿の心中未遂：「刑事責任能力ある」　鑑定の精神科医証言−−公判　／秋田
11月8日12時0分配信 毎日新聞

　男鹿市の県道で３月、母親が運転する乗用車の助手席からハンドルを切り、
対向車に衝突させて母親を殺害したなどとして、殺人と傷害の罪に問われている
能代市二ツ井町荷上場町館、無職、石田友美被告（２９）の第２回公判が７日、
秋田地裁（藤井俊郎裁判長）であった。石田被告の簡易鑑定をした精神科医が
検察側証人として出廷し、「刑事責任能力に問題はない」と証言した。
　精神科医は、石田被告には（１）鎮痛剤のペンタジン中毒（２）境界性人格障害に近い人格障害――
がみられるが、ペンタジン中毒でもたらされたのは人格の変化で精神疾患ではないとし、
「責任能力を限定することにはならない」と述べた。
また、弁護側が「過去のカルテによると、境界性人格障害から一時的に精神病状態になったことがある」と主張している
のに対しては「（被告の）母親からの伝聞をまとめただけではないか」と、否定的な見方を示した。
　検察側冒頭陳述などによると、石田被告は０２年にかいよう性大腸炎の治療を受けた際、依存性が
ある鎮痛剤のペンタジンを処方されて以来中毒となり、退院後も腹痛のふりをして繰り返し医療機関に
処方を求めることがあったという。【岡田悟】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071108-00000073-mailo-l05
http://jp.youtube.com/watch?v=gpX71RZeev4