水揚げされた 珍種 の深海サメ 沖縄へ引越し

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1 運動員(関西地方)
宮城県石巻市の石巻魚市場で7月、水揚げされた珍種の深海サメ、メガマウスが、沖縄県本部町の沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館に引き取られることになり30日

冷凍保存されていた石巻市超低温冷蔵庫から発送された。東京までトラックで運び船積みされ、早ければ5日に同水族館に到着する。

 メガマウスはメスで、体長3.5メートル、体重450キロ。氷点下60度の冷蔵庫から出され、体が傷つかないよう慎重にフォークリフトで保冷コンテナに移した。

 作業に立ち会った同水族館の松本葉介技師は「メガマウスは謎の多いサメ。解剖して一つでも多くのことが分かればと期待している。展示方法も検討したい」と話した。

 メガマウスの捕獲は世界で40例、日本では12例しかなく、生態はほとんど解明されていない。特にメスの標本は少ないという。
 メガマウスは7月、茨城県沖でカツオ巻き網漁船の網に掛かった。非常に珍しいサメと分かり、石巻魚市場が有効な活用法を探っていた。


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