丸善は26日、顧客情報などを記録した磁気テープ媒体について、
データのバックアップ作業を委託していたNTTコミュニケーションズ(NTT Com)から
テープを紛失した可能性があるとの連絡を受けたことを公表した。紛失した可能性のある
顧客情報は約65万件で、そのうち約15万件にはクレジットカードデータが含まれるという。
丸善によれば、災害時の業務継続を目的として、NTT Comの大手町データセンターで
直近の取引データの一部を磁気テープにバックアップし、大阪に移送して一時保管する
という対応を実施していた。この作業プロセスにおいて、磁気テープ1本が紛失した
可能性が高いとの報告がNTT Comからあったとして、事態を公表した。
紛失した可能性のある情報は、個人情報64万9,574件で、
このうちクレジットカードデータを含むものが14万6,536件、
銀行口座データを含むものが3万906件。
紛失した可能性のある情報の中に、
店頭で購入した顧客の情報は含まれていないという。
丸善では10月24日に緊急対策本部を設置するとともに、磁気テープの捜索と
全磁気テープの内容確認、防犯ビデオを含む各セキュリティ記録の遡及調査など
を行なってきたが、現段階では発見に至っていない。丸善では、
当該業務の委託を中止するとともに、所轄警察署に紛失届けを提出。また、この件に
関する問い合わせ専用のフリーダイヤルを設置し、顧客からの対応にあたっている。
ttp://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/10/29/17326.html 依頼
http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1193507316/220